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季節の移り変わり

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朝は冷え込む日も増えてきました。 赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたちも、登園時に上着を着てくる姿が多くみられるようになり、「自分でやってみる!」と、脱いだ上着をハンガーに掛けることに挑戦しています。 今週に入り、園庭には落ち葉がいっぱい! 落ち葉をたくさん集めて、お砂のケーキやご飯に飾りつけたり、 落ち葉をシャワーのようにして遊んだりと、子どもたちにとって、落ち葉は魅力的な教材に! 昨日は、黄組(4歳児)さんがつくった「落ち葉の道路」を通らせてもらい、 「ふわふわするね」「黄色い道すごい!きれ~い!」と、嬉しそうな子どもたちでした。 お散歩の道中の景色にも、様々な変化が・・・、 「イチョウの木の葉っぱがなくなってきたね。はだかんぼになってきちゃった」 「(メタセコイヤの葉っぱを見て)オレンジ色!きれい!地面にもいっぱい落ちてるね」と発見。 「どうして、葉っぱが落ちるのかな?」と保育者が問いかけると、 「風で飛んだんじゃない?」「寒くなってきたからかな?」「冬になってきたんだよ」などと、 いろいろな答えが。 例年よりも暖かいので、まだ冬の訪れを実感しづらいのですが、 少しずつ、秋の自然の姿から変化してきていることに気づき始めているようです。 秋から冬へと移り変わることによって、身の回りのものがどのように変化していくのか。 これから、子どもたちがどんな発見をしていってくれるのか、楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

地球にやさしいことってなんだろう?

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「見て~、プラ(マーク)!」「昨日食べたラーメンの袋にもマークあったよ」と、 リサイクル識別表示マークを見つけては、おうちから持ってくる姿がたえない黄組(4歳児)さん。 身の周りのいろいろなものにマークがあることを実感しているようです。 身近な素材の機能や特性を考え、それをいかしながら遊びに取り入れてきた子どもたち。 使った素材をゴミにするのでなく分別することで、リサイクルにつながるかもしれない・・・と、分別にも挑戦しています。 「おうちでは、マークを見ながら分けて、リサイクルステーションに持ってくよ」 「リサイクルステーション知ってる!」「(リサイクルすると)また使えるようになるんだよね」という声も。 ペットボトルは、服や手袋、新しいペットボトルに、 古紙は、トイレットベーパーやティッシュペーパーに生まれ変わることも知りました。 地球のために自分たちにもできることも考え始め 「ゴミを捨てちゃうと、海の生き物が間違えて食べてしまって悲しいから、ちゃんとゴミ箱に捨てる」 「(歯磨きの時には)コップに水を入れたら、(水道を)すぐ止める」などなど みんなで気をつけたいところに『地球にやさしいマーク』を貼る姿も。 給食の残食がゴミになってしまうことを知り 「もったいない!」と『キエーロ(生ごみ処理機)』を使った実験も始まりました。 「地球のためにみんなが協力するのが大事なんだね!」「みんなで地球にやさしくしよう」と、 はりきっている子どもたち。 自分たちの些細な行動が未来の地球につながる・・・ということを子どもたちなりに実感しながら、 広い視野を持った人になってくれたら嬉しく思います。 ・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・素材のもつ特性・素材の機能・素材の特性のいかし方

