こんな町に住みたいな

PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめてきた青組(年長)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
6週間かけて探究していくなかで
「それぞれが役割をもって生きている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。


先日の卒園発表会ではそれぞれの「将来の夢」を立派に発表してくれた子どもたち。
発表を終えて、
「将来の自分がどんな仕事をしてどんな町に住んでいるかな?」
「みんなが助け合って暮らす町ってどんな町かな?」と
イメージしながら町の絵を描いていきました。


「ぼくの家の周りにはどんなお店があったけ・・・」
と自分の家の近くにあるものを思い浮かべながら描き始めたり
「ネコカフェを開きたいから、近くに動物病院やペットショップがあるといいな」
「幼稚園の近くには、給食に出す野菜を売る八百屋さんや、バスを売ってる車屋さんを描こう」
と想像を膨らませたりしていた子どもたち。

さらには、
「(ピアノの先生になりたいから)ピアノ教室に飾るお花を買えるように
○○ちゃんのお花屋さんを描こう」
「私はケーキ屋さんになりたいから、○○ちゃんのカフェを隣に描こう」
とお友達のなりたい職業も描いたり
「電気屋さんは何のお仕事につながっているかなぁ」
「何が売ってるの?」
「冷蔵庫とか洗濯機・・・」
「じゃぁ、洗濯をお仕事にしているお店を描いたらいいんじゃない?」
と子どもたち同士で相談しながら描いたりしていた子どもたち。
このユニットを通して、子どもたちが、
世の中には色々な仕事がありそれぞれ役割があること、
それぞれの仕事と自分たちの生活はつながっていること
仕事と仕事にもつながりがあること
などを実感的に捉えてくれていたら、嬉しく思います。



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