字のおけいこ
12月から「字のおけいこ」が始まっている青組(5歳児)さん。 「字のおけいこ」では、毎回2つの文字をとりあげ、平仮名の成り立ちにふれたり、 子どもたちが考えてきた言葉をいかして「あいうえおのうた」をつくったり 「文字が無かった時代にはどうやって思いを伝え合っていたか」と昔のことを考えてみたり・・・ 色々な形で文字に親しんでいきます。 まずは鉛筆の持ち方や書くときの姿勢などを確認し、直線や曲線をなぞる「線遊び」をして鉛筆に慣れるところから。 そして、お手本を見ながら指でなぞったり、十字の点線が入っているマスを使って、 「1画目は、1のマスの縦の中央線の隣から出発して2のマスに向かって斜めに下がります」 と、書き始めと書き終わりの位置や鉛筆の運び方を確認したり、とめ、はね、はらいなどを丁寧に意識したりしながら、字を書いていきます。 その日に書く文字のつく言葉を考える「言葉あつめ」もしています。 毎回はりきって考えてきて、たくさん発表してくれる子どもたち。 時間内に発表しきれなかった言葉を、お友達と一緒に黒板に書いたり 「どんな言葉があるかな」と言葉の本を見て調べたりする姿もみられます。 回を重ねるごとに、鉛筆の扱い方や、形をとらえて書くことが上手になってきていて、子どもたちは楽しそう。 就学に向けて「話を聞き真剣に取り組む」という雰囲気にも慣れてきているようです。 日々の遊びに加えてこうした経験をすることで、 文字やことばへの関心をさらに深め、学ぶことの楽しさを感じていってほしいと思います。