投稿

1月, 2022の投稿を表示しています

字のおけいこ

イメージ
 12月から「字のおけいこ」が始まっている青組(5歳児)さん。 「字のおけいこ」では、毎回2つの文字をとりあげ、平仮名の成り立ちにふれたり、 子どもたちが考えてきた言葉をいかして「あいうえおのうた」をつくったり 「文字が無かった時代にはどうやって思いを伝え合っていたか」と昔のことを考えてみたり・・・ 色々な形で文字に親しんでいきます。 まずは鉛筆の持ち方や書くときの姿勢などを確認し、直線や曲線をなぞる「線遊び」をして鉛筆に慣れるところから。 そして、お手本を見ながら指でなぞったり、十字の点線が入っているマスを使って、 「1画目は、1のマスの縦の中央線の隣から出発して2のマスに向かって斜めに下がります」 と、書き始めと書き終わりの位置や鉛筆の運び方を確認したり、とめ、はね、はらいなどを丁寧に意識したりしながら、字を書いていきます。 その日に書く文字のつく言葉を考える「言葉あつめ」もしています。 毎回はりきって考えてきて、たくさん発表してくれる子どもたち。 時間内に発表しきれなかった言葉を、お友達と一緒に黒板に書いたり 「どんな言葉があるかな」と言葉の本を見て調べたりする姿もみられます。 回を重ねるごとに、鉛筆の扱い方や、形をとらえて書くことが上手になってきていて、子どもたちは楽しそう。 就学に向けて「話を聞き真剣に取り組む」という雰囲気にも慣れてきているようです。 日々の遊びに加えてこうした経験をすることで、 文字やことばへの関心をさらに深め、学ぶことの楽しさを感じていってほしいと思います。

全国学校給食週間

イメージ
 毎年1月24日~30日の1週間は、学校給食についての理解と関心を深める「全国学校給食週間」。 この期間に合わせて今週は、さまざまな絵本に出てくる料理を取り入れてきました。 取りあげた絵本と料理はこちらです。 「おばけのてんぷら(作、絵:せなけいこ、ポプラ社)」のいかとサツマイモの天ぷら 「くまのがっこう(作:あいはら ひろゆき、絵:あだち なみ、ブロンズ新社 )」のお豆のスープ 「アーヤと魔女(作:ダイアナ ウィン ジョーンズ、徳間書店)」のシェパーズパイ 「ぐりとぐら(作:なかがわりえこ、絵:おおむらゆりこ、福音館書店)」のカステラ 「ももたろう(作:さくらともこ、絵:せべ まさゆき、PHP研究所)」のきびだんご 子どもたちは、「今日はお豆のスープだよね」「ママが教えてくれたよ」「今日は魔女のお話だよね」 などと話したり、給食前にクッキングハウスの中をのぞきに来たりと、 毎日心待ちにしてくれていた様子。 PYPユニットのなかで昔話にたくさんふれている赤組(3歳児)さんでは桃太郎になりきって遊ぶ姿もみられ、 「今日は桃太郎のきびだんごだよ!!」と、より楽しみにしているようでした。 今日のきびだんごは、甲府市にある「石坂屋」さんにお願いして、 子どもたちが食べやすいようにサイズを小さくしてつくっていただきました。 きびだんごは初めて食べる子が多かったようで、 「これがきびだんご?」「色が黄色いね」と興味津々。 一口食べると「中にあんこが入ってる!」「おいしい!」とみんな嬉しそうに頬張っていました。 石坂屋さんの皆様、ご協力いただきありがとうございました。 絵本に出てくる料理が出てくるのは今日までということを知ると 「もっといろんなお話の食べ物を出してほしいな」 「シェパーズパイをまた出してほしい!!」「カステラまた食べたいな」 と話していた子どもたち。 今年度の全国学校給食週間は終わりですが、 これからも、子どもたちが喜んでくれるようなメニューを、たくさん考えていきたいと思います。 最後に、今週のメニューのなかから、「シェパーズパイ」のレシピをご紹介します。 ご家庭でもぜひつくってみてください。 <材料>4人分 〇ミートソース 豚ひき肉・・・・・・・200g おろしにんにく・・・・少々 玉ねぎ・・・・・・・・1/2個 にんじん・・・・・・・1/3本 塩・・・・・・・

ひも通し

イメージ
 先日、鬼のお面づくりで毛糸にふれて「ふわふわしてる」「あったかいね」と その感触を味わっていたもも組(満3歳児・2歳児)さん。 今日は毛糸を使ってひも通しをしました。 色画用紙を靴下や手袋、雪の結晶などの形に切り穴をあけたパーツや、 1cmほどの長さに切ったストローに毛糸を入れて、反対側から出てきた毛糸をひっぱることに挑戦。 指先で毛糸をつかみ穴に通すという細かい作業でしたが とても集中していた子どもたち。 毛糸が穴を通ると嬉しそうにしていて、 「もっとやりたい!!」という声もあがるほど楽しんでいたようです。 出来上がった作品は今日持ち帰りますので、ぜひご覧になってください。

お仕事探し

イメージ
 PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 これまで、おうちの方のお仕事について教えていただき、それをみんなの前で発表したりして、世の中にあるいろいろな仕事にますます関心が高まってきている子どもたち。 (保護者の皆様にはご協力いただきありがとうございました。) 幼稚園で過ごすなかでも、警察官、消防士、大学陸上部の監督、カメラマンなど、いろいろなお仕事をしている方に出会ってきました。 先日は、クッキングハウスとビデオ通話。 炊きたてのご飯とゆかりを混ぜ湯気がたくさん出ている様子や 茎わかめの炒め物を焦げないようにずっとスパテラ(大きなしゃもじのようなもの)で混ぜている姿を見ると 「熱そうだね」「大変そう」「疲れるよね」と話していました。 施設の中も紹介してもらいました。 食材を洗う部屋、調理する部屋、出来上がった給食をワゴンに乗せる部屋など色々な部屋を見たり、 幼稚園と小学校合わせて800人分の給食をつくるから大きな調理器具やたくさんの食材が必要だという話を聞いたりして、初めて見るクッキングハウスの中は、とても新鮮だった様子。 いろいろな人たちが協力して給食をつくってくれていることを知り嬉しかったようで 「(給食を)全部食べたいと思った」「私たちのことを大切に考えて(給食を)つくってくれているんだね」 といった声があがりました。 その日の給食の時間には 「一生懸命つくってくれたのを知ったから、いつもよりおいしく感じる!」と話したり 「疲れてるのに、お皿も洗ってくれるんだよね」と、より丁寧に片付けたりする姿もみられました。 そして今日は、大学キャンパスへ出かけて「お仕事探し」 FM放送局では「地域の人に情報を伝える」仕事をしていることや、「パーソナリティ」という仕事があること、ビルのてっぺんに設置しているアンテナから、電波を通じて声を届けていること、などを教えていただきました。 たくさんのことをみんなに伝えたいという思いから放送局をつくったこと、 大きな地震や台風などがきたときに役に立ってほしいと思って仕事をしていること、 などその仕事をされている方々の思いも聞かせて

上田監督と走ろう!

イメージ
 青組(5歳児)さんがスポーツデーで「川田未来の森運動公園」へ行き 本学陸上競技部の監督、部員のみなさんと一緒に体を動かしてきました。 まずはウォーミングアップ。 手足で違う動きをしたり、足を伸ばして座り腕を早く振ったり・・・ トラックランニングの前には この公園のトラックは1周400mで、オリンピックの選手が走る競技場と同じ距離であることや、 箱根駅伝では一人20km走るので、このトラック50周分走ることなどを教えていただき 実際にお兄さんたちの走りも見せていただくと、 「速い!!」「すごい!!」と、子どもたちはそのスピードに圧倒されていたようでした。 そしていざ走ってみると・・・ スキップ、ギャロップなど、いろいろな動きを取り入れながら一周走り終える頃にはみんなヘトヘト。 「これ(このトラック)を何周もするお兄さんたちはすごいね」と話していた子どもたちです。 その後、箱根駅伝でこれまで実際に使われてきたタスキを見せていただいたり タスキのつけ方や渡し方を教えていただき クラスごとチームに分かれ、実際に走ってタスキをつないでみることに。 各チームにはお兄さんたちがついてくれて、 1回走り終わったら作戦会議をしてもう1度走ってみる、という流れを何度か繰り返しました。 「腕をたくさん振って走るといいよ」「タスキを受け取ったら、走りながら体にかけよう」 「誰に渡すか分かるように、次の人は手を振って待とう」  と、速く走るコツやタスキのつなぎ方などを、たくさん教えていただき 「いいよ!どんどん上手になっているよ!!」と監督から声をかけていただくと ますますはりきって走っていました。 幼稚園に戻ってきてからは、監督から 「強い体をつくるためには、なんでもよく食べることが大切だよ」 「いろいろなことに興味を持って好きなことを見つけていってください」とお話しいただいたり 監督という仕事について教えていただいたりして、真剣な表情で耳を傾けていた子どもたちです。 *文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。

「スイミング」室内活動

イメージ
 先週から、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スイミングの活動内容を変更して プールには入らずに室内でクラスごと、泳ぎの映像を見たり、 けのびやバタ足の動きの確認をしたりしています。 赤組(3歳児)さんは、マスクを口元に持ってきて、「ん~、ぱっ」と呼吸法の練習。 「ん~」と鼻から息を出して、「ぱっ」でマスクに向かって勢いよく息を吐いていました。 水中にもぐって「ん~、ぱっ」の呼吸をしながら ジャンプして出てくることをイメージしてジャンプも。 コーチに手をとってもらい、楽しそうにジャンプしていた子どもたちです。 黄組(4歳児)さん、青組(5歳児)さんは マットの上や椅子に座った状態で「けのび」の姿勢や「バタ足」の動きを練習。 「けのび」は足の甲までまっすぐに伸ばすこと、「バタ足」は膝を曲げないでバタバタと動かすこと などポイントを再確認していました。 青組(5歳児)さんはクロールの手の動きにも挑戦。 腕は肩から大きく回すこと、 親指が太ももにふれるようなイメージで動かすと大きく回せることなどを意識しながら 腕を動かしていました。 「おうちでもやってみよう!」「プールに入らなくてもできるね」とはりきっていた子どもたち。 今月いっぱいは、スイミングの大きなねらいである「健康な身体を育てる」ということを 達成できるような活動を、室内や戸外で行っていきたいと思います。