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1月, 2024の投稿を表示しています

いろいろなお仕事を探しに「まち探検」へ!

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 PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 幼稚園で過ごすなかでも、いろいろなお仕事をしている方に出会い、刺激を受けている様子の青組(5歳児)さんの子どもたち。 普段入ることのできないクッキングハウスの中を見せていただこうと、ビデオ通話で探検しました。 配達していただいたお肉の温度を確認する様子や、 果物を洗っているところ、野菜をカットしたり、混ぜている姿を見せてもらったり… アレルギーがあるお友達も安全においしい給食が食べられるよう、 アレルギー対応室で個別につくっていることを知りました。 しゃもじや、お鍋の大きさにも、びっくり! 幼稚園と小学校、みんなの給食をつくるから大きな調理器具やたくさんの食材が必要だということ、給食後の片づけでは、幼稚園と小学校合わせて2500枚のお皿を洗っていることも知り、初めて見聞きするクッキングハウスの中は、とても新鮮だったようです。 今日は、幼稚園から出て「お仕事探し」。 NHK甲府放送局を見学、「NHKのニュースができるまで」を視聴したり、中継車を見学させていただいたりしました。 そして、甲府駅周辺も散策。 散策の合間には、広場でおにぎりタイム。 甲府駅で職員の方にお話をいただき、帰りは電車で幼稚園へ。 世の中には、いろいろな仕事があって、その方々のおかげで成り立っていることにも気づけた様子。 これからも、興味を広げていきながら『おおきくなったら』の夢に向かって、取り組んでいきたいと思います。

マーケットゲーム

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PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 昨日と今日の2日間は、本短期大学保育専攻科2年生の授業とコラボレーションして行っている「マーケットゲーム」※に挑戦。 今年の舞台は、先月の「たのしい音楽会」で青組(5歳児)が演じた「くるみ割り人形」のイメージを取り入れた「ワールドフェスティバル」。 日本のお祭りに行って、いろいろな国のお祭りに興味を持ったくるみ割り人形とクララから、 「いろいろな国のお祭りを全部一緒にした『ワールドフェスティバル』をひらいたら、もっと楽しいお祭りになりそう!」「その『ワールドフェスティバル』でお店屋さんを開きたいから手伝ってほしい」と頼まれた青組(5歳児)さん。グループに分かれてそれぞれの国のお店屋さんの仕事をすることに…。ベルギー、フランス、ポルトガル、ブルガリア、ベトナム、アメリカのお人形さんたちも手伝いに来てくれました。 お店屋さんの種類は、おかしやさん(ベルギー)、やおややさん(フランス)、ふくやさん(ポルトガル)、はなやさん(ブルガリや)、どうぐやさん(ベトナム)、アクセサリーやさん(アメリカ)の6つ。 グループごと、どのお店を担当するかを決めて…商品をつくり、それを売ってお金をもらいます。 稼いだお金で、別のお店に行って商品を買うこともでき、 買い物をすると「しあわせメーター」というものが上がることも教えてもらいました。 お店で買い物をすると、 おかしやさんでは、お菓子を食べるとお腹いっぱいになるので「まんぷくメーター」のシール やおやさんでは、野菜を食べると健康になれるので「けんこうメーター」のシール ふくやさんでは、大好きな服を着ると安心できるので「あんしんメーター」のシール はなやさんでは、花を見ると優しい気持ちになれるので「やさしさメーター」のシール どうぐやさんでは、何かをつくるときに道具があると便利になるので「べんりメーター」のシール アクセサリーやさんではおしゃれができるので「おしゃれメーター」のシールをもらえ、「しあわせメーター」に貼っていきます。 このメーターをバランスよく増やしていき、6種類のメーターがそろうご

