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お正月の遊びいろいろ

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3学期、「あけましておめでとうございます!」と、 元気に新年の挨拶をして登園してきた赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたち。 冬休みに楽しかったことを尋ねると、 「おばあちゃんのおうちに行ったよ」「お餅食べた!」「凧あげしたよ」など、 お正月に経験したことを嬉しそうに教えてくれました。 先日のNew Year Partyでは、お餅つきを経験し、 昔からお正月にはお餅が食べられていることを聞いたり、おいしくお餅を食べたり・・・ 「お餅つき楽しかったね」「また、やりたい!」と声があがり お餅つきごっこが始まりました。 そして、お正月の遊びの「凧」や「コマ」をつくって遊んだり、 カルタ取りや福笑いなど、昔から伝わるお正月の遊びを楽しむ姿も。 初めて経験する子も、おうちで遊んだことのある子も、「おもしろいね!」と自然と笑顔に! クラス活動の中では、『日本の昔話』の読みきかせを始めています。 読み終わった後には、紙芝居や絵本の中に出てくる絵の中から、”昔のもの探し”!!  お話の中に出てくる道具を、実際に触ったり使ってみたりもしています。 『お正月』という昔から伝わる日本の行事を振り返ったり、それに関わるもので遊んだり。 日本の昔話をみて昔の人の生活を知ったりしながら、 『日本の昔のもの』にふれ、探究していきたいと思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちはどのような場所と時代にいるのか ◆中心的アイディア(Central idea):日本には、昔から伝わる大事なものがある (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・昔から伝わる日本の行事や遊び ・日本の昔話 ・日本の昔と今

青組PYP「将来の夢」~交通安全教室~

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先週、子どもたちに、「大きくなったら、何になりたいか決まってるの?」と聞いてみました。 すると…「サッカー選手!キャプテンになりたい」 「ピアノの先生。だってピアノ習っててね、なりたいなって思ったの」 「アイドル!お歌が大好きだから」などなど、たくさんの声が。 「まだ、決められない」「お医者さんにもなりたいし、電車の運転手さんにもなりたい」 「野球の選手!警察官にもなりたい」などなど、いろいろな夢を想い描いている様子の子どもたち。 本や図鑑を開いて、いろいろなお仕事のことを調べて始めています。 ご家庭でも、おうちの皆さまが、ご自身のお仕事についてどんなことをしていて、 どんな役割を担っているのかをお話ししてくださった様子。 それをメモしていた子も。 これから、園生活のなかでの出会いを生かして、身近なお仕事について知る機会をつくったり、 キャンパスや園周辺のお散歩を通じて、いろいろなお仕事に触れたりしていく予定です。 今日は、山梨県警の方々による「交通安全教室」に参加。 地域でいつもお世話になっている酒折交番の方もいらしてくださいました。 腹話術人形のケンちゃんと、 「道路にとびださない」「道路で遊ばない」 「道路の右側を歩こう」「横断歩道を渡ろう」の4つのお約束をして… 「シートベルト カチャ」という車に乗るときのお約束や、 横断歩道を渡るときの命を守るおまじない「“ワン、ツー、ストップ!”」も教えていただきました。 最近、悲しい交通事故のお話を耳にします。 子どもたちには、小学校に行っても、今日教えていただいたことを思い出しながら、 安全に過ごしてほしいと思います。 交通安全教室後は、PYP探究ユニット「将来の夢」が始まっている子どもたちに、 警察のお仕事について教えていただきました。 今年も、「警察官になりたい」と憧れている子がたくさん。 「事件や事故がないときは、何をしていますか?」「1日何時間働いていますか?」 「警察官になるために、どんな訓練をするんですか?」などと質問して、目を輝かせていました。 これからも、世の中のいろいろな仕事に興味を広げていきながら、 『大きくなったら』の夢について一緒に考えていきたいと思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「将来の夢」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら を...

