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PYP探究ユニット「いろいろな国」~遊びが広がってきました~

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国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」が始まっている青組(5歳児)さん(このユニットについては こちら をご覧ください)。 6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」 ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています 日本のことに触れながら、世界のいろいろな国に興味を広げてきた青組さん(5歳児)。 いろいろな国にちなんだ楽器や玩具、服や靴、モニュメントなどを紹介し合っています。 どこの国の国旗かクイズを出し合ったり、カードゲームをしたり、 いろいろな国の遊び(イギリス・ジェンガ)を一緒にしたりと、遊びが広がってきました。 iCLA国際リベラルアーツ学部の留学生とうたった「If You're Happy and You Know It」の歌をうたったり、 スペインの手あそび「チョコラテ」で盛り上がったり。 世界の食べ物への興味から、スパイス(インド・カレー)を紹介してくれる子もいます。 これからまた、どんな遊びが繰り広げられていくか楽しみです。

雨の日のお散歩

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 PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 朝登園すると、飼育していたサナギが羽化してアゲハチョウになっていて驚いていた子どもたち。 「チョウチョになったからお花を入れてあげなきゃ!」とお花を持ってきてあげる子もいて、 生き物の成長に合わせて環境を変化させようとする姿がみられました。 そして、今日は雨が降ったり止んだりしていたので 「雨のときの身近な生き物の様子を探究しよう!」と レインコートを着て大学のアジサイ庭園へお散歩。 途中のブドウ畑では、以前より大きくなったブドウの実に気づき、 その実が白い傘をかぶっている様子に、「レインコートみたい」「雨に濡れないようにしてるのかな・・・」と子どもたち。 雨に濡れた葉を見つけると優しく触ってみて、 水たまりに雨粒が落ちてできる波紋には「水玉もようだ!」「花火みたい!」と嬉しそうに話しながらすすんでいきました。 アジサイ庭園に着くと、ピンク、紫、白・・・と色とりどりのアジサイが! 先月来た時よりも花がたくさん咲いていることに気づいたり、 鼻を近づけ「キュウリみたいな匂いがする」と香りを感じたりしていました。 地面には、ダンゴムシやワラジムシやアリなどいろいろな生き物が・・・ 「(ワラジムシは)さわっても丸まらない!」「雨でもアリは歩いてるんだね」と興味津々でした。 木の幹や岩に、濡れている部分と乾いている部分があることを見つけた子どもたちは 上を見上げて「木が(雨から)守ってくれてるんだね!」と気づいた様子。 ほかにも、クモの巣にキラキラ光る雨粒、岩についているコケ、唐辛子みたいな形の実など、 たくさんの発見をしていました。 雨の中を歩くことがとても新鮮だったようで、レインコートに雨粒が当たる音にも喜んでいた子どもたち。 しばらくは、梅雨の時季ならではの散策を楽しみたいと思います。

コミュニケーションゲーム

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 PYP探究ユニット「最初の一歩」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 10週間かけて探究していくなかで 「新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる」 ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 この探究ユニットの中では、「コミュニケーションができる人」「バランスのとれた人」「心を開く人」 という「IB学習者像(Learner Profile)」(IBプログラムを通じて「こういう人になろう!」と掲げられたもの) が特に大切にされています。 今日は、子どもたちに「コミュニケーション」という言葉をより身近に感じてもらえるように、ゲームをしました。 まずは、参観日の日におうちの人と踊った「ひっつきもっつき」ダンスをしながら、 お友達とおててとおててをぺったんこ。「こんにちは」とご挨拶。 ご挨拶をしたら、今度は、お歌にのせながら、手をマイクのように差し出してインタビュー。 ♪「あ~なたのお名前は~ あ~なたのお名前は~」 インタビューを受けた子は、少し照れた様子で、自分の名前を答えていました。 恥ずかしそうにしている友達がいると、「知ってるよ!〇〇君でしょ」と、 インタビューをした子が名前を当てて答え、一緒に笑いあう姿も見られました。 次は、「好きな食べ物」を聞いてみることに・・・ ♪「す~きな食べ物は何? す~きな食べ物は何?」 「リンゴ」「イチゴ」「はくさい」などと、答えると「同じ!私も好き!」 「はくさい食べれるのすごいね!」と、盛り上がっていました。 そして、今度は、昨日からクラスに入っている実習の先生にもインタビュー。 「お名前は?」「好きな遊びは何ですか?」と、嬉しそうに質問していました。 「自分から話しかけると、友達のことをもっと知ることができるんだ!」 「マイクでインタビューごっこたのしい!」と 友達や実習の先生とのやりとりが楽しかった様子の子どもたち。 次は、「仲間集めゲーム」に挑戦! ルールは、「同じチームのお友達」「朝、パンを食べたお友達」など、 保育者の呼びかけで、仲間を集めてお友達と手をつないで集まるというゲームです。 「ねぇ、同じバナナチームだよね!」と自分から話しかけたり、 「こっちこっち、ここ入っていいよ」とお友達を 輪の中に入れてあげたり...

最近の様子

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 幼稚園の生活にも少しずつ慣れてきたもも組(満3歳児・2歳児)さん。 「自分で!自分で!」と、なんでも自分でしたがります。 靴の脱ぎ履きや帽子をかぶること、給食の準備や片づけなど、 ぎこちない手つきでがんばる姿がとても微笑ましいです。 時間はかかりますが上手に帽子をかぶれるようになってきました。 少し前まで「できない!」とみんなでコールしていたことが懐かしい。 一生懸命靴を履こうとするこの真剣な表情も可愛らしいです。 自分のマークも覚えて、ロッカーや下駄箱を見つけられるようになってきました。 手洗いは、みんな大好きです。給食の前には、しっかり石鹸をつけて洗っています。 給食の準備や片づけも、少しずつ自分たちでできるようになってきました。 机に布巾を敷いて、手をお膝にして配膳を待ちます。 みんなで一緒にご挨拶をしていただきます。 遊びの場所もどんどん広がって、最近では、黄組さんの「生き物探究」に興味深々な様子。 各クラスで飼育しているいろいろな生き物を見せてもらったり、触り方を教えてもらったり、 ツバメの観察コーナーで遊んだりもしています。 そろそろ梅雨のはじまり。 季節ならではの生活や遊びを楽しみながら、元気に過ごしていきたいと思います。

愛宕山の探究活動を終えて

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PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 先日、愛宕山に行き、おうちの方と一緒に探究をした子どもたち。 その翌日登園してくると、「愛宕山にあったドクダミが家にもあったよ」と見せてくれたり 散策のなかで出合ったものを図鑑で調べたり、愛宕山の自然の絵を描いたり、 楽しかったことを友達と伝え合ったりする姿がみられました。 「愛宕山にはどんな色があった?」と問いかけると、 緑、茶色、黄色、黒、赤、オレンジ、灰色など、いろいろな色が・・・ その色を使って、愛宕山の「森」を、思い思いに描いていきました。 クラス活動では、みんなで見てきた愛宕山の自然や出合った生き物、発見したことなどを、 写真や動画を使って振り返り・・・ そのなかでそれぞれが心に残ったものを描き、それがどんなところにいたのか考えながら、 みんなで描いた愛宕山に貼っていきました。 幼稚園では出合えない生き物に出合ったことを振り返るなかでは、 「愛宕山(の自然)が好きだから、そこに住んでるんだと思う。 だから幼稚園にはいないんじゃない。幼稚園にいるのは幼稚園が好きなんだよ」という言葉も聞かれ、 それぞれの生き物が住んでいる場所に意味があることを 気づくきっかけとなったようでした。 先日は、あるお友達が、ビオラ、マリーゴールドなどの苗をたくさん持ってきてくれて、 今日は、その苗を一人一つ植えました。 「大きくな~れ」と声をかけたり、 「お花が咲いたら、ちょうちょさんが来てくれるかな?」と話したりしていた子どもたち。 その思いが伝わり、きれいな花を咲かせてくれるのが楽しみです。