青組PYP探究ユニット「将来の夢」に向かって

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 PYP探究ユニット「将来の夢」が始まった青組(5歳児)さん(PYPについては こちら をご覧ください)。 このユニットは「私たちは自分たちをどう組織しているのか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 7週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  この探究ユニットでは ・それぞれの仕事がもっている役割 ・仕事と私たちの生活とのつながり、仕事と仕事とのつながり ・自分が果たしたい役割 を、子どもたちとともに探究していきます。 「おおきくなったら、何になりたい?」「お仕事のこと教えてもらったから、書いてきたよ」と、 子どもたちの会話からも、社会の仕事についての話題が聞こえてくるようになりました。 おうちの方にもご協力いただきながら身近なお仕事について話を聞いたり調べたり、 みんなの前で発表したりしています(ご協力いただきありがとうございます)。 先週末は、「交通安全教室」で警察の方が来てくださったので、 警察の方々が使っている道具を見せていただいたり、質問にお答えいただいたりしました。 「Q.どうして警察官になろうと思ったのですか?  A.小さい頃から困った人を助けたいと思っていたからです」 「Q.警察官になってよかったと思うことはなんですか?  A.“ありがとう”って声を掛けられるときです。今日のように、みんなに会えることです」 「Q.どうしたら警察官になれますか?  A.優しい心をもつこと。困っている人を助けたいと思う気持ちが大切です」 などなど…。 「おおきくなったら」警察官になりたいと、憧れの気持ちをもっている子が多い今年の青組(5歳児)さん。みんな興味深そうに耳を傾けていました。 幼稚園で過ごすなかでも、クッキングハウス管理栄養士の先生、運転手さん、大学の先生、 スポーツ科学部のコーチ、カメラマンなどいろいろなお仕事をしている方に出会ってきました。 子どもたちはたくさんの刺激を受けている様子。 これからも、世の中のいろいろな仕事に興味を広げていきながら、 『おおきくなったら』の夢について 一緒に考えていきたいと思います

PYP探究ユニット「劇あそび」

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黄組(4歳児)さんのPYP探究ユニット「劇あそび」が始まりました(PYPについては こちら をご覧ください)。 このユニットは「私たちはどのように自分を表現するか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 6週間かけて探究していくなかで、「お話は人々を魅了しメッセージを伝える」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) このユニットでは ・それぞれのお話の特徴 ・それぞれの伝え方の効果 ・パフォーマンスの振り返り を、子どもたちとともに探究していきます。  毎日のようにクラスの友達と一緒に紙芝居や絵本を読んでいる黄組(4歳児)の子どもたち。 『ももたろう』『おむすびころりん』など日本の昔話を読みながら 赤組(3歳児)のときに探究したことを思い出したり、 「これ、みんなで読みたい!」と、ライブラリーから絵本を持ってきたり・・・ 絵本を読むと、「おもしろかったね!」「ネズミが出てきてかわいかった」 「ライオンの鳴き声のところが楽しかった」と、感じたこと伝え合っています。 2学期の探究ユニット「素材の活用」のなかで、 マリーア先生から、出身国アルゼンチンのSDGsなどへの取り組みについて話を聞いた際には、 日本との違いに興味津々。 そんな子どもたちに、世界のいろいろな国にも絵本があり、それぞれの言葉でお話が読まれていることに触れてほしいと思い、マリーア先生に絵本を読んでもらう時間を日々設けています。 日頃親しんでる言葉とは違う読み方に新鮮な様子。 「言葉は違うけど、絵を見ていると何を言ってるのかわかる」 「マリーア先生は手とか体をいっぱい動かしてるから、言葉がわからなくても伝わる」など、 物語を伝える方法について、新たな発見もあったようで嬉しく思いました。 読んだ絵本に出てくる人物やものになりきり体で表現したり 絵本に登場したクレヨンの気持ちを味わおうと、実際にクレヨンで試してみたりと 様々にお話の世界を楽しむ姿もみられます。 みんなで、たくさんのお話にふれながら、来月の参観日で披露する劇を決めていきたいと思います。

PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」

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赤組(3歳児)さんのPYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」が始まりました。(PYPについては こちら をご覧ください) このユニットは「私たちはどのような場所と時代にいるのか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。 7週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、 中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  このユニットでは ・昔から伝わる日本の行事や遊び ・日本の昔話 ・日本の昔と今 を、子どもたちとともに探究していきます。 3学期がはじまると、 「お餅食べたよ」「お年玉もらった!」「年賀状、おうちに来たよ!」など お正月に経験したことを嬉しそうに話してくれた子どもたち。 幼稚園でも、福笑いやカルタ、コマ回しや凧揚げなど、友達と一緒に、お正月の遊びをして遊んでいます。 お餅つきごっこをしたり、おままごとではお雑煮をつくって食べたりするなど、 手づくりの遊びも生まれています。 クラスでは、いろいろな『日本の昔話』に触れる時間をもうけていて… 紙芝居や絵本の中に出てくる絵のなかから、”昔のもの” をみんなで見つけたり、 それはどのように使われていたのか考えたり… おうちから、着物や洗濯板、けん玉やお手玉、そろばん、黒電話なども届き、 それを見たり触れたりさせていただいています(ご協力いただきありがとうございます)。 子どもたちには、こうした昔ならではの遊びや、お話などを通じて 「日本の昔」に親しむなかで現代の生活との違いを見つけながら、 「日本に昔から伝わる大事なもの」への興味を広げていってほしいと思っています。