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“ありがとう”“がんばって”“だいすき”が伝わるように・・・

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先日、青組(5歳児)さんを招待して、劇を観てもらった黄組(4歳児)さん。 青組(5歳児)さんから「歌がきれいだった」「オペレッタが上手にできると思う!」 「かっこいい青組になれる!」などたくさんの感想をもらい、とても嬉しそうにしていました。 そんな子どもたち。 先週から、もうすぐ卒園を迎える青組(5歳児)さんに“何かしてあげたい” と、 「ありがとう」「がんばって」「だいすき」の気持ちを伝えるために何ができるか・・・ 話し合いをしてきました。 「プレゼントは、気持ちが伝わるようにハートの形にしよう」と、プレゼントをつくったり、 「青組さんはかっこいいから、手裏剣を飾りにしよう」 「ありがとうの気持ちを伝えたいから、お花の形にして(メッセージを)描こう」など、 飾りやメッセージカードを準備したり、 招待状やプログラムの用意、歌の練習などもしてきました。 そして今日は、ありがとうの会当日。 会の進行も自分たちでして、みんなで楽しい時間を過ごすことができたようでした。 終わった後に、学年みんなで振り返ると 「楽しかった!」「青組さんがニコニコだった」 「(青組さんが)感動してた」「青組さんが嬉しそうで、自分も嬉しくなった」 と子どもたち。 誰かのために何かをすることは、相手を喜ばせるだけでなく、自分も嬉しくなることを実感できたようでした。 「一緒にもっと遊びたい」「長禅寺菜のことを教えてほしい」 「いっぱい助けてもらったから、今度は自分たちが助けてあげたい」など、 まだまだしたいことはたくさん。 「青組さんと一緒にいられるのも、あと〇〇日!」とカウントダウンする姿も。 青組(5歳児)さんと一緒にいられる残りの日々を、大切に過ごしてほしいと思います。 ・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「人との関わり」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちは誰なのか ◆中心的アイディア(Central Idea):幸せは人と人との関係に影響されている(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:人間関係が私たちに与える影響・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動

日本の昔のものにたくさん触れて

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日本の昔のものへの興味関心が続いている赤組(3歳児・満3歳児)さん。 先日、シルバーボランティアの皆さんから、昔の遊びを教えていただくと、 さっそくその経験を活かして遊び出す姿が。 あやとりをしたり、 竹とんぼを飛ばしたり・・・ 「この間、教えてくれたおじさんが、下の方を持って飛ばしてたから、やってみたら、よく飛んだよ!」 と、教えていただてコツをつかんだ子もいました。 フランスのお姉さんが来園した際には、自分たちが知っている日本の遊びや道具を、積極的に教える場面も。 お友達や保育者と一緒に、伝承遊びにも挑戦! 「かごめかごめ」や「あわぶくたった」など、歌やルールを覚え、誘いあって遊ぶ姿も見られます。 こうして、日本の昔のものの探究をすすめてきた赤組(3歳児・満3歳児)さん。 今日は、生田流 宮城会所属の窪田礼子先生と正宗さやか先生、 そして童謡歌手の若林秀和先生においでいただき、 日本の伝統的楽器である「お琴」の演奏と、演奏に合わせたお歌を聴かせていただきました。 まずは、お琴を見せていただき、どんな音色か聴かせていただくと、 子どもたちは、その音色に一瞬で惹き込まれていた様子。 先生から、お琴は400年も昔から伝わる楽器で、桐の木でできていること、象の牙でできた爪をはめて、 弦をはじいて音を鳴らすこと、その弦は13本あることなどを教えていただきました。 そして、一人ひとり、お琴に触れ、弦をはじかせていただくことに。 ピンと張った弦に触れると「音が出た!」「きれいな音がしたよ」「(弦は)硬かった」と嬉しそう。 最後は、青組(5歳児)さんもスカイホールに集まり、一緒にお琴の演奏とお歌を聴かせていただきました♪ 「ゆき」「豆まき」「赤鬼と青鬼のタンゴ」「ようちえんの歌」「うれしいひなまつり」を、子どもたちも一緒に合唱! そのあと特別に、青組(5歳児)さんと若林先生とで「ビリーブ」を大合唱! スカイホールは、素敵な音色と歌声に包まれました。 1月から日本の昔のものを、いろいろな方法で探究してきた赤組(3歳児・満3歳児)さん。 日本の昔話のなかに、今とは異なるものを見つけたり、 昔話の世界を再現してごっこ遊びをしたり、音楽リズムで表現したり・・・ 昔の生活で使われていた道具に実際に触れ、身につけたりもしてきました。 これらの経験をとおして、昔の人の気持ちに思いを馳せたり、...

青組PYP「将来の夢」~卒園発表会~

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探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。 これまで、どんな仕事をしたいのか、どうしてその仕事をしたいと思ったのか、一人ひとりの夢について、対話しながら文章をつくったり、大きくなってその仕事をしている姿を思い描いたりしながら、絵も丁寧に描いていきました。 発表の練習では、自分の夢をどう話したら、聞いている人に伝えることができるのか、気持ちを込めながら伝える工夫もしてきました。保育室だけでなく、サテライト、バスの中、廊下など、幼稚園のあらゆるところで、いろいろな先生方や友達に自分の夢を聞いてもらっている姿は、とてもいきいきとしていて・・・先生たちから、花丸をもらってとても嬉しそうな子どもたち。日に日に自信もついたようです。 そしていよいよ、今日は卒園発表会。初めに今回の探究ユニットを振り返ったあと、 一人ずつ「将来の夢」を堂々と発表していました。 一人ひとりの胸には、キラキラひかるペンダントが! 今回は、子どもたちと相談して、まぼろしの長禅寺菜の種をおそろいのお守りにしました。長禅寺菜守り隊として活動してきた証です。 子どもたちからの想いで、おうちの皆さまへもサプライズ! 長禅寺菜の種入りのボールペンです。卒園して離れても、長禅寺菜の種と共に…。 これからも笑顔の種を大切にしてほしい。そして、小学校へいっても、おうちの方からもらったすてきな名前を大切に、自信をもって歩んでいってほしい。そんな願いを込めて、合唱を披露。 素敵な歌声がメモリアルホールに響きました。 お友達と一緒にステージに立ち、自分の夢を発表した経験は、 子どもたちの自信と喜びにつながってくれることと思います。 応援してくださったおうちの皆様、ありがとうございました。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「将来の夢」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちは自分たちをどう組織しているのか ◆中心的アイディア(Central idea):それぞれが役割をもって生きている (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・それぞれの仕事がもっている役割 ・仕事と私たちの生活とのつながり、仕事と仕事とのつ...

伝わる!って嬉しいな

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先週の学年末参観で、おうちの方に自分たちの劇を披露できたことをとても喜んでいた黄組(4歳児)の子どもたち。 保護者の方からいただいた感想を、みんなで共有しました。 『スイミー』の作品を演じたクラスの保護者の方から・・・ 「みんなでつくりあげた スイミーのげき、とてもすてきでした」 「それぞれのやくに なりきっていたところが、すばらしかったです」 「とてもよかったです。なみだがでました」 『そらまめくんのベッド』の作品を劇にしたクラスの保護者の方から・・・ 「とてもおもいやりのつたわる やさしいげきで かんどうしました」 「かんどうして むねがいっぱいです」 「たくさんがんばったのが つたわりました」 感想が読まれるたびに、友達と顔を見合わせ笑顔になったり、自然と拍手をしたり・・・ 自分たちが頑張って取り組んだことを認めてもらい、とても嬉しそうでした。 赤組(3歳児・満3歳児)さんやもも組(満3歳児・2歳児)さんからも 「すごい上手だった」「みんなかっこよかった」など、進級前に嬉しい言葉が。 これまで、物語に込められたメッセージを「劇遊びをみてくれた人に伝わるように」と、 クラスみんなで表現方法の工夫を考え演じてきました。 おうちの方はもちろん、他クラスの友達や先生など、様々な人たちからの温かな言葉から、 メッセージが伝わったことを実感でき、 「新しいお客さんにも見せてあげたい」「卒園する前に、青組さんを招待しようよ」 と、表現する喜びも味わえたようです。 そんな黄組(4歳児)さん。昨日は青組(5歳児)さんの卒園発表会のリハーサルをみてきました。 「かっこよかった」「さすが青組さん」「すごいな~」などと子どもたち。 卒園まであとわずかとなった青組(5歳児)さんに、「何かしてあげたい」と、こっそり作戦会議。 そのなかで、「劇みたいに、心を一つにして、みんなで力を合わせたら、全部(みんなで出したアイデア全て)できるよ」という言葉も聞かれ、劇遊びの経験が日常生活のなかにもいきている様子がうかがえ、感動しました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「劇遊び」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイディア(Central Ide...

様々な表現方法を取り入れながら…

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自分たちで劇の題材に選んだ作品を、クラスのみんなで繰り返し読んできた黄組(4歳児)さん。 それぞれの場面を想像してみたり、登場人物の気持ちになってみたりして、 自分たちなりにお話の世界を深く広く感じていきました。 そして、劇遊びを通じて「伝えたいメッセージ」を伝えるには、何が必要かを考え・・・ 「言う言葉(台詞)!」「衣装!青組さんがオペレッタの時に着てたよ」 「音楽!」「歌をうたう!」「ダンスしたらもっと楽しい思う」 「絵本にこうやって描いてあるから、絵も描こう」など、 活発にアイディアが飛び交い、それを実現しようと、みんなで取り組んでいます。 「そらまめくんのベッドはふわふわだから、中に新聞紙を入れたらいいよ」と素材の特性をいかしたり、 「ペットボトルに水を入れたら本当の海みたいになるんじゃない?」 「このプチプチ(緩衝材)泡みたいでしょ」と 広い海をつくりたいと、様々な素材を持ち寄って試行錯誤したり・・・ 「ピーナツの殻はかたいからこういう感じはどう?」と、歌詞に合わせたダンスを考え 「一人だと長くないけど、みんなで繋がったら長く見えるよ」と、提案する姿も。 様々な表現方法を使った、楽しい劇ができそうです。 ソレイ先生に、自分たちがする劇の英語版の絵本を読んでもらうことも。 「言葉はわからなかったけど、絵を見たらわかった」 「先生が手を動かしたりしてくれたから伝わった」など、 伝えるための方法は言葉だけではないことを実感しているようでした。 いろいろな豆が登場する劇を演じるクラスでは、 家から本物のソラマメやサヤエンドウを持ってきて、みんなに紹介することも。 「(ソラマメの鞘は)本当にふわふわだ!しっかりしてる」「サヤエンドウは・・・」など、 実物に触れることで、絵本の世界への理解を深めていた様子。 このような経験を日々積み重ねながら創り上げていく劇がどうなっていくのか、 保護者の皆様にも楽しみにしていただければと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「劇遊び」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイディア(Central Idea):お話は人々を魅了しメッセージを伝える(PYPでは、探究の末子どもたち...