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2月, 2023の投稿を表示しています

多文化交流

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 昨日、今日と、フランス出身のファニー・オランジュさん(甲府市国際交流員)をお迎えし 赤組(3歳児)、黄組(4歳児)、青組(5歳児)の子どもたちが フランスのことをたくさん教えていただきました。 スライドを見ながら、フランス語のあいさつ言葉や、 フランスの有名なもの・食べ物などを紹介していただいたり、 国旗にまつわるクイズや、フランスの子どもたちがする遊びをしたり・・・ 「フランスで有名な飲み物はなんですか?」 「どんなときに花束を贈りますか?」など、子どもたちから質問もでて フランスではワインやぶどうジュースが有名なこと、 日本ではバレンタインデーにチョコレートを贈るけれどフランスでは花束を贈る習慣があること、 なども教えていただきました。 「フランスに行ってみたい!」「今度のオリンピックはパリでやるんだよね」 などと話す姿もみられ、楽しくフランスの文化にふれることができたようです。 そして今日は、青組(5歳児)さんが、中国の幼稚園とzoomで交流しました。 画面に中国のお友達が映ると手を振ったり「ニイハオ!」と呼びかけたりして とても嬉しそうだった子どもたち。 日本のことを紹介したり、「きらきら星」の歌をお互いの国の言葉で歌い合ったりして過ごしました。

PYP探究ユニット「人との関わり」

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 PYP探究ユニット「人との関わり」をすすめている黄組(4歳児)さん(PYPについては こちら をご覧ください)。 このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 「幸せは人と人との関係に影響されている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末、子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  この探究ユニットでは ・人間関係が私たちに与える影響(友達にしてもらって嬉しかったこと。友達にして喜ばれたこと) ・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動(自分がなりたいと思う青組の姿) を、子どもたちとともに探究していきます。 先週まで、PYP探究ユニット「劇あそび」をすすめていた黄組(4歳児)さん。 今日は、お友達と役を交換しながら「劇あそび」を楽しみました。 お友達のセリフや動きをよく覚えていて保育者はびっくり!! 「みんな、来年のオペレッタ楽しみだね~」と声をかけると 「青組さんみたいにできるかな?」「できるよ!もうすぐ青組さんになるんだよ」 という言葉が返ってきました。 「青組さんは、もう小学校行くんだよ」「そう1年生になるんだよ」という声もあがり、 今度は自分たちが青組(5歳児)さんになることを意識しているようです。 進級を前に、これまでたくさん遊んでもらった青組(5歳児)さんに「してもらって嬉しかったこと」を思い返してみると・・・ 「手をつないでくれて嬉しかった」「鉄棒を教えてもらったこと!」 「サッカーを一緒にしてくれた」「困っている時、“大丈夫?”って言ってくれたこと」 「泣いていた時、頭なでなでしてくれた。背中もすりすりしてくれて嬉しかった」 など、 たくさんの「してもらって嬉しかったこと」が出てきました。 そして、青組(5歳児)さんに“感謝の気持ちを伝えたい” “感謝の気持ちを伝える会をプレゼントしよう”と 「青組を送る会」の企画をすることに。 「どうしたら、“ありがとう”の気持ちが伝わるかな」「どうやって伝えようか?」 「小学校へ行っても“がんばって~”って、応援したい」と考え、 みんなでアイデアを出し合っています。 「“かっこいい一年生になってね”って伝えたい」 「“ありがとう”の気持ちをカー

