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生き物なりきり遊び

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 PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください)  8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 最近では、生き物になりきって遊ぶ「なりきり遊び」が盛り上がっていて、幼稚園のあちらこちらに、かわいい生き物たちが登場。 「アゲハチョウは、蜜を吸うときに羽をとじる!」「カエルってこうやって跳ぶんだよね」 「アリはちょこちょこって歩く!」と、観察して分かった生き物の特徴を、自分たちの体で表現して遊んでいます。 「カタツムリになりたいから、ニョキって伸びる目をつくってつけたいな」 「チョウチョの羽が欲しいな」「この箱、クワガタの背中みたい!」など、 自分のなりたい生き物にどうしたら近づけるのかも考えているようです。 飼育している生き物の観察にも夢中です。 飼育ケースの中の生き物をじっくり見たり、図鑑で調べたり・・・ 後ろ足が生えてきたオタマジャクシを見て、 「図鑑で見たときも、後ろや前の足が生えて、しっぽが取れてカエルになる、ってあったと思う…」と、 調べたことと実際の姿を比べて生長の順序を確かめる姿もみられました。 「もっと虫のことを知りたい!!」と、高倍率の顕微鏡で観察も。 「チョウチョのはねの模様は小さな点々が集まってできてるんだね!」 「サナギの中にチョウチョが見える!」「やっぱり中にチョウチョがいるんだね」 「ダンゴムシのお母さんのおなかに小さい赤ちゃんが見える!」 と、ミクロの世界に目を輝かせていました。 子どもたちは、探究をすすめるなかで、いろいろなことも発見しているようです。

避難訓練

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 今日は、「幼稚園の近くを流れる川が降雨で氾濫しそうになる」、という水害を想定した避難訓練を行いました。 水害を想定した避難訓練を行うのは初めての子どもたち。 「雨がたくさん降って川の水があふれそうなので、お帰りの支度をして安全な場所に避難をします」という放送を聞くと、いつもとは違う避難の仕方に少し戸惑っていたようでした。 それでも、「慌てなくても大丈夫だよ」という保育者の言葉を聞きながら、落ち着いて行動していた子どもたち。 本来であれば、支度ができたクラスから順番にバスに乗って避難場所である大学キャンパスへ行くのですが、今日は初めてということもあり、赤組(3歳児)~青組(5歳児)は園庭、もも組(満3歳児、2歳児)は保育室で話を聞きました。 「今日はどんな訓練だったかな?」という問いかけに、 「雨がたくさん降って川があふれそうだから逃げる!!」と子どもたち。 さらに、「川があふれそうになったら、高いところに逃げるかな?低いところに逃げるかな?」と問いかけると、「高いところ!!」という答えが返ってきて、 子どもたちなりに、放送を聞いてどう避難したらよいか考えている様子がうかがえ、嬉しく思いました。 話を聞き終わった後、園庭に集まった子どもたちは、名前を呼ばれたクラスから順番に保育室へ。 自分のクラスが呼ばれるまで静かに待って移動することができました。 今日は初めての「水害を想定した避難訓練」だったので、今日の反省を子どもたちと、そして教職員間でも話し合いながら、次の訓練につなげていきたいと思います。

アルテア子ども館で遊んだもも組さん

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 先週の金曜日、今日と、2週続けてアルテア子ども館へ行ったもも組(満3歳児・2歳児)さん。 お庭でたくさん遊んできました。 色水遊びでは、絵の具を溶いた水を一生懸命カップに注いだり、違う色の水を混ぜ合わせて色が変わると「わぁ!!」と声を上げて喜んだりしていた子どもたち。 網を使った魚すくいや、 砂場でのお山づくりにも夢中 車に乗って遊んでいた子どもたちは、「せーの!」のかけ声で一緒に坂道を下ることを何度も繰り返していて、とても楽しそうでした。 心地よい風に吹かれながら、好きな遊びを思い思いに見つけて、のびのびと遊ぶことができたようです。

音感教室

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 青組(5歳児)さんの音感教室に 元山梨学院短期大学保育科長の白川和治先生が来てくださいました。 まずは「力を抜いて歌うと良い声がでるよ」と教えていただき、両足を少し開いて立ち、肩の力を抜いてリラックス。 そして、青組(5歳児)になって歌い始めた「パンのマーチ(作詞:峰陽、作曲:小川寛興)」や、「へい!タンブリン(作詞: 吉岡治 、作曲:湯山昭)」をご指導いただきました。 曲調によって拍のとりかたが変わることを感じられるように、手や体でリズムをとったり、 歌詞の言葉をはっきり伝えらえるように、口をしっかり動かしたりすることを教えていただきました。 歌の合間には、「パンのマーチ」の歌詞の中に出てくるエジプトの話も先生がしてくださいました。 先生はエジプトに行かれたことがあるそうで、ピラミッドの高さやピラミッドの中の様子などを話してくださると、興味深そうに聴いていた子どもたち。 歌うことを楽しむだけでなく、歌詞の世界もイメージしながら、素敵な時間を過ごすことができたようです。

