生き物なりきり遊び
PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 最近では、生き物になりきって遊ぶ「なりきり遊び」が盛り上がっていて、幼稚園のあちらこちらに、かわいい生き物たちが登場。 「アゲハチョウは、蜜を吸うときに羽をとじる!」「カエルってこうやって跳ぶんだよね」 「アリはちょこちょこって歩く!」と、観察して分かった生き物の特徴を、自分たちの体で表現して遊んでいます。 「カタツムリになりたいから、ニョキって伸びる目をつくってつけたいな」 「チョウチョの羽が欲しいな」「この箱、クワガタの背中みたい!」など、 自分のなりたい生き物にどうしたら近づけるのかも考えているようです。 飼育している生き物の観察にも夢中です。 飼育ケースの中の生き物をじっくり見たり、図鑑で調べたり・・・ 後ろ足が生えてきたオタマジャクシを見て、 「図鑑で見たときも、後ろや前の足が生えて、しっぽが取れてカエルになる、ってあったと思う…」と、 調べたことと実際の姿を比べて生長の順序を確かめる姿もみられました。 「もっと虫のことを知りたい!!」と、高倍率の顕微鏡で観察も。 「チョウチョのはねの模様は小さな点々が集まってできてるんだね!」 「サナギの中にチョウチョが見える!」「やっぱり中にチョウチョがいるんだね」 「ダンゴムシのお母さんのおなかに小さい赤ちゃんが見える!」 と、ミクロの世界に目を輝かせていました。 子どもたちは、探究をすすめるなかで、いろいろなことも発見しているようです。