冬のもの探し

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冬探しをすすめている赤組(3歳児・満3歳児)さん。 朝はすっかり冬の寒さとなり、幼稚園の園庭にも変化が・・・。 登園してきた子どもたちが、 「先生!お庭が白いよ!」「テーブルに氷みたいなのがあるよ!」「葉っぱも!」と発見! 霜がおりていたことに気がつくと教えに来てくれて 「冷たいね」「(触ると)すぐに溶けちゃうね」「これ、雪かな?」 と、不思議そう。 登園時の服装にも変化が・・・ 「寒いから、マフラーしてきたよ」「あったかい服着てきた!」 秋から冬への移り変わりによって、身の回りの変化をいろいろなところで感じているようです。 こちらは、ライブラリーで冬探し。 絵本にも冬のものってあるのかな?と探してみると・・・ 「雪だるまが描いてあるから、冬の絵本じゃない?」「サンタクロースも冬だよね」 表紙の絵を見ながら、冬にちなんだお話をたくさん見つけました。 一方、クラスでは・・・ ある朝、教員が自宅の畑から採ってきた野菜を見て 「すごい!ダイコン、大きい!」「重たい!」 隣に並んでみると、身長と同じくらいの大きさで、さらにビックリ! 「冬に畑で採れたってことは、ダイコンは、冬が旬の食べ物じゃない?」 秋と同様に、管理栄養士から「冬に旬の食べ物」について教えてもらうことに…。 まずは、ダイコンが冬の旬の食べ物か尋ねてみると、 「もちろん、ダイコンは、冬が旬の食べ物です!」と答えが返ってきて 「イエーイ!!」と、嬉しそうな子どもたち。 他にも、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、ミカン、ゆず、洋ナシ(ラ・フランス)・・・ 魚では「ブリ」という大きな魚がおいしいと教えてもらい、黒板いっぱいに「冬の食べ物」が並びました。 そして、おでんやお鍋、スープのような、温かい料理を食べると体があたたまること、 唐辛子やしょうがなど、辛い物も体をあたためてくれることも知りました。 給食の時間には、さっそく「冬の食べ物」を探し始めた子どもたち。 クラスに回ってきてくれた管理栄養士から、 昨日の給食に出た、青組(5歳児)さんが収穫した長禅寺菜も冬が旬の野菜であることも聞きました。 10月末からすすめてきた探究ユニットも、いよいよ締めくくり。 一人ひとり自己振り返りシートに取り組んでいます。 秋のものを振り返ったり、冬になってきて変わってきたものについて考えたり。 この探究活動を通じて、自然物にた...

季節の移り変わり

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朝は冷え込む日も増えてきました。 赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたちも、登園時に上着を着てくる姿が多くみられるようになり、「自分でやってみる!」と、脱いだ上着をハンガーに掛けることに挑戦しています。 今週に入り、園庭には落ち葉がいっぱい! 落ち葉をたくさん集めて、お砂のケーキやご飯に飾りつけたり、 落ち葉をシャワーのようにして遊んだりと、子どもたちにとって、落ち葉は魅力的な教材に! 昨日は、黄組(4歳児)さんがつくった「落ち葉の道路」を通らせてもらい、 「ふわふわするね」「黄色い道すごい!きれ~い!」と、嬉しそうな子どもたちでした。 お散歩の道中の景色にも、様々な変化が・・・、 「イチョウの木の葉っぱがなくなってきたね。はだかんぼになってきちゃった」 「(メタセコイヤの葉っぱを見て)オレンジ色!きれい!地面にもいっぱい落ちてるね」と発見。 「どうして、葉っぱが落ちるのかな?」と保育者が問いかけると、 「風で飛んだんじゃない?」「寒くなってきたからかな?」「冬になってきたんだよ」などと、 いろいろな答えが。 例年よりも暖かいので、まだ冬の訪れを実感しづらいのですが、 少しずつ、秋の自然の姿から変化してきていることに気づき始めているようです。 秋から冬へと移り変わることによって、身の回りのものがどのように変化していくのか。 これから、子どもたちがどんな発見をしていってくれるのか、楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

地球にやさしいことってなんだろう?