一人ひとりの役割

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みんなで話し合ったり、協力し合ったりしながら、自分たちで遊びを発展させてきた青組(5歳児)さん。 トラブルが起きた時にどうやって問題解決をしていくか、パペットを用いた素話を聴いた後、個々でも振り返りをしました。 お話に登場した動物を自分に置きかえて… 自分が「お友達と過ごすとき、どうしていたかな?」と考えてみることに。 子どもたちは、これまで遭遇した問題や問題が起きたときの自分の行動を思い返すことができたようです。 「役割を決めたら、お客さんがたくさん来ても、お店屋さんができた!」 「遊ぶ人と、係の人って、役割を交換したらいいね」 「同じ係が多くなっちゃったから、“いいよ”って譲ってあげたんだー」という声がたくさん聞かれ、嬉しく思いました。 そんな子どもたちと、来月の「たのしい音楽会」に向けて、準備を始めています。 今年度は、「ながぐつネコ」の世界を表現。 「みんながネコ役だったら?」「黄組さんの時、どんな風に劇あそびしたの?」 「お話をすすめるのに、あとどんな役が必要?」などというこちらの問いかけに、 「ハンスとか、村の人とか、大臣とかがいないと、お話ができない」 「みんなで、歌をうたったよ」「ダンスする人もいたほうがいいよね」 「ひとりじゃできないから、みんなでする」といった反応が。 さっそく今回の探究ユニット「ダイナミックワールド」の経験がいきているようです。 先週、今週と白川先生にご指導いただいて、曲の雰囲気に合わせて体を動かしたりしながら、 歌詞に気持ちを込めて歌うことの大切さも教えていただいています。 台詞やナレーションも少しずつ覚えて… お話の雰囲気や登場人物の気持ちなどを、見てくださる方に伝えるにはどうしたら良いか、 PYP探究ユニット「みんなで表現しよう」の経験もいかして、表情、抑揚のつけ方などを工夫している子どもたち。 「青組みんなで、協力してする!」「運動会みたいに、成功させたい!」 という気持ちが子どもたちの姿にも表れてきているようで、頼もしく感じています。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ  ◆中心的アイディア(Central idea):様々な方...

様々な刺激を受けながら

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 先週は、自分たちの保育室で展開されている遊びに、他学年の友達やおうちの方が遊びに来てくれたり、他クラスで遊ばせてもらったりした黄組(4歳児)さん。 お客さんから、「これ、どうやってつくったの?」と尋ねられる場面も。 ドーナツ屋さんでは「これはね、新聞紙を輪にして、それだけだと弱いから、白い和紙を貼って、絵の具を塗ってつくったんだよ」 サッカーのコーナーでは「芝生がでこぼこしちゃって、輪(サッカーボールに見立てて切ったペットボトル)が上手く滑らないから、つるつるのプラスチックを敷いたんだよ」 など、理由もそえて説明していました。 他のクラスに遊びに行った際には、「これは何でつくったんですか?」と質問したり、 「青組(5歳児)さんに、紙でつくったバナナがあったよ。本物みたいですごかった~!」 「メガネは牛乳パックでつくったんだって!モールも使ってた」など嬉しそうに友達と伝え合ったり… 紙を溶かしていたクラスを見て、「僕たちもやってみたい」と、 いろいろな種類の紙を使って実験を始める子たちも。 誰かに尋ねられたり、他クラスの遊びを見たりすることが刺激となり、 新たな挑戦がうまれ、探究がさらに深まっているようです。 素材についているマーク(リサイクル識別表示マーク)を おうちから持ってきてくれる子も増えてきました。 マークの意味を考えたり調べたりして 「リサイクルできるってことだ!」 「どのマークも、矢印がぐる~ってしてるでしょ。ずっと使えるってことだと思う」 「捨てたらもったいない」「きれいに洗ってもう一回使うってこと!」 「みんな工作してるじゃん!それもそう(リサイクル)だと思う」 「それって地球にやさしいってこと!?」など、 次々と声があがる様子には、保育者も驚いています。 子どもたちは、素材を自分たちの遊びに取り入れるだけでなく、 “リサイクル”や“地球にやさしい”ということも意識し始めているようです。 ・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほ...

秋に旬な食べ物って何だろう?

