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7月, 2023の投稿を表示しています

PYP探究ユニット「いろいろな国」それぞれのクラスの探究発表に向けて

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 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」 ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています。 世界のいろいろな国を探究しながら、遊んできた子どもたち。 昨日は、中国の山外富士無限幼稚園(さんがいふじむげんようちえん)とzoomで交流。 「你好」「こんにちは」とご挨拶。 「お会いできて光栄です」と言葉をかけられると、「こちらも、お会いできて嬉しいです」と子どもたち。 嬉しい気持ちを歌にのせて、お互い園でうたっている歌を披露し合いました。 言葉が通じなくても、ジェスチャーや歌のメロディーで、どんな内容の歌詞なのかが伝わったことがわかり、喜び合いました。 「パンのマーチ(作詞:峯陽、作曲: 小川寛興)」に出てくる中国のパン「ミン パオ」の発音を教えていただいたり、中国の有名な楽器や、ライブラリーのことを教えてもらったりもしました。中国の遊びのことを探究しているクラスは、ディアボロを見てもらって大満足。 最後は、「謝謝」「ありがとう」「再见」「またね」と、次回の交流の約束をしました。 今回、留学生のお兄さんお姉さんからいろいろな国のことを教えてもらったり、自分たちで調べたりして探究をすすめてきた子どもたち。 「他のクラスにも教えてあげたい」「つくったものを紹介したい」と、周りの人にも伝えたいという思いも強くなってきました。 伝える方法をクラスみんなで相談したり、クイズを考えたりといろいろな伝え方を考え始めています。 こうした活動を通して、「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」ということを、身をもって感じてくれていたら嬉しく思います。

PYP探究ユニット「身近な生き物」~発見がいっぱい~

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PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめてきた黄組(4歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。 探究活動を通じて出会った生き物を飼育しようと、 飼育ケースのなかに入れるものや、生き物が食べるものなどを、 図鑑や本で調べたり、すでに知識のある他クラスの友達に教えてもらったりして、 環境を整えてきた子どもたち。 飼育ケースをのぞき込み、「乾いてる!ダンゴムシは湿ったところが好きだから・・・」と水を吹きかけたり 「カエルのエサ(生きている虫)をとってきたよ~」 「ツマグロ(ヒョウモンが食べる)お花持ってきた」 「バッタの草とってきたけど食べるかな?」と、 生き物が好きな食べ物を探してきたり、それを食べるのか見つめたり・・・ 生き物探しもまだまだ続いています。 「アオスジ(アゲハ)はクスノキの近くを見てればいるよ!」 「ツマグロ(ヒョウモン)はお花(ビオラ)が好きだから、そこを探したら見つかると思うよ」と、 場所を狙って探す姿も増えてきて・・ モンシロチョウの幼虫はブロッコリーやキャベツにいること、 アゲハチョウはレモンの木にいることなどにも気づいていたようです。 園庭に現れる何種類ものチョウの観察や飼育をするなかで、 同じチョウでも大きさや色、模様が異なることや、 卵を産む場所や幼虫が好む植物もさまざまであることも知っていきました。 そんなたくさんの気づきがあるなか、みんなで探究活動の振り返りをすると、 自分たちの周りにはいろいろな生き物がいて、それぞれに特徴があり、 好きな場所で過ごしていることを 子どもたちなりに感じているようでした。 今回の探究活動では、アルテア子どもファームや山梨学院キャンパスなどの身近な場所、「親子園外探究活動」で行った愛宕山など、さまざまな場所でたくさんの生き物に出会うことができました。 また、友達がおうちから持ってきてくれたことで出会えた生き物も多くいました。 そうした出会いのなかで、生き物の視点に立ってみたり、 生き物たちがどんな場所にいたか、その場所の特徴を考えたりすることで 身近にいる生き物への理解を深めていてくれていたら、嬉しく思います。

