PYP探究ユニット「素材の活用」をすすめてきた黄組(年中)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 7週間にわたる探究のなかで 「素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。 身近な素材を使っていろいろな遊びを生み出していくなかで 素材のもつ特性にも気づき始めた子どもたちは 自分たちが遊びに使ってきた素材そのものにも関心を持ち 「ペットボトルはお洋服になるんだって」 「段ボールからは紙ができたよね」 と「リサイクル」にも興味を広げるようになりました。 アルミ缶をリサイクルして楽器をつくることにも挑戦しています。 今日は、今までいろいろな素材を使ってつくってきたもので お店屋さんごっこをして、それぞれ気に入ったものを持ち帰ったり、 遊びに使ったものをリサイクルしようと解体したりしました。 ゴミの分別マークやリサイクルマークの存在にも気づき 「リサイクルボックス」に分別して 「マークをよく見てリサイクルしよう」 「(リサイクルすることで)生き返った!」 「よみがえったね」「新しいものをまたつくれるね」 と嬉しそう。 「ゴミを減らした方が教室やおうちがきれいになると思う」 「お水を大切に使おう」と、 「自分たちにできることは何か」を考え行動しようとする姿もみられます。 子どもたちにとってこの探究活動は 楽しみながら素材の特性やいかし方に気づくとともに 「地球上にある限られた資源」について真剣に考えるきっかけにもなったようです。