不老園散策

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青組(5歳児)さんが、梅の名所「不老園」へ出かけました。 到着して中に入ると、白、ピンク、赤、黄色など色とりどりの梅の花が咲いていました。 子どもたちは、日月しだれ、夫婦梅、しだれ紅梅などたくさんの種類の梅の花を眺めながら 花の色や花びらの数など違いを見つけたり 花に顔を近づけて「いいにおい!」と香りを感じたりしながら進んでいきました。 途中、修園旅行のときに曽根丘陵公園で見た「ウメノキゴケ」を発見! 「ここは空気がきれいってことだね!」と 修園旅行で聞いたお話を思い出しているようでした。 坂道や階段をどんどん上っていくと、展望台に到着。 歩いてきた道や大学キャンパスが遠くに小さく見えることに気づいて 「ヤッホー!」と幼稚園に聞こえるように思い切り叫ぶ姿もありました。 神社やお地蔵さんに、素敵な一年生になれるようお願いしたり 梅ゼリーを食べて一休みしたりもしながら 楽しく散策することができたようです。

出前授業~ももたろうの世界へ~

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 PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめてきた赤組(3歳児)さん(このユニットについては こちら をご覧ください)。 7週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを 実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました 一昨日、山梨県立博物館の学芸員の方々が来園。 子どもたちに「出前授業」をしてくださいました。 まずは、子どもたちにも身近なお話である「ももたろう」の紙芝居を読んでいただき、 「ももたろうの世界」へタイムスリップ! 洗濯や重たい荷物運び、お団子づくりの準備など、昔の生活を体験しました。   洗濯では、水をはったたらいの中に手を入れて、洗濯板とタオルでゴシゴシ。 学芸員の方から、「洗濯の音ってどんな音がする?」と聞かれると 「ジャリジャリ!」「ゴリゴリ!」「ブンブン!!」など嬉しそうに答えていました。 「水が冷たいね」「タオル(洗濯物)がちょっと(水を含んで)重くなってる…」「昔の人って大変だったんだね」 と、体験することで感じたことがたくさんあったようです。 背負子で重い荷物を運んだときには、「重いなぁ」「僕は軽いよ!」「肩が痛いよ」といった感想も。 お団子に使う米粉づくりにも挑戦。 お米の入った石臼を力いっぱい回し、 お米が粉になっていく様子を 「サラサラしてる!」「白くってきれいだね」 「これがお団子になるんだね」「つくってみたい!」と 嬉しそうに眺めていました。 その後、ろうそくの灯りも間近で見せていただきました。 昔ながらのやさしい灯りの“ゆらぎ”や黒い“すす”を見たり、 そっと手をかざしてあたたかさを体感したり・・・ 優しい灯りを見つめながら、「火の色は青い色も混ざってるんだ」「夜は暗くて怖そう」と話していました。 こうして、出前授業で「昔と今の違い」を楽しみながら体験していた子どもたち。 今日は、米粉を使ったお団子づくりもしてみました。 「お米の粉ってサラサラしてる!」「ふわふわだね」「白くてきれい」などと話しながら手を動かし 可愛いお団子の完成です。 子どもたちには、これからも、遊びや昔話、伝統行事などを通じて「日本の昔と今」に親しむなかで 現代の生活との違いを見つけながら、日本に昔から伝わる大事なものへの興味を広げ、 「昔から伝わるものには、これからも大切にしていきたいも

卒園発表会

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今日は山梨学院メモリアルホールで、青組(5歳児)さんの卒園発表会を行いました。 まずは、PYP探究ユニット「将来の夢」のこれまでの活動を振り返り、 一人一人が「将来の夢」を発表。 大きくなったらどんな仕事をしたいか、どうしてその仕事をしたいと思ったのか その仕事に就いたらどんな役割を果たしたいのかを 自分の思いを表現した絵や、一生懸命考えた言葉で堂々と発表していました。 そして、青組の一年間をまとめたスライドを鑑賞したあとは 3年ぶりに歌を披露。 気持ちを合わせた素敵な歌声を聴かせてくれました。 最後は園長からこれまでの子どもたちの姿や就学に向けてのことをお話しさせていただきました。 黄組(4歳児)、赤組(3歳児)、もも組(満3歳児・2歳児)の子どもたちや 青組(5歳児)担当以外の教職員からも「頑張ってね!!」とエールをたくさんもらって この卒園発表会に臨んだ青組(5歳児)さん。 お友達と一緒に舞台に上がり、たくさんのお客様を前に発表した経験は、 子どもたちの自信につながってくれることと思います。 会場に足をお運びくださった皆様、ありがとうございました。