PYP探究ユニット「いろいろな国」~七夕パーティーで交流~

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 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」 ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています 今日の七夕パーティーの日に、iCLA国際リベラルアーツ学部の留学生をお迎えしようとはりきって準備していた青組(5歳児)さん。 世界のいろいろな国の遊びや、お店屋さんごっこ、ダンスが各クラスで繰り広げられました。 以前、教えていただいた手遊び「チョコラテ」で遊んだり、お店屋さんごっこでチケットのやり取りをしたりしてとても楽しそう。 一緒に盆踊りを踊ったり、インドネシアのダンスを教えていただいたりしたクラスも。 アメリカ・アルゼンチンのお兄さんたちのギターと、カホンのリズミカルな音楽に誘われて、もも組(満3歳児・2歳児)さん、黄組(4歳児)さんもスカイホールへ。iCLA国際リベラルアーツ学部の先生とスペインのお姉さんがスペインのアンダルシア地方の踊り「フラメンコ」を披露してくれました。 なりやまない「アンコール」のあとは、みんなでダンスタイム♪ 世界の国のダンスを探究している1組さんは、手づくりカスタネットでフラメンコ♬ 「olé!」「オレ!」と大盛り上がり。 留学生の皆様、楽しい時間をありがとうございました。

安心できる場所、好きなこと

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 PYP探究ユニット「最初の一歩」をすすめてきた赤組(3歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 10週間かけて探究していくなかで「新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。 今日は、マリーア先生に「I like it」という絵本を読んでもらった子どもたち。 そのあと、カードを使って、「Do you like ○○?」の質問を聞いて、 YES・NOに分かれるゲームをしました。 「ice cream(アイスクリーム)」「ghost(おばけ)」「spider(蜘蛛)」などカードを見せると、 「えー!?」と歓声を上げながら○・×を選んでいました。 最後は、「kindergarten(幼稚園)」の写真が・・・ 子どもたちは、「幼稚園だー!」「これはみんなYESだよね!」と全員○を選び、喜び合っていました。 最近では、園内のあちらこちらで、赤・ピンク・エンジ色のカラー帽子を見かけます。 黄組(4歳児)さんの飼育している虫たちを見に出かけていたり、 園庭の隅から隅まで使って、みんなで追いかけっこをしたり、 いろいろなクラスの友達と一緒に遊んだり・・・ スイミングのコーチやマリーア先生とも仲良くなりました。 6月に入ってからは、降園時に、「楽しかったところにマグネットを貼ってみよう」という取り組みを始めました。 「今日はどこにしようかな…」「お砂もしたけど・・・、今日は、○○ちゃんとブランコに乗ったのが楽しかった!」などと、みんな嬉しそうに自分のマグネットを好きな場所の写真の上に動かしていました。 いつも同じ場所を選ぶ子もいれば、違う場所に代わる子もいますが、 幼稚園のいろいろな場所で楽しく過ごせている様子が伝わってきました。 今週は、探究活動の締めくくりとして、自己振り返りシートを使って、 好きな場所や好きなことを考えたり、 発表ごっこをして、クラスの友達の前で幼稚園で一番好きな遊びを発表しあったりもしました。 友達の発表をじっと聞いたり、「同じだ!」と友達の好きな遊びに共感したり・・・ それぞれのペースで、幼稚園生活に慣れ、 幼稚園のなかで好きな場所や遊びを見つけていってくれたようで、嬉しく思います。 これからも、友達とコミュニケーションをとりながら、い

PYP探究ユニット「いろいろな国」~各クラスの遊び~

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 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」 ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています。 世界のいろいろな国に興味を広げ、遊びを繰り広げている子どもたち。 1組は、アメリカの留学生から教えていただいた、 バンジョーという楽器を演奏しながら踊る「コットンアイジョー」というダンスから、 いろいろな国の踊りや音楽を遊びに取り入れています。 身近な素材で、音楽に使われている楽器をつくる姿も。 iCLA国際リベラルアーツ学部の留学生が教えてくれた、スペインの手あそび「チョコラテ」をきっかけに、 世界のいろいろな遊びに興味をもった2組。 いろいろな国の遊びを調べるなかで、その国の国旗や世界遺産も調べたりしています。 本園の園舎を設計したジョージ・パルフィー氏が来園した際、 「ライブラリーが1番好きな場所」と伺ったことがきっかけで、 「世界のライブラリー」を探究し始めた3組。 ライブラリーから、「絵本」「衣装」「家」にも、興味を広げています。 こうして、これまでいろいろな国や地域の留学生と交流して知ったことや、自分たちで調べたことを、身近な素材を使ってつくり、遊びのなかに取り入れています。