スイミング参観

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 今週、月曜日・火曜日・水曜日は 青組(5歳児)・黄組(4歳児)・赤組(3歳児)のスイミング参観でした。 青組(5歳児)さんは、「けのび」と「面かぶりキック」に挑戦中。 両腕を耳の後ろにつけ、腕・体・足をまっすぐに伸ばすことを意識しながらがんばっていました。 黄組(4歳児)さんは「ビート板とヘルパーに慣れること」をめざしながら けのびやバタ足に挑戦していました。 赤組(3歳児)さんは2回目のスイミング。 「水(プール)に慣れること」を目標に、水面でブクブクーと息を吐いたり水中でジャンプしたり・・・ プールから上がった後には、自分で着替えているところもおうちの方々に見ていただきました。 スイミングではどの学年も、楽しさを感じながら「できた!」という喜びも味わえるような活動を取り入れています。 子どもたちは、いつも以上にはりきっていて、おうちの方々に見ていただいてとても嬉しそうでした。 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策をとりながらの実施となりましたが、 保護者の皆様にはご理解ご協力いただき、ありがとうございました。

はさみに挑戦!「ジュース」づくり

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 朝から夢中になって遊んでいた赤組(3歳児)さん。 お部屋に大きな池をつくりカエルに変身してピョンピョン跳んだり 「ピーポーピーポー!病院に行きまーす」とお医者さんごっこをしたり 指に絵の具をつけてスタンプ遊びをしながらアジサイをつくったり・・・ 今日はハサミの「1回切り」に挑戦し、ジュースをつくりました。 細長い色画用紙をチョキンチョキンと切っていき、折り紙でつくったコップに入れたらできあがり。 「レモンジュースだよ!」「これはサイダー!」「イチゴ味のジュースできたよ」と嬉しそうに見せてくれ、「もっとやりたい!」という声も。 ハサミを渡すときは閉じている刃の方を持って渡す、ハサミの先をお友達に向けない、 などの約束事も守りながら、楽しく切り、いろいろなジュースをつくることができたようです。

オンラインで国際交流

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 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください)  6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」ということを、実感を伴って理解してほしいと思っています。 探究ユニットが始まってから、毎日のように、日本や世界のことについて調べ友達に紹介したり、世界のお金や日本のおもちゃ(こま、お手玉)を持ってきてくれたりしている子どもたち。(保護者の皆様には、ご協力いただきありがとうございます。) 先日は、アメリカ、フィンランド、ウズベキスタンの留学生とWeb会議ツール「Zoom」を使って交流。 交流に向けて、「(お兄さんやお姉さんの国の)国旗を振ったら喜ぶんじゃないかな」 「日本のことも教えてあげたいよね」「日本語が分からないかもしれないよ。(その国の言葉を)調べる?」 といろいろなことを考え、意見を出し合って準備してきました。 そして交流当日。画面にお兄さんお姉さんの姿が映ると、とても嬉しそうに国旗を振っていました。 アメリカには、有名な湖や紅葉がきれいな場所があること、 フィンランドはとても寒く、トナカイやオオカミがいること、 ウズベキスタンでは、チャーハンのように具を入れて炒めたご飯を広場で大きな鍋を使って大量につくり、みんなで分け合って食べること、などそれぞれの国のお話にみんな興味津々。 アメリカのお姉さんはアメリカから参加してくれていることを知ると、 外国にいる方とつながり交流できていることに興奮気味でした。 さらに「有名なスポーツは何ですか?」「国旗の意味を教えてください」と子どもたちからも質問し、 アメリカでは野球が有名なこと、フィンランドの国旗の青い線は空、白は雪をあらわしていることなども教えてもらい、「フィンランドは寒いって言ってたね」「だから雪なんだね!」と納得して嬉しそうな表情も。 交流を終えた後も「他にも昔から有名なものってあるのかな?」「有名な音楽は何かな?」 「有名なパンが知りたい!」「日本では草履や下駄が有名だけど、ほかの国では有名な靴はあるのかな?」と、知りたいことがたくさん生まれた様子。 子どもたちの探究活動はさらに広がりそうです。