スポーツデーで鬼ごっこ

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スポーツデーで、先月に続き大﨑恵介先生(本学学習教育開発センター准教授/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)をお迎えした赤組(3歳児)さん。 鬼の背中をタッチする鬼ごっこ、4色のマットを使った色鬼、こおり鬼を教えていただき、 たくさん体を動かしました。 こおり鬼では、「鬼にタッチされて固まった子をタッチして助ける」というルールと、 「固まった子は足を開きその間をくぐって助ける」というルールの2パターンに挑戦。 子どもたち同士で「助けて!」「(氷が)溶けたよ!!」と声をかけあいながら、笑顔で走り回っていました。 活動の間、けいコーチ(大﨑先生)のお話をよく聞いていた子どもたち。 鬼にタッチされて悲しそうにしている子と手をつないだり、 色鬼ではどうしたらみんなでマットに触れることができるかを考えたりと 友達を思いやる姿もみられ、成長を感じて嬉しく思いました。 終わった後には、「けいコーチ(大﨑先生)大好き!!」 「楽しかった!!」「もっと鬼ごっこしたい!」などと話していて、 「明日、鬼ごっこしようね」と子どもたち同士で約束をする場面も。 とても充実した時間を過ごすことができたようです。 *文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。

劇発表を終えて

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 PYP探究ユニット「劇あそび」をすすめてきた黄組(4歳児)さん(このユニットについては こちら をご覧ください) 。 「お話は人々を魅了し(メッセージを伝える」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って6週間探究してきました。 これまで、「演じる物語に込められたメッセージ」や「劇あそびをみてくれる人に伝えたいこと」、 みた人が楽しい気持ちになれるようにと表現の仕方などを考えてきた黄組(4歳児)さん。 台詞の言い方、登場の仕方を工夫したり、劇あそびに必要な大道具や小道具をつくったりして、 劇をみんなでつくりあげてきました。 先週末の学年末参観日で発表した際には、おうちの方々から感想を書いてよせていただきました。 1組の保護者の方から… 「みんなを応援する姿が、とてもよかったよ。みんな幸せなきもちになれてよかったね」 「すてきな木の家・藁の家・レンガの家。みんなの笑顔とお歌がとっても幸せな気持ちにさせてくれました」 2組の保護者の方から… 「嬉しい気持ちのおすそわけってすてき。お友達を大切にしたいなって思いました」 「みんなの優しい気持ちがつながっていって、温かな気持ちになりました。みんなに優しく親切にしたくなりました」 3組の保護者の方から… 「みんなのすてきな歌を聴いて、とっても優しい気持ちになりました」 「優しさが伝わってきた、すてきな劇とお歌でした。たくさん、工夫したアイデアがよかったです。幸せな気持ちをありがとうございました」などなど、クラスごと、ご家庭から温かいメッセージをいただいた子どもたち。 「みんなの劇、みてもらえて嬉しかった!」「(おうちの方が)優しい気持ちになってくれてよかった」 と、大勢の方にみていただく嬉しさや伝えたい思いを表現することができた喜びを味わえたようです。 そして「もっと“優しさ”が伝わるようにがんばりたい」「もっとすてきにダンスをしたい」など 「次はもっとこうしたい!」とはりきっている姿もみられました。 保護者の皆様にはご協力いただき、ありがとうございました。 子どもたちは、参観日を終えた後も、 「ほかの役もやってみたい!」と今までとは違う役になって劇あそびをしたり 劇のワンシーンを再現したりして遊んでいます。 今日は給食の前にメモリアルホールへ行き 青組(5歳児)さんの卒園発表会のリハーサルをみてきました。 「すて