みんなが楽しく遊べるように・・・

PYP探究ユニット「ダイナミックワールド」をすすめている青組(年長)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
遊びの中で「さまざまな方法によって、コミュニティー内の問題は解決する」
ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。

日々色々な遊びが生まれ、発展させている青組(年長)さん。
遊びに来たお客様に、丁寧に遊び方を説明したり
小さな子には一緒に遊んであげたり
「景品が足りなくなっちゃった!」
「じゃぁ私があっちでつくってくる!」
と遊びがスムーズにすすむよう役割分担をしたり
「色水迷路」の壁が壊れてしまうと
力持ちのお友達を呼んできて一緒に直したり・・・
「みんなが楽しく遊べるように・・・」
協力し合いながら遊びを発展させています。

遊びの数が増えてくると
「(それぞれの遊びのコーナーに)係を決めた方がいいね!」
という意見がでてきて、係を決めることに。
すると、希望した係になれなかった子に
「今日は〇〇ちゃんがこの係やりなよ」と翌日すすめてあげる姿が見られたり
「係が1人になっちゃったら、周りのお友達が手伝ってくれてよかった!」
という声がきかれたりするようになりました。

「他のクラスにも遊びに行きたいよね」
「明日はお店を閉店して、みんなで遊びに行く?」
「でも、そうしたら、遊びに来てくれたお客さんが悲しい気持ちになっちゃうよ・・・」
「じゃあ時間を決めて順番に係をしよう」
と、遊びに来てくれる人を思いやる気持ちも生まれてきたようです。

「〇〇くんが、遊びに使うものが壊れた時にすぐに直してくれて嬉しかった!」
「してもらって嬉しかったことを自分もしてみたら、優しい気持ちになれた」
とお友達の良いところに気づく機会が増えたとともに
「自分はどうかな?」と考えるようにもなった様子の子どもたち。
遊びを深めながら、より良い人間関係を築いていってほしいと思っています。

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