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10月, 2024の投稿を表示しています

素材の特性を考えて・・・

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身近な素材を使った遊びが保育室中に広がっている黄組(4歳児)さん。 いろいろな素材にふれるなかで、 「これは紙だよ」「こっちはプラスチック」などの声も聞かれるようになりました。 「『素材』にはどんなものがあるんだろう?」と探してみんなに紹介したり 遊びに必要なものをつくったりしていくうちに、 「プラスチックはすべすべする」「紙はやぶれやすい」と素材の特性に気づきはじめた子どもたち。 「どうしたらプラスチックってわかるのかな?」という声も。 ゼリーのカップをよく見てみると、底の部分にマークのようなものが… 「このマークがあると、プラスチックなのかも!!」。 紙のマークがあることも知り、ヨーグルトの容器はフタとカップでついているマークが違うことも発見。 素材にふれるときに新たな視点が加わりました。 「赤ちゃんのおうちにするには、大きな段ボールが必要!」 「切ったら形が変えられるから、これを芝生にしよう!」 「ゼリーのカップに(水性)ペンで色を塗ったら、手についちゃう・・・」 「紙は手につかないのにね、なんでかな?」など感じたことを 遊びの振り返りの時間に伝え合う姿もみられ 新たな気づきが日々増えていていることをうれしく思っています。 ・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・素材のもつ特性・素材の機能・素材の特性のいかし方

秋のものいっぱい!

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先日、おうちの方と一緒に金川の森へ親子園外探究活動に出かけてきた赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたち。 秋の森で見つけてきたものを、クラスみんなで見せ合いました。 これを使ってどんな遊びができるかな?と、みんなで考えていくと… 「ドングリは丸いから、転がして遊んだらおもしろそう!」 「ドングリのケーキにしたい!」 など、いろいろな意見が。 その後、いろいろな素材を使えるように置いておくと… ペットボトルや空き箱などの中にドングリを入れ、鳴らして遊んだり、 長い筒を見つけて、その筒の中にドングリを転がして遊び始めたり プラスチックカップなどの上にドングリをのせてケーキにしたりして遊ぶ姿も。 各クラスで、様々な遊びが生まれてきています。 そんな赤組(3歳児・満3歳児)さん、今日は大学キャンパスへ行き再び『秋探し』。 柿の実がオレンジ色になっていることに気づいたり、 金川の森にもあったカツラの葉を見つけて匂いをかいだり、葉っぱで遊んだりもしました。 見つけてきた秋の自然物を使って、まだまだ遊びが広がっていきそうです! クラスでは、「先生!秋を見つけてきたよ!」と、おうちからおみやげを持ってきてくれる子も。 『秋のものコーナー』に、たくさんの自然物が並び始めました。 これからも、どんな『秋』を見つけてくれるか、どんな発見をしていってくれるのか、楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

どんなふうにしようかな?

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身近にある素材を使いながら、毎日のように遊びに必要なものをつくっている黄組(4歳児)さん。 運動会で、赤ちゃんを表現したりフープを使ったりした経験が、遊びのなかにも取り入れられています。 赤ちゃんに柔らかいご飯(離乳食)を食べさせたいと、つくり方を動画で見て、 まずは新聞紙を丸めて周りには折り紙を巻き、野菜をつくるとことに。 すると、それをちぎって水の中に入れた子どもたち。 水の中ですりつぶすと、柔らかく、細かくなり・・・ ドロドロ状になってきて、「本当の離乳食みたいになった!」と、子どもたちは大喜び。 「紙は水に入れると溶けるね」「すごーい!!」「ぬれると柔らかくなるんだ!」と発見。 また、運動会でフープを使ったことがきっかけで、 以前から身の周りにある“輪”を探していた子どもたち。 「ドーナツをつくってみたい!」という声が聞かれ、「どんなふうにしようかな?」と、 みんなで考えていきました。 「ドーナツは柔らかくて、丸い形(輪)だから…」 「段ボールでつくったらどうかな?」「プチプチ(気泡緩衝材)もいいんじゃない?」など、 意見を出し合い、実際にその素材を触ってみることに・・・ 「新聞紙でつくるのはどう?輪をつくりやすいよ」「新聞紙は形が変えられていいね」 「段ボールより柔らかい」という意見が多く、新聞紙でつくることに決定!! 「チョコとイチゴ味とか…」「トッピングもしよう!」と、盛り上がっています。 子どもたちは、日々、遊びに必要なものをつくったり、そのなかで気づいたことを友達と伝えあったりすることを通して、それぞれの素材の特性に気づいているようです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・素材のもつ特性・素材の機能・素材の特性のいかし方

