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黄組探究ユニット「身近な生き物」

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「見てー!」「いたいた」「なんだろう?」などの声が毎日のように聞かれる黄組(4歳児)さん。 友達と園庭のいろいろなところから、アリやダンゴムシ、ヤモリなどを発見したり、白や青、オレンジなのいろいろな種類のチョウが飛んでいることに気づいたり、自分たちで育てているプランターのお花や野菜についている小さな虫を見つけたり、花が咲いたことを喜んだり、楽しそうです。 捕まえた虫を飼育ケースに入れ、じっくり見たり、 名前がわからないと本棚から図鑑を持ってきては調べたり、興味津々の様子。 わからないことを自ら調べようとする姿に感心しました。            また、おうちで見つけた生き物を絵に描いて紹介してくれる姿も。            みんなで大学キャンパスに行くことも・・・ 緑が生い茂ってきたこと、ツツジやバラがたくさん咲いていること、 自分たちがプランターに植えた同じビオラの花がたくさん植えてあることに気づいたり 幼稚園とは違う環境の中での新たな発見もいっぱいだったよう。 そんな黄組(4歳児)さん。 今日はレインコートを着て雨のなか園庭を散策。 「アリがあんまり歩いていない」、「チョウチョもとんでないよ」、 「鳥は雨でもとんでるんだね」 など、発見があったようです。 これからも身近な生き物に触れるなかで、いろいろなことを感じ考えていってほしいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「身近な生き物」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):人々は、いろいろな生き物と住んでいる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・身の周りの生き物・生き物の成長・成長・生き物が好む環境

バスに乗ってお出かけ

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今日は、いいお天気。 赤組(3歳児・満3歳児)さんは、初めてみんなでバスに乗ってお出かけしました。 2台の幼稚園バスにみんなで乗り込んで、幼稚園を出発!! まずは、バスの中でのお約束を確認。 動いているときには立ち歩かないこと、前の手すりをつかむこと、 大きな声でお話ししないことなど、保育者の話にききいっていた子どもたち。 「こちら、1号車です。2号車のバス聞こえますか?」 「はい、2号車です。こちらのお友達も、みんなお約束を守ってバスに乗っていますよ」 バスの中にある「無線」をつかって、幼稚園やバス同士で話しをすると、「すごーい!」と驚いた様子の子どもたちでした。 また、バスの中には、大切なボタンが2つあることも確認しました。 もし、誰かに助けを求めるようなことがあったときや 困ったときに押すボタンであることを伝えると、真剣な表情で聞いていました。 そんなお話を聞いていたら、あっという間に目的地「みさかの湯」に到着! バスの中からも、きれいなバラの花が見え、「わ~!」と、嬉しそうな子どもたち。 クラスごと並んで、バラの咲いているお庭を散策しました。       バラのトンネルをくぐったり、バラの花のにおいをかいだり…。 「赤・ピンク・黄色もあるね!」「いいにおい!」と、 いろいろな色があることを発見したり、花に顔を近づけて匂いをかいだりして嬉しそうな子どもたちでした。 他のお客様に会うと、「こんにちは!」と、元気に挨拶をしながら、ぐるりとお庭を歩いて・・・ 最後は、クラスみんなで集合写真をパチリ。 「バス楽しかったね~」「バラのお花、いっぱい咲いていたね」「いいにおいだったよね~」帰りのバスの中では、みんなで、感想を伝えあいながら帰ってきました。 「またバスに乗りた~い!」 子どもたちは、幼稚園のバスも、大好きなものになったようです。 「みさかの湯」の皆様、ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「最初の一歩」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちは誰なのか ◆中心的アイディア(Central idea):新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい

赤組PYP探究ユニット「最初の一歩」

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 給食も始まり、園で過ごす時間も長くなった赤組(3歳児)さん。 時々、おうちが恋しくなることもあるようですが、 毎日、自分の好きな遊びをみつけ、思い思いに過ごしています。 遊んでいるときに給食のいい匂いがしてくると、クッキングハウスを覗き込む可愛らしい姿も…。 そんな赤組(3歳児)さん、幼稚園の中には、ほかにどんな場所やお部屋があるか、お友達や先生と一緒に探検に出かけることに・・・。まずは、探検に出かけるときのお約束を確認して・・・。 準備ができたら、「出発!進行―――!」 友達と一緒に電車をつくって廊下を進んでいくと… 黄組(4歳児)さんや青組(5歳児)さんのお部屋が。 そこで、お絵描きを見せてもらったり、歌を聴かせてもらったりすると、「うわぁ~、すご~い!」と興奮した様子の赤組さん。 「何組さんですか?」と尋ねられると「赤の〇組です!!」と元気いっぱい答えていました。 そして、もも組(満3歳児・2歳児)さんのお部屋の前を通って、グリーンデッキへ。 その先には、オープンスペース、スカイホール、ライブラリーがあり、 「ようちえんの歌」に出てくる「マネケンピス」や山梨学院幼稚園の強いお友達「ダンくん」にも会って、ご挨拶。 また、スカイホールでは、ステージにのぼったり、広い空間を走ったり。 ライブラリーでは、たくさんの絵本を見上げ、歓声をあげたり。 さらに、赤組側のグリーンデッキへ行くと…。 「(ガラスの奥に)何か見えるぅ~」と子どもたち。 「ここは、プールだよ!」と伝えると、「中に入りたーい」と、中を覗き込んでいました。 幼稚園には、たくさんのお友達や先生たちがいること、いろいろな場所やお部屋があることを を知った赤組(3歳児)さん。 これから、幼稚園で楽しいことがたくさんできそう~!!!とワクワクしているようでした。 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「最初の一歩」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちは誰なのか ◆中心的アイディア(Central idea):新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  ◆探究の流れ:・幼稚園ってどん

「青組を送る会」を終えて

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先週の「青組を送る会」は、 PYP探究ユニット「人との関わり」(このユニットについては こちら をご覧ください)の一環で、黄組(4歳児)さんが中心になって、すすめてきました。 「青組さんに何かしてあげたい!」 「“ありがとう”の気持ちを伝えたい」と計画や準備をしました。 招待状をつくり届けたり 前回の探究ユニット中に出会った絵本からヒントを得て スクラッチの技法に挑戦してつくった“ありがとうの花のキーホルダー”をプレゼントしたり みんなで協力して会場を飾ったり・・・ 「会が終わってからも青組さんを驚かせたい!」と、 びっくり箱に“ありがとうカーテン”を詰めて 「お部屋に飾ってください」と届けにも行きました。 無事に会を成功させた後は、学年みんなで振り返り。 「青組さんが喜んでくれてよかった」「がんばってよかった」 「自分たちも楽しかった」「みんなで力を合わせたからできたね」 「大成功だね!」 など、子どもたちは充実感に満ちていた様子。 誰かに何かをしてもらうことも嬉しいけれど、 誰かのために何かをすることも自分が嬉しくなることだということも、 実感できたようでした。 そして、より一層進級を意識している子どもたちと 「どんな青組になりたいか」を考えてみると・・・ 「かっこいい青組になりたい」 「小さいお友達に優しくできる青組さんになりたい」 「難しいなって思うことも、挑戦する青組さんになりたい」 「青組になったら、新しい友達をたくさんつくりたい」 など、それぞれが、自分の思い描く“青組さん”を語ってくれました。 それを絵にすることも。 いよいよ4月から青組(5歳児)さん。 子どもたちのこの思いを大切にしながら、今後も見守っていきたいと思います。 そんな子どもたち。今日は学年みんなでいろいろな遊びをして過ごしました。

わたしたちのまち

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 PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 7週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 昨日、不老園へ散歩に出かけた青組(5歳児)さん。 道中、訪れた大学キャンパスや酒折駅で、「この前、まち探検の時、来たよね」「楽しかったね!」 「またお散歩にも行きたいね」と、幼稚園の思い出話も盛り上がっていました。 先月の卒園発表会で、友達と一緒にステージに立ち、自分の夢を発表した後には、「どんな仕事やお店が、自分の将来の夢とつながっているのか」を考える機会を設けました。 「幼稚園の先生になったとき、ピアノを使うから楽器屋さんがないとね!」「文房具とか買えるお店がないと!」「100均とか!」 「サッカー選手になったら、からだも鍛えたいからジムもあったらいい」「運動したら、おなかがすくからご飯を食べられるお店があったらいいな」「レストランとか?」「ラーメン屋さんもあったらいいな」と想像を膨らませて・・・ 「みんなが助け合って暮らすまちってどんなまちかな?」とイメージしながら、住みたいまちの地図をつくりました。 「どうして仕事をするのか」ということもみんなで考えてみると、「お仕事をしないと、ご飯を食べたり洋服を着たりできないから」「安心して暮らせるように」「みんなが幸せになるために」といろいろな意見が出されました。「お仕事をすれば好きなことも楽しくできるから幸せになれる」「好きなお仕事で働くと元気になるから」「働くといろんな人につながって嬉しい気持ちになるから」との声も。 今回の探究活動をきっかけに、 世の中にはたくさんの仕事がありそれぞれ役割があること、 それらの仕事と自分たちの生活はつながっていること 仕事と仕事も互いにつながりあっていること などを子どもたちなりに感じてくれているようで嬉しく思います。 青組(5歳児)さんが将来、どのような仕事に就き、どんなふうに活躍していくのかとても楽しみです。