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2月, 2019の投稿を表示しています

責任実習

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4月から研修に来ている現場研修生(本短期大学保育専攻1年生)が 「責任実習」(研修生が担任保育者になったつもりで クラス活動の運営を体験するもの)をしました。 今まで、ハサミやのり、クレヨンなどを使ってきた経験を生かしながら 製作をしたり、つくったもので遊んだりした赤組(年少)さん。 「劇あそび」や「素材についての探究」など これまでの活動を思い出しながら お話の登場人物を描いたり お話を考えて絵本をつくったり 発砲スチロールで飛行機をつくって飛ばしあったり していた黄組(年中)さん。 「いつ、どこで、だれが、なにをしたゲーム」や ひらがなが書かれたカードを組み合わせて言葉をつくるゲームなど 「言葉」にちなんだゲームをした青組(年長)さん。 どのクラスも、今までの活動を振り返ったり取り入れたりしながら 楽しい時間を過ごすことができたようです。

もも組さんの幼稚園探検

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もも組(2歳児)さんが幼稚園へ探検に行きました。 「今まであまり行ったことのないお部屋へ行ってみよう!」と 中へ入っていくと、青組(年長)さんが保育室で歌を歌ってくれることに。 「上手だね」「きれいだね」と 素敵な歌声に聴き入っていた子どもたちです。 その後、職員室の中に入ったり グリーンデッキから スカイホールにいる黄組(年中)さんや プールに入っている赤組(年少)さんの様子を眺めたり・・・ 途中で出会った幼稚園のお兄さんお姉さんたちが 優しく接してくれて、子どもたちはとても喜んでいました。 「ぼくたちも、もうすぐ幼稚園に行くんだよね」 「赤組(年少)さんになれるかな」 と嬉しそうに話していて 4月からの幼稚園生活への期待が ますます膨らんだようです。

「昔から伝わるもの」と「これからも大事にしたいもの」

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PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめてきた赤組(年少)さん。 (PYPについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで 「日本には昔から伝わる大事なものがある」 ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。 これまでたくさんの昔話にふれてきて 「このお話にはわらの靴がでてきたね」 「お洋服じゃなくて着物を着てたよ」と どんな「昔のもの」がでてきたのか 昔と今ではどんなところが違うのかを考えたり 「ももたろう」の劇あそびをしたりしていた子どもたち。 劇あそびは先日の参観日でも披露し 演じる楽しさやお客様にみてもらう喜びを味わえたようで、 参観日が終わってからも元気いっぱいに表現して遊ぶ姿がみられました。 遊びのなかでは 「かごめかごめ」や「花いちもんめ」などの伝承あそびにも夢中。 楽しそうに遊ぶ声が園庭や保育室から毎日ようにきこえてきます。 もうすぐ訪れるひな祭りにむけて 「にじみ絵」の技法を取り入れたひな人形づくりもしました。 こうして、昔の道具や昔話、伝承あそび、伝統的な行事など 「昔から伝わるもの」に親しむことができた子どもたち。 「昔から伝わるもの」のなかには、 これからも大事にしたいものがある一方で 時代とともに変化するものもあることも 実感できたようです。

こんな町に住みたいな

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PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめてきた青組(年長)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで 「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。 先日の卒園発表会ではそれぞれの「将来の夢」を立派に発表してくれた子どもたち。 発表を終えて、 「将来の自分がどんな仕事をしてどんな町に住んでいるかな?」 「みんなが助け合って暮らす町ってどんな町かな?」と イメージしながら町の絵を描いていきました。 「ぼくの家の周りにはどんなお店があったけ・・・」 と自分の家の近くにあるものを思い浮かべながら描き始めたり 「ネコカフェを開きたいから、近くに動物病院やペットショップがあるといいな」 「幼稚園の近くには、給食に出す野菜を売る八百屋さんや、バスを売ってる車屋さんを描こう」 と想像を膨らませたりしていた子どもたち。 さらには、 「(ピアノの先生になりたいから)ピアノ教室に飾るお花を買えるように ○○ちゃんのお花屋さんを描こう」 「私はケーキ屋さんになりたいから、○○ちゃんのカフェを隣に描こう」 とお友達のなりたい職業も描いたり 「電気屋さんは何のお仕事につながっているかなぁ」 「何が売ってるの?」 「冷蔵庫とか洗濯機・・・」 「じゃぁ、洗濯をお仕事にしているお店を描いたらいいんじゃない?」 と子どもたち同士で相談しながら描いたりしていた子どもたち。 このユニットを通して、子どもたちが、 世の中には色々な仕事がありそれぞれ役割があること、 それぞれの仕事と自分たちの生活はつながっていること 仕事と仕事にもつながりがあること などを実感的に捉えてくれていたら、嬉しく思います。 

国際バカロレアPYP

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本園は2019年2月、山梨学院小学校とともに 国際バカロレア(PYP)認定校になりました。 学校教育法第一条に規定されている学校で 幼小9年間の認定は、山梨学院が全国初となります。 (国際バカロレアについて詳しくは 文部科学省IB教育推進コンソーシアム をご覧ください。) 国際バカロレアには、「IB学習者像(Learner Profile)」というものがあります。 これは、IBのプログラムを通じて「こういう人になろう!」と掲げられているものです この「IB学習者像」は本園の各クラスにも掲示されています。 先日、子どもたちに「どんな人が素敵だと思う?」尋ねると 「泣いているお友達に声をかけてあげる人」 「がんばる人」 など色々な意見がでてきました。 そして、保育者から「こんな人も素敵だと思うんだ」 と「IB学習者像」を伝えました。 <IB学習者像> 探究する人(Inquires)・・・「もっと知りたい!」 知識のある人(Knowledgeable)・・・「よく知ってるよ!」 考える人(Thinkers)・・・「自分で考えるよ!」 コミュニケーションができる人(Communicators)・・・「伝え合うよ!」 信念をもつ人(Principled)・・・「正しいことはやりぬくよ!」 心を開く人(Open-minded)・・・「人の考えも大事にするよ!」 思いやりのある人(Caring)・・・「やさしくするよ!」 挑戦する人(Risk-takers)・・・「いろいろなことにチャレンジするよ!」 バランスのとれた人(Balanced)・・・「心も体も大事にするよ!」「自分も周りも大事にするよ!」 振り返りができる人(Reflective)・・・「どうしたらもっと良くなるのか考えるよ!」 (IBO What is an IB education?日本語版2014より) ※「」は、子どもたちがより身近に感じられるよう、本園が独自で考えた表現です。 そして「幼稚園でもこんな素敵な人を見つけたよ」 と保育者が写真を見せながら「これは探究する人かな」「これは挑戦する人かな」 と、子どもたちと一緒に「IB学習者像」に当てはめていきました。 <探究する人> <挑戦する人> <思いやりのある人> ...