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全国学校給食週間②

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 1月24日~30日の給食は、「全国学校給食週間」に合わせて さまざまな絵本に出てくる料理を取り入れてきました。 取りあげた絵本と料理はこちらです。 「わんわん物語(著:福川祐司, 講談社)」のミートボールスパゲティ 「ばばばあちゃんシリーズ よもぎだんご(作・絵:さとう わきこ,福音館書店)」のよもぎだんご 「11匹のねことあほうどり(作: 馬場 のぼる、こぐま社)」のコロッケ 「ジャイアントジャムサンド(作・絵: ジョン・ヴァーノン・ロード 訳: 安西 徹雄、 アリス館)」のジャムサンド 「おおきなかぶ(ロシアの昔話)」のかぶのスープ 子どもたちは、「今日は〇○のお話だよね」と話したり、給食前にクッキングハウスの中をのぞきに来たりと、 毎日楽しみにしてくれていた様子。 甲府市の「石坂屋さん」にお願いしてつくっていただいたよもぎだんごは、きれいな緑色。 「葉っぱの匂いがする」と香りを感じたり、じっくり眺めたりしてから口に入れている子もいました。 コロッケが出た日には、「つくっているクッキングハウスのみんながネコで、 食べている僕たちはアホウドリだね」と、お話の世界をイメージしながら食べる姿も。 5日間、いろいろな絵本に出てくるメニューを通して 子どもたちが給食をより身近に感じてくれていたら嬉しいです。 全国学校給食週間は終わりですが、 これからも、子どもたちが喜んでくれるようなメニューを、たくさん考えていきたいと思います。

お琴の演奏会

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PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめている赤組(3歳児)さん(このユニットについては こちら をご覧ください)。 「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 今日は、「昔」のことやものを探究している子どもたちのために 生田流 宮城会所属の窪田礼子先生と正宗さやか先生が スカイホールで「お琴の演奏会」を開いてくださいました。 最初に演奏していただいたのは、 「雪」「豆まき」「ようちえんの歌」「赤鬼と青鬼のタンゴ」「春の海」 「うれしいひなまつり」の6曲。 鍵盤ハーモニカとの合奏もあり、子どもたちは、知っている曲や楽器の登場で より音楽を身近に感じていた様子。 「優しい音がする」「きれいな音だね」と演奏の合間に話す場面もあり、 すっかりお琴の音色に魅了されていたようです。 その後は、お琴を近くで見せていただいたり、弦をはじかせていただいたりすることに。 お琴は300年も昔から伝わる楽器で、桐の木でできていること、 「琴柱(ことじ)」に糸をかけて、爪をはめた3本の指でその糸を弾いて音を鳴らすこと、 現在は二つの流派があることなど、たくさんのことも教えていただきました ピンと張った弦に触れた子どもたちは、 「指でさわったら、音が鳴ったよ!」「たくさん糸(弦)があったよ」「お琴大きかった」と嬉しそう。 「指は痛くないんですか?」 「素敵な音はいつから練習すれば出るようになりますか?」 「三角(琴柱)にどうやって糸(弦)をつけるんですか?」 といった質問にも詳しくお答えいただきました。  最後に「さくらさくら」を演奏していただき、お琴の素晴らしさを感じることができた子どもたち。 300年もの昔から、日本に伝わる楽器の音色を聴き、直接触れて、 とても貴重な体験をさせていただくことができました。

アルテア子ども館へ行きました

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今日はもも組(満3歳児・2歳児)さんが、アルテア子ども館へ遊びに行きました 砂場でお料理づくりや山づくり、 平均台やペットボトルのボーリング、 工作コーナーで「膨らむお餅」づくり などなど、お庭やお部屋で、お友達と一緒に思い思いに遊んでいた子どもたち。 最後はみんなで、節分にまつわる紙芝居をみて、新聞紙の豆で豆まきをしました。 大きな鬼に向かって、「鬼は外!」と元気いっぱい。 途中で動く鬼も登場し、夢中になって豆を投げていました。

“昔”の遊びが広がっています

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 PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 7週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 寒さの厳しい日が続いていますが、午前中は穏やかな日ざしが降り注ぎ、たくさん遊んでいる赤組(3歳児)さん。 風に向かって全速力で走り「凧あげ」をしたり 「だるまさんがころんだ」や「あわぶくたった」で盛り上がったりしています。 お手玉や、けん玉、草履、背負子など 昔のものにふれて遊ぶ姿や クラスでいろいろな昔話を読んでいて 遊びのなかで昔話の世界を表現する姿も。 「サルカニ合戦」のカニになりきって、柿の種をプランターに植えたり、 「金太郎」になりきって、まさかりを担いで強そうに歩いたり、 「桃太郎」の登場人物なって、川で洗濯をしたりと、 物語の1シーンを表現した遊びも楽しんでいるようです。 今日は、節分に向けて“豆”づくり。 「鬼さんにまけないように固くしよう」「鬼は豆が嫌いなんだよね」 「いっぱいつくろう!頑張るぞ!」などと話しながら新聞紙を丸めていました。 つくった豆を自分たちで描いた鬼に投げて、豆まきのイメージトレーニングも始まり はりきっていた子どもたちです。