青組PYP探究ユニット「ダイナミックワールド」~みんながたのしいルールってどんなルール??~

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青組(5歳児)さんのPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」が始まっています。 10月中旬から11月中旬にかけて行う保育を、本園では「秋のダイナミックワールド」と呼び 自由遊びの時間だけでなく、クラス活動の時間を使いながら 普段より一層じっくりと、子どもたちと共に遊びを深めていっています。 毎日、様々な遊びを生み出している青組(5歳児)さん。 運動会のときにフランスを探究したことをきっかけに、フランスのいろいろな地方の料理に関心をもって、 ガレットやエスカルゴをつくり始めたり… 1学期からフィリピンのことを探究しているクラスでは、 遊びに来てくれた人たちにフィリピンのことを紹介するためのアイテムをつくったり… 「ベイブレード」のようにいろいろな素材をくるくる回して遊んでいるクラスでは、 お友達と一緒に楽しく遊べる遊び方を考えようと、試行錯誤しています。 今日は、遊びのなかで問題が起きた時にどうやって問題解決をしていったらいいのか、 実際にゲームをして、考えてみることに。 ゲームの後、NEK Eテレで放送された「アイラブみー」(制作:NHKエデュケーショナル)の 動画「みんながたのしいルールってどんなルール?」をみました。 (今年度も本園では、NHKエデュケーショナルの方と連携して、保育のなかでも「アイラブみー」を視聴して、自分の心や身体について考える時間を設けています。) そして、お話に登場する「みー」たちの問題を自分たちのことに置きかえて、感じたことを伝え合いました。 「(問題を解決するためには、)みーたちがしていた会議をしたらいい!」と「会議」をすることに。 みんなで会議をして決めたルールに変更して、再度ゲームにチャレンジ。 ルールを変えたら、みんなが楽しめるゲームに!大成功!! 「先生チームに勝てた!」「やったー!」と盛り上がり、 「違うルールも試してみたい」「またやりたい!」とリクエストもでていました。 これからも、問題が起きた時の解決方法や友達との関係の築き方について考える機会を大切にしながら 遊びを深めていってほしいと思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ  ◆

赤組親子園外探究活動~金川の森~

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今日は、赤組(3歳児・満3歳児)さんが楽しみにしていた「赤組親子園外探究活動」。 「山梨県森林公園 金川の森」へ行き、親子でオリエンテーリングをしてきました。 手づくりのバックをかけて、おうちの方と一緒に嬉しそうに森の中へ入っていった子どもたち。 まずは、親子でドングリや松ぼっくりなど、秋の森の中に落ちている木の実を見つけることに… 「丸いのあったよ!」 「こっちは大きいよ!」 先日、大学キャンパスで見つけたドングリよりも大きいドングリを見つけ、 嬉しそうな子どもたち。 いろいろな形、色のドングリを見つけ、大切そうにバックの中へ入れていました。 その先には、本日一緒に公園に来てくださった本短期大学の小林祐一先生が待っていてくださいました。 そこでは、親子で様々な形や色の葉っぱ探し!! 「目だけでなく、手や鼻を使って葉っぱを探してみてね」と 教えていただきました。 そのあとは、今、拾ってきたドングリや落ち葉を使っていろいろな顔を作って造形あそび。 散策を終えた後は、おうちの方とお友達と一緒にお弁当を食べたり、遊具で遊んだり、ダンスを踊ったり♪ 森の中で、親子や友達と思い思いに楽しい時間を過ごしていました♪ まだまだ、秋探しが始まったばかりの赤組さん。 今日の経験が、これからどのように子どもたちの刺激となって、この先の探究がすすんでいくのかとても楽しみです。 保護者の皆様、ご協力いただきありがとうございました。 *文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

秋の木の実や葉っぱ、おもしろい!

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「先生、葉っぱ見つけたよ!」 「みてみて!葉っぱのごはん!」 今月に入り、赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたちは、 園庭にある落ち葉や木の実を見つけてきて嬉しそうに見せてくれたり、 砂遊びの中に取り入れて遊んだりしています。 昨日、各保育室では、担任が動物パネルを使って「迷子はだあれ?」という素話をしました。 動物さんたちが遊んでいると、「エーンエーン!」と泣き声が… 行ってみると、泣いている茶色いお顔のお友達が 自分の名前も、おうちも分からないと泣いています。 子どもたちに、「みんな、このお友達の名前はわかる?」「この子のおうちはどこか知ってる?」と尋ねると、 「ドングリ!」「木の上がおうちだと思う!」「幼稚園のお庭!」「森がおうちだよ!」など、 知っていることを次々にこたえてくれました。 ドングリは、どんな場所にいるんだろう…? 今日は、昨日の素話を思い出しながら、みんなで園外にお散歩へ出かけました。 大学キャンパスまで歩いて行く道のりでは マロニエの木の大きな葉っぱやイチョウの葉っぱを発見。 そして、大学キャンパス内にある小さな森にやってきました。 「あっ、ドングリ!!」 木の下に、いっぱいドングリが落ちていることを見つけ、みんなで拾うことに。 「緑色のドングリあった!」「小さい赤ちゃんドングリ!」 見つけたドングリを先生に見せたり、友達と見せ合ったり。 木の上についているドングリも発見しました。 来週は、おうちの方と一緒に親子で森の中の探検へ出かける子どもたち。 これから、この時季ならではの経験、体験をたくさん楽しんでいきたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活