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「見て~、プラ(マーク)!」「昨日食べたラーメンの袋にもマークあったよ」と、 リサイクル識別表示マークを見つけては、おうちから持ってくる姿がたえない黄組(4歳児)さん。 身の周りのいろいろなものにマークがあることを実感しているようです。 身近な素材の機能や特性を考え、それをいかしながら遊びに取り入れてきた子どもたち。 使った素材をゴミにするのでなく分別することで、リサイクルにつながるかもしれない・・・と、分別にも挑戦しています。 「おうちでは、マークを見ながら分けて、リサイクルステーションに持ってくよ」 「リサイクルステーション知ってる!」「(リサイクルすると)また使えるようになるんだよね」という声も。 ペットボトルは、服や手袋、新しいペットボトルに、 古紙は、トイレットベーパーやティッシュペーパーに生まれ変わることも知りました。 地球のために自分たちにもできることも考え始め 「ゴミを捨てちゃうと、海の生き物が間違えて食べてしまって悲しいから、ちゃんとゴミ箱に捨てる」 「(歯磨きの時には)コップに水を入れたら、(水道を)すぐ止める」などなど みんなで気をつけたいところに『地球にやさしいマーク』を貼る姿も。 給食の残食がゴミになってしまうことを知り 「もったいない!」と『キエーロ(生ごみ処理機)』を使った実験も始まりました。 「地球のためにみんなが協力するのが大事なんだね!」「みんなで地球にやさしくしよう」と、 はりきっている子どもたち。 自分たちの些細な行動が未来の地球につながる・・・ということを子どもたちなりに実感しながら、 広い視野を持った人になってくれたら嬉しく思います。 ・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・素材のもつ特性・素材の機能・素材の特性のいかし方

一人ひとりの役割

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みんなで話し合ったり、協力し合ったりしながら、自分たちで遊びを発展させてきた青組(5歳児)さん。 トラブルが起きた時にどうやって問題解決をしていくか、パペットを用いた素話を聴いた後、個々でも振り返りをしました。 お話に登場した動物を自分に置きかえて… 自分が「お友達と過ごすとき、どうしていたかな?」と考えてみることに。 子どもたちは、これまで遭遇した問題や問題が起きたときの自分の行動を思い返すことができたようです。 「役割を決めたら、お客さんがたくさん来ても、お店屋さんができた!」 「遊ぶ人と、係の人って、役割を交換したらいいね」 「同じ係が多くなっちゃったから、“いいよ”って譲ってあげたんだー」という声がたくさん聞かれ、嬉しく思いました。 そんな子どもたちと、来月の「たのしい音楽会」に向けて、準備を始めています。 今年度は、「ながぐつネコ」の世界を表現。 「みんながネコ役だったら?」「黄組さんの時、どんな風に劇あそびしたの?」 「お話をすすめるのに、あとどんな役が必要?」などというこちらの問いかけに、 「ハンスとか、村の人とか、大臣とかがいないと、お話ができない」 「みんなで、歌をうたったよ」「ダンスする人もいたほうがいいよね」 「ひとりじゃできないから、みんなでする」といった反応が。 さっそく今回の探究ユニット「ダイナミックワールド」の経験がいきているようです。 先週、今週と白川先生にご指導いただいて、曲の雰囲気に合わせて体を動かしたりしながら、 歌詞に気持ちを込めて歌うことの大切さも教えていただいています。 台詞やナレーションも少しずつ覚えて… お話の雰囲気や登場人物の気持ちなどを、見てくださる方に伝えるにはどうしたら良いか、 PYP探究ユニット「みんなで表現しよう」の経験もいかして、表情、抑揚のつけ方などを工夫している子どもたち。 「青組みんなで、協力してする!」「運動会みたいに、成功させたい!」 という気持ちが子どもたちの姿にも表れてきているようで、頼もしく感じています。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ  ◆中心的アイディア(Central idea):様々な方...