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5月, 2023の投稿を表示しています

黄組親子園外探究活動

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 PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。  今日は、黄組(4歳児)の「親子園外探究活動」で、愛宕山子どもの国へ行ってきました。 愛宕山スタッフの方に、森でのお約束を教えていただいてから、 「森の宝探し」に出発です。 親子で、散策をしながら、「なにかトゲトゲのもの ひとつ」「だれかの食べたあと ひとつ」 「なにか音がするもの ひとつ」など、「森の宝探し」のリストにのっている宝ものを見つけていきます。 見つけた宝ものを見せ合ったり、出合った虫を捕まえて観察したり・・・ 鳥のにぎやかなさえずりに、「合唱してるね」と聴き入ったり ドクダミの葉っぱの匂いをかいだりもして、五感を使って自然にふれていた子どもたち。 水路があるところでは、「何が見えるかな?」と中をのぞいてみると ヤマアカガエルとアズマヒキガエルのオタマジャクシ、アメンボ、ミジンコなどたくさんの生き物が。 いろいろな角度から観察して「カエルのお腹と背中の色が違う!」「オタマジャクシの大きさが違う!」など発見もあったようでした。 広場に着いたら、みんなで集めてきた「森の宝もの」を見せ合いながら、振り返り。 「森の宝探し」最後のお題は、「あなたの笑顔 ひとつ」。みんなで笑顔を見せ合いました。 散策を終えたあとはみんなでお弁当。 ダンスをしたり、新しくできた遊具で遊んだりもして みんなとても楽しそうでした。 今日は、ミミズ、コガネムシの仲間、カメムシ、ウマオイ、ベニボタル、体が赤いアリ、 幼稚園ではみたことのない模様のチョウ、バッタ、トンボ、キラキラしたトカゲ、ヨモギ、ドクダミ などたくさんの生き物と出合った子どもたち。 おうちの方と一緒に愛宕山の生き物にふれ、 生き物が好む環境について考える機会になっていたら嬉しく思います。 保護者の皆様、そして愛宕山のスタッフの皆様、ご協力をいただきましてありがとうございました。

PYP探究ユニット「いろいろな国」

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 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」が始まっている青組(5歳児)さん。(PYPについては こちら をご覧ください) このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。  6週間かけて探究をすすめていくなかで 「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」 ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます) このユニットでは ・それぞれの国で有名なもの、大事にされているものは? ・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由は? ・それぞれの国で大事にされているものを周りのひとにも伝える という探究活動を、子どもたちとともにしていきます 赤組(3歳児)の時に、日本で昔から大切にされているものを探究してきた子どもたち。 「日本といえば?」「お寿司」「お餅」「富士山」「雛祭り」「兜」「忍者」…「お祭り!」と、 日本のことに触れながら、世界のいろいろな国に興味を広げ始めています。 今日は、iCLA国際リベラルアーツ学部に遊びに行くことに。 アメリカからの留学生が、お迎えにいらしてくださり リベラルアーツ学部の中を見せてもらいながら、屋上庭園へ。 アメリカ、メキシコ、アルゼンチン、スペイン、オーストラリア、 南アフリカ、アゼルバイジャン、インド、マレーシアなど、 さまざまな国から来ている留学生と交流してきました。 それぞれの国の有名なもの(建造物や食べ物、動物など)や、大事にされているものについてに紹介していただき… 挨拶や、よく使う言葉も教えていただきました。 パレードや、カーニバルの話から、「パーティーはどんな時にするんですか?」という問いに、 どの国のお兄さん、お姉さんからも「いつも!」と返事があり、 「えー!毎日!」と、驚いていた様子。 今日は、世界のいろいろな国の様子を知ることができ、たくさんの刺激を受けたようです。 いろいろな国のことを紹介してくださったお礼にと、 子どもたちから、折り紙でつくった「手裏剣」をプレゼント。 「今度は、ぜひ幼稚園に遊びにきてください」と、お約束すると嬉しそうな子どもたち。 次に、どんな交流ができるか楽

幼稚園の周りをお散歩!

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PYP探究ユニット「最初の一歩」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 10週間かけて探究していくなかで「新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んでいます。 これまで、幼稚園園舎や園庭の探検をして、活動範囲がすっかり広がっている子どもたち。 今日は、園舎の周りをぐるっと歩くお散歩に出かけました。 友達と手をつないで歩くこと、前のお友達の後ろについて歩くこと、道路の端を歩くこと、 道路を渡るときには手を挙げて気をつけて渡ることなど、園の外を歩くときのお約束を確認し、 玄関で「行ってきまーす!」と元気にご挨拶をしたら、出発です! まずは、ブドウ畑に小さなブドウの赤ちゃんを発見。 「ちいさいね」「今からお父さんやお母さんになるんだよね」「大きくなってね!」 などと、優しく声をかけていました。 ライブラリーやプールを裏側から眺めながら進んでいくと、車の通る道路に出ました。 お部屋で確認したお約束を思い出し、 手を挙げて、車が来ないか確認をしてみんなで並んで渡ります。 その先まで行くと…クッキングハウスを発見。 「おうちの絵が描いてあるね」「煙突から何か出てるね!煙かな?」と、みんなで眺めていると… 「お~い!」と、中から管理栄養士の先生が出てきてくれました。 手に持っていたのは、小学生がアルテア子どもファームで育てた「タマネギ」!! 「お兄さん、お姉さんたちがアルテアファームで育てたタマネギだよ。明日の給食に出すから食べてね」 と声をかけられると「は~い!」と元気にこたえていました。 その先のマロニエガーデンでは、マロニエの葉っぱの大きさを見てビックリ! 自分たちの手と大きさを比べ・・・ タンポポやツツジ、アリやアリの巣も見つけ興味津々でした。 幼稚園が見えてくると、 「あれ?もう幼稚園に着いちゃった!!」「楽しかったね」「また、お散歩行きたいね」と子どもたち。 幼稚園の外には、楽しい発見がいっぱい!! お散歩も子どもたちにとって好きなことの一つになってくれたら嬉しいです。

もも組さんの様子(5月15日)

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雨の月曜日。 トンネル遊びをしていたもも組(満3歳児・2歳児)さん 長いトンネルをくぐった先で… 楽しい遊びが始まりました! 「トトロを探しているの」「まっくろくろすけ!つかまえた!」 「見つけた!ドングリ!」と 『となりのトトロ』の一場面が繰り広げられていました。 そこで、みんなで新聞紙を丸めてドングリをつくったり、ちぎって雨を降らせたり… こちらでは、丸めた新聞紙をおむすびに見立てたり、 ちぎった新聞紙の形から電車や線路をイメージしたりした子どもたち。 ちぎる感触をじっくり味わったり、丸めたり…。 思い思いに新聞紙という素材に向き合っている姿が、とても可愛らしかったです。

PYPユニット「身近な生き物」 

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PYP探究ユニット「身近な生き物」が始まっている黄組(4歳児)さん。(PYPについては こちら をご覧ください) このユニットは「世界はどのような仕組みになっているのか」という 教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  この探究ユニットでは ・身の周りの生き物 ・生き物の成長・生長 ・生き物が好む環境 を、子どもたちとともに探究していきます。 気の合う友達と一緒に園庭で遊ぶなかで、 「つかまえたよ!!」と、アリやダンゴムシ、幼虫などを探したり、 「イチゴが赤くなってきた。食べられるかな~」と、プランターで栽培しているイチゴやジャガイモを見たりして、 発見したことをクラスの友達や保育者に嬉しそうに伝える姿が毎日のように見られる黄組(4歳児)さん。 園庭に落ちていたトウカエデの葉っぱを見つけて 「見てー!チューリップに似てる!!」「これ恐竜の足みたい」と会話を弾ませる姿も。 見つけた生き物を虫かごに入れて、じっくり観察したり、図鑑で名前を調べたりして楽しんでいるようです。 おうちの方と一緒に見つけた生き物を紹介してくれたり、 クラスで飼育している生き物のためにと餌になりそうなものを持ってきてくれたりする子も。 飼育のコーナーには、幼虫、オタマジャクシ、カニなども仲間入りし、生き物が少しずつ増えてきました。 そんな子どもたちと、昨日は大学キャンパスにお散歩。 目で見るだけでなく、触ったり、聞いたり、嗅いだり、 いろいろな感覚を使って自然を感じてほしいと思って出かけました。 ドングリがついていないシラカシ、園庭にもあるトウカエデ、 つぼみのアジサイ、きれいに咲いているバラなど、いろいろな植物を見たり、 太陽の光のあたたかさや風の心地よさに季節を感じたり・・・ 幼稚園とは違った環境のなかで、初めて出合う植物や虫たちに興奮していた様子。 子どもたちには、こうした経験もしながら「身近な生き物」への興味をさらに深めていってほしいと思っています。