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昔話の表現あそび

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 PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 「おむすびころりん」や「ももたろう」「かさじぞう」「こぶとりじいさん」「つるのおんがえし」など、 日本の昔話にふれ、お話の登場人物になりきって遊んだり、音楽に合わせてしたりしてきた子どもたち。 お友達と表現遊びを見せ合い 「カニさんのポーズがかわいかった」「みんな、ダンスが楽しそうだった!」と、 すてきなところをお互いに振り返ったりもしました。 そして今日は、参観日でする『さるかに合戦』の音楽リズムを 園長先生や、他のクラスのお友達に披露しました。 お客様を招くのは初めてで、ちょっとドキドキしている姿もみられましたが 始まると楽しそうに表現していて、お客様にみてもらう喜びを味わうことができた様子。 参観日は今週末。子どもたちは、『さるかに合戦』をイメージして、役ごとのお面やおにぎりなどをつくったり 「今度、お客さんを呼ぶ?」「何の役をしようかな~」と話したりