赤組PYPユニット「伝えよう(運動会)」スタート!

 昨日から、PYPユニット「伝えよう(運動会)」をスタートさせた赤組(3歳児・満3歳児)さん。


「10月に運動会があるんだよ。みんなは、運動会って知ってる?」と尋ねると、
「よーいどん!ってする!」
「みんなでYGK(ウォームアップ)をする!」
など、次々と声があがっていました。

「運動会では、“伝えよう”ということに、チャレンジしようと思うんだけど、“伝える”って何だろうね。
今日は、みんなでいろいろな“伝えようゲーム” をして遊んでみたいと思います!
では、その場所に立ちましょう!」
と保育者の声を聞いて、その場に立った子どもたち。
「あっ、伝わった!今、先生は、“言葉”、“声”を使って、みんなに伝えたんです。では、まずは、“言葉”を使って伝えるゲーム“伝言ゲーム”をして遊びたいと思います!」

1つめのゲームは、「伝言ゲーム」。

2つめのゲームは、「この絵はな~に?ゲーム」。

3つめのゲームは、「ジェスチャーゲーム」


子どもたちは、ゲームを通して、“伝える”にはいろいろな手段があることを体感したようです。

保育室で読んだ大型絵本の中に「手紙」が出てくると、
「手紙」も文字を使って気持ちを伝える手段の一つであることを発見!
先日、敬老参観日に来てくださったおじい様、おばあ様、おうちの人に、
「ありがとう」「大好きだよ」って伝えるためにはどうしたらよいか考え、
絵を描いて、嬉しい気持ちを表現してみることもしました。

これからも、日々の生活の中で、どう伝えたら相手に想いが届くのか、
子どもたちと一緒に考えたり、表現したりしながら、探究を進めていきたいと思います。

・・・・・・・・・
上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「運動会」のカリキュラムとして計画しています(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちはどのように自分を表現するか
◆中心的アイディア(Central idea):さまざまな方法を使って自分を表現し、人々に伝えている
(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
 ◆探究の流れ:・いろいろな表現方法・より人に伝わる表現の仕方

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