マーケットゲーム

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 PYP探究ユニット「将来の夢」が始まった青組(5歳児)さん。(PYPについては こちら をご覧ください) このユニットは「私たちは自分たちをどう組織しているのか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  この探究ユニットでは ・それぞれの仕事がもっている役割 ・仕事と私たちの生活とのつながり、仕事と仕事とのつながり ・自分が果たしたい役割 を、子どもたちとともに探究していきます。 昨日はMONEY DOCTOR山梨支社の方々からお金に関するお話をきき、 お金はお仕事をしてお客さんに喜んでもらったり、役に立ったりすることでもらえるもので、 「ありがとう」と交換するもの、と教えていただきました。 そして、今日と明日の二日間は、クラスごとに「マーケットゲーム」※に挑戦。 この「マーケットゲーム」は、毎年度、本短期大学保育専攻2年生の授業と コラボレーションして行っているものです。   今年の舞台は、先月の「たのしい音楽会」で青組(5歳児)が演じた「雪わたり」のイメージを取り入れた 「きつねのもり」。 森で暮らしているきつねたちから 「きつねのもりでは世界のお話に出てくるものを売っているお店があるから手伝ってほしい」と頼まれて グループに分かれて仕事をすることに・・・ 仕事の種類は、どうぐや、やおや、おかしや、くすりや、はなや、ふくやの6つで グループごとに好きな仕事を選んで商品をつくり、それを売ってお金をもらいます。 稼いだお金で、別のお店に行って商品を買うこともでき、 この「もり」では、買い物をすると「しあわせメーター」というものが上がることも教えてもらいました。 お店で買い物をすると、 おかしやでは、お菓子を食べると笑顔になるので「スマイルメーター」のシール どうぐやでは、なにかをつくるときに助けてもらえる「おたすけメーター」のシール やおやでは、野菜を食べるとお腹いっぱいになるので「まんぷくメーター」 くすりやでは、薬を飲むと病気が治るので「けんこうメーター」 はなやでは、花を見る

全国学校給食週間

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 毎年1月24日~30日の1週間は、学校給食についての理解と関心を深める「全国学校給食週間」。 この期間に合わせて、給食では、さまざまな絵本に出てくる料理を取り入れていきます。 初日の今日取りあげた絵本は「わんわん物語(著:福川 祐司、 講談社)」、 メニューは「ミートボールスパゲティ」です。 各クラスで絵本を見た子どもたちは、 「(スパゲティに)何が入っているのかなぁ」「ベーコンかな?」 などと想像を膨らませ、実際のメニューを見て「ミートボールだったね!」と嬉しそう。 子どもたちの給食への興味が深まり、より楽しく食べてもらえるようにと この期間は、各クラスを回ってクッキングハウスの紹介もしていきます。 つくっているところや片づけているところなど、写真を使いながら話すと 「鍋大きいね」「(掃除している写真を見て)お皿何枚ぐらいあるんだろうね」 と関心を持っていたようでした。 明日からの給食にも、絵本に出てくる料理が登場します。 子どもたちが、いつも以上に給食を楽しみにしてくれていたら嬉しく思います。

PYP探究ユニット「劇あそび」

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 黄組(4歳児)さんのPYP探究ユニット「劇あそび」が始まりました。(PYPについては こちら をご覧ください)  このユニットは「私たちはどのように自分を表現するか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 6週間かけて探究していくなかで、「お話は人々を魅了しメッセージを伝える」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  このユニットでは ・それぞれのお話の特徴 ・それぞれの伝え方の効果 ・パフォーマンスの振り返り を、子どもたちとともに探究していきます。  12月に青組(5歳児)さんの音楽劇「雪わたり」を観てから、 「青組さんになったらオペレッタできるかな~」「楽しそう!」と話したり、 劇中の歌を口ずさんだり台詞を真似たりしている黄組(4歳児)さん。 いろいろな絵本を開いては、友だちとじっくり観ています。 3学期が始まり、「この絵本楽しいから持ってきたよ!」「みんなとお話を読みたい!」と お家にあった絵本を紹介してくれる姿も。 ライブラリーで、読みたい本を探しているときに 『一寸法師』や『かさこじぞう』など日本昔話を見つけると、 「これ、日本のお話、着物とか草履とか履いたよね。赤組さんのとき読んだよ」 「『さるかに合戦』!赤組の時、みんなでやったよね」と会話を弾ませたりして、 赤組(3歳児)のときに「日本に昔から伝わるもの」を探究したことを思い出しながら考える姿もみられます。 どこの国のお話なのか興味を持ったり、色々な絵本を読み比べて 同じ作品でも絵本(出版社)によって、登場人物やストーリー、エンディングが少し違うことを発見したりしています。 「おじいさんって、こんな感じ?」と登場人物になりきってみたり、 「離れない~」と『金のガチョウ」』の一コマを演じてみたり…お話の世界を楽しんでいます。 みんなで、たくさんのお話にふれながら、来月の参観日で披露する劇を決めていきたいと思います。