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秋の自然物を使って、クラスで様々な遊びが生まれていった赤組(3歳児・満3歳児)さん。 先日、『秋の野菜の入ったカレー』が給食に出た際、 「カレーの中に、秋の野菜が入ってるんだって。何が秋の野菜なんだろう?」と問いかけると、 「カボチャが入ってる!これは、秋だよ!」 「レンコンも入ってるよ。これも秋かな?」 と、いろいろな声が。 秋探しは、『秋の食べ物探し』へ広がつてきています。 「秋の食べ物じゃないかな?」と思っても、正解かどうか分からないことも… そこで、食べ物のことをよく知っているクッキングハウスの先生に 秋の食べ物について、聞いてみることにしました。 クラスで、秋の食べ物だと思うものを考えて、その紙を見てもらうと…、 「トマトやキュウリは…これは夏の野菜です。」 「サツマイモ、正解です!」「サンマも正解!」 正解すると、「イェーイ!」と歓声が上がりました! どのクラスでも予想していた『カボチャ』は、 「夏に収穫するけど、しばらく保存しておくと甘くなっておいしくなるから、 おいしい時期は、秋!だから、秋においしい食べ物だね」と、 教えてもらい新しい発見も! そして、その時期に食べるとおいしい食べ物を、『旬な食べ物』と呼ぶこと、 『旬な食べ物』には、栄養がたくさん入っていることも、教えてもらいました。 給食の時間、さっそく、教えてもらった『秋に旬な食べ物』をみんなで見つけていくことに! 「きのこがあった!」「お米も!」「こんにゃくも入ってるよ!」 と、いくつも発見し、嬉しそうな子どもたち。 そして… 1学期に種を蒔きバケツで育てていたお米も、秋に旬であることを教えてもらったので、 さっそく、収穫して干しておいた稲の殻をむいてみることに… 「硬いね」「難しい…」「出てきた!中は、白いよ!」 と、真剣な様子の子どもたち。 「お米ってこんなふうに取れるんだね」「採るの大変だね…」と、 一粒一粒がとても貴重なものであることも実感したようでした。 ここからさらに、秋の食べ物探しは、続いていきそうです! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(C...

ドングリいっぱい!

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 先日、みんなで大学キャンパスへお散歩に行ったもも組(満3歳児・2歳児)さん。 「あっ!葉っぱの色が赤い」「ぶどうの葉っぱが枯れてきたね」「柿がオレンジだ」と いつものお散歩ルートでは発見がいっぱい! ドングリや葉っぱもたくさん見つけました。 お散歩で集めたドングリや葉っぱは、砂のケーキのトッピングやお料理の材料に・・・ ドングリを転がして楽しむ姿もみられます。 夢中になって遊んでいると…ドングリの近くに、小さな白い虫が登場! 「これなに?」「なんかかわいい」とみんなで覗きこんでいたら 近くにいた青組(5歳児)さんが 「これはゾウムシっていうんだよ。ドングリに穴があったらそこから出てきたのかもね」 と教えてくれました。  「ドングリさんがお家なんだね」と目を輝かせながら見ていた子どもたちです。

問題を解決するには?

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これまで「もっとみんなで楽しく遊びたい」「どうしたらもっと楽しくなるかな」とその都度振り返り、 みんなで話し合ったり、協力し合ったりしながら遊びを発展させてきた青組(5歳児)さん。 先週は、保護者の方にも、子どもたちの思いやアイデアのつまった遊びを楽しんでいただきました。 保護者の皆様、感想をお寄せくださり、ありがとうございました。 いただいたメッセージを子どもたちに伝えました。 「本当に世界旅行に行った気持ちになりました」「みんなが、おもてなしをしてくれて嬉しかったです」 「ほっこりしました」などなど・・・それに聴き入る子どもたち。 嬉しい気持ちを表現したり、拍手をして喜び合ったりする姿が見られました。 また、今までのことを振り返って、トラブルが起きた時にどうやって問題解決をしていくか、 パペットを用いた素話も聴きました。 お話に登場した動物を自分に置きかえて、問題の解決方法を考えていた子どもたち。 「(ケンカになるのは嫌だから)お友達に、あやまってる!」 「ゆずってあげたらいいと思う」「ぼくも、いつもしている!」 子どもたちは、この探究ユニットを通じて、 問題を解決するにはいろいろな方法があることを、実感を伴って感じているようで、嬉しく思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ  ◆中心的アイディア(Central idea):様々な方法によって、コミュニティー内の問題は解決する  (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  ◆探究の流れ:・よい人間関係の特徴・コミュニティー内の問題解決・よい人間関係をつくるための個人の責任