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青組PYP探究ユニット「ダイナミックワールド」~みんながたのしいルールってどんなルール??~

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青組(5歳児)さんのPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」が始まっています。 10月中旬から11月中旬にかけて行う保育を、本園では「秋のダイナミックワールド」と呼び 自由遊びの時間だけでなく、クラス活動の時間を使いながら 普段より一層じっくりと、子どもたちと共に遊びを深めていっています。 毎日、様々な遊びを生み出している青組(5歳児)さん。 運動会のときにフランスを探究したことをきっかけに、フランスのいろいろな地方の料理に関心をもって、 ガレットやエスカルゴをつくり始めたり… 1学期からフィリピンのことを探究しているクラスでは、 遊びに来てくれた人たちにフィリピンのことを紹介するためのアイテムをつくったり… 「ベイブレード」のようにいろいろな素材をくるくる回して遊んでいるクラスでは、 お友達と一緒に楽しく遊べる遊び方を考えようと、試行錯誤しています。 今日は、遊びのなかで問題が起きた時にどうやって問題解決をしていったらいいのか、 実際にゲームをして、考えてみることに。 ゲームの後、NEK Eテレで放送された「アイラブみー」(制作:NHKエデュケーショナル)の 動画「みんながたのしいルールってどんなルール?」をみました。 (今年度も本園では、NHKエデュケーショナルの方と連携して、保育のなかでも「アイラブみー」を視聴して、自分の心や身体について考える時間を設けています。) そして、お話に登場する「みー」たちの問題を自分たちのことに置きかえて、感じたことを伝え合いました。 「(問題を解決するためには、)みーたちがしていた会議をしたらいい!」と「会議」をすることに。 みんなで会議をして決めたルールに変更して、再度ゲームにチャレンジ。 ルールを変えたら、みんなが楽しめるゲームに!大成功!! 「先生チームに勝てた!」「やったー!」と盛り上がり、 「違うルールも試してみたい」「またやりたい!」とリクエストもでていました。 これからも、問題が起きた時の解決方法や友達との関係の築き方について考える機会を大切にしながら 遊びを深めていってほしいと思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ダイナミックワールド」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ  ◆

赤組親子園外探究活動~金川の森~

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今日は、赤組(3歳児・満3歳児)さんが楽しみにしていた「赤組親子園外探究活動」。 「山梨県森林公園 金川の森」へ行き、親子でオリエンテーリングをしてきました。 手づくりのバックをかけて、おうちの方と一緒に嬉しそうに森の中へ入っていった子どもたち。 まずは、親子でドングリや松ぼっくりなど、秋の森の中に落ちている木の実を見つけることに… 「丸いのあったよ!」 「こっちは大きいよ!」 先日、大学キャンパスで見つけたドングリよりも大きいドングリを見つけ、 嬉しそうな子どもたち。 いろいろな形、色のドングリを見つけ、大切そうにバックの中へ入れていました。 その先には、本日一緒に公園に来てくださった本短期大学の小林祐一先生が待っていてくださいました。 そこでは、親子で様々な形や色の葉っぱ探し!! 「目だけでなく、手や鼻を使って葉っぱを探してみてね」と 教えていただきました。 そのあとは、今、拾ってきたドングリや落ち葉を使っていろいろな顔を作って造形あそび。 散策を終えた後は、おうちの方とお友達と一緒にお弁当を食べたり、遊具で遊んだり、ダンスを踊ったり♪ 森の中で、親子や友達と思い思いに楽しい時間を過ごしていました♪ まだまだ、秋探しが始まったばかりの赤組さん。 今日の経験が、これからどのように子どもたちの刺激となって、この先の探究がすすんでいくのかとても楽しみです。 保護者の皆様、ご協力いただきありがとうございました。 *文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

秋の木の実や葉っぱ、おもしろい!

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「先生、葉っぱ見つけたよ!」 「みてみて!葉っぱのごはん!」 今月に入り、赤組(3歳児・満3歳児)の子どもたちは、 園庭にある落ち葉や木の実を見つけてきて嬉しそうに見せてくれたり、 砂遊びの中に取り入れて遊んだりしています。 昨日、各保育室では、担任が動物パネルを使って「迷子はだあれ?」という素話をしました。 動物さんたちが遊んでいると、「エーンエーン!」と泣き声が… 行ってみると、泣いている茶色いお顔のお友達が 自分の名前も、おうちも分からないと泣いています。 子どもたちに、「みんな、このお友達の名前はわかる?」「この子のおうちはどこか知ってる?」と尋ねると、 「ドングリ!」「木の上がおうちだと思う!」「幼稚園のお庭!」「森がおうちだよ!」など、 知っていることを次々にこたえてくれました。 ドングリは、どんな場所にいるんだろう…? 今日は、昨日の素話を思い出しながら、みんなで園外にお散歩へ出かけました。 大学キャンパスまで歩いて行く道のりでは マロニエの木の大きな葉っぱやイチョウの葉っぱを発見。 そして、大学キャンパス内にある小さな森にやってきました。 「あっ、ドングリ!!」 木の下に、いっぱいドングリが落ちていることを見つけ、みんなで拾うことに。 「緑色のドングリあった!」「小さい赤ちゃんドングリ!」 見つけたドングリを先生に見せたり、友達と見せ合ったり。 木の上についているドングリも発見しました。 来週は、おうちの方と一緒に親子で森の中の探検へ出かける子どもたち。 これから、この時季ならではの経験、体験をたくさん楽しんでいきたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

黄組探究ユニット「素材の活用」

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先日の運動会では、自分たちが生まれた時から成長する過程、 そして4歳・5歳になった今の自分を表現した黄組(4歳児)さん。 昨日は、アルテア子ども館(本園子育て支援センター)で行われた「赤ちゃんの運動会」の お手伝いと応援に行きました。 パラバルーンを使い、音楽に合わせて「いないいないばぁ」をしたり、 ハイハイレースでは手づくりの応援グッズを振り声援を送ったり… 応援グッズは、赤ちゃんがどのように応援されたら喜ぶのかみんなで話し合い、 思い思いにつくっていきました。 「声だけじゃなくて、旗も振る?」「赤ちゃんは音が鳴ると喜ぶと思う」 「大きい音だとびっくりしちゃうよね」「色はカラフルがいいね」「ひらひら揺れたら喜ぶんじゃない?」など、次々と意見が出て ペットボトル、乳酸菌飲料の容器、ストロー、木の実、広告紙、画用紙など、 身近な素材を組み合わせたり、切ったり、貼ったり、色をつけたり、絵を描いたりなど、 赤ちゃんが喜ぶようにと、一生懸命仕上げていました。 日頃から、遊びに必要なものを身近な素材を使ってつくっている子どもたち。 「素材ってなに?」「どんな素材があるのかな?」と、素材探しをする姿も。 見つけた素材が何か、青組(5歳児)さんに尋ねる姿も見られ、微笑ましく思いました。 身近にある素材を遊びに取り入れながら、これからどんなふうに遊びが展開されていくのか楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「素材の活用」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:この地球を共有するということ ◆中心的アイディア(Central Idea):素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・素材のもつ特性・素材の機能・素材の特性のいかし方

運動会楽しかった!

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 昨日、登園してくると、 「運動会楽しかった!」「パパが撮ってくれたビデオ見たんだよ」 「上手だった!ってばぁばが言ってくれた!」などと、運動会の日のこと、おうちの人に褒めてもらったことなどを、 嬉しそうに言葉にして伝えてくれた子どもたち。 クラスでも、子どもたちのがんばりを振り返り、みんなでたくさん褒め合いました。 そして、運動会で楽しかったことを「絵」に描いて表現することに挑戦! 「かけっこが楽しかった!○○君と一緒に走ったからここに描こうかな!」 「パパと一緒にポーズしているところを描くよ!」「ママが応援してくれたからママも描く!」と、 自分の好きな場面を選んで描き始めました。 描き終えた絵をお互いに見てみることに… 「わかった!かけっこしてるところ!」「チャレンジマンのポーズじゃない?」 友達の絵を見ながら、どんな場面か当て合ったり、 同じかけっこでも一人ひとりの描き方が違っていることに気づいたり・・・ どれもみんな、楽しかった運動会を表現しているものであること、 絵を描くことも「伝える」という表現方法の一つであることを知ることができたようでした。 今日のスポーツデーでは、赤組(3歳児・満3歳児)さん全員で『ミニ運動会』! 綱引きをしたり、 玉入れをしたり、 最後には、みんなでダンスを踊ったり。 運動会の日に青組(5歳児)さんや小学生がしていた競技にも挑戦でき、嬉しそうでした。 子どもたちは、この探究活動を通して、 身体を動かすことの楽しさや、色々な方法で表現することの喜びを存分に味わうことができたようです。 大勢のお客様の前で表現し、たくさんの拍手をいただいたことも自信につながったことと思います。 これからも、一人ひとりが自分の思いを、のびのびと表現していってほしいと願っています。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「伝えよう(運動会)」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイディア(Central idea):さまざまな方法を使って自分を表現し、人々に伝えている (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  ◆探究の流れ:・いろい

最高の運動会

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 どこからともなく「アン、ドウ、トロア、アン、ドウ、トロア…」と、パラバルーンの掛け声が… パラバルーンごっこが始まりました。 園庭では、「リレーしよう!」「負けて悔しかったからね」と2組さん。 友達が持ってきてくれた、(おうちの方が行った)フランス旅行のお写真や フランスの画家「ボナール」や「マティス」の画集を見てフランスの文化に触れたクラスも。 運動会が終わっても、それぞれ楽しそうに活動している姿がみられます。 「パラバルーン、楽しかったよね」「ブレイキンかっこよかったって!」「お兄さんたちもすごかったね」 「ママたちが、感動したって言ってたよ」「ママ、泣いてたよ」」「パパ、泣きそうだったって」 「おばあちゃんが泣いちゃうほど、感動したって」と子どもたち。 「それは、みんなの気持ちがしっかり伝わっていた証拠だね」「嬉しいね」と振り返りをしました。 「最高の運動会だったね」「うん!最高だった!」と満足気な子どもたち。 みんなで心を一つにがんばったことがまた自信につながり、 運動会当日、お披露目した各クラス旗のテーマ「心を合わせて やさしい気持ち(1組)」 「声を合わせて まるい心、はずむ気持ち(2組)」 「力を合わせて キラキラ楽しい気持ち(3組)」も しっかり伝わっていたように感じられます。 保護者の皆様、応援ありがとうございました。 今日は、「運動会で楽しかったことや心に残ったこと」を、 言葉以外の方法でも周りの人に伝えられるように、絵で表現しました。 「ポートフォリオ(探究するなかで学んできたことを振り返る記録)」づくりでは、 「フランス」をイメージしたパラバルーンの演技や、ルーブル美術館の彫刻を表現した写真を振り返りました。 この探究活動のなかで、身の回りの標識やマークを探したり、その意味を考えたりしてきた子どもたち。 運動会で伝えたい思いを、一人一人のビジュアルイメージにして、クラス旗にすることにも挑戦してきました。 メッセージを伝えるためには、いろいろな方法があるということを実感してくれていたら嬉しく思います。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「みんなで表現しよう」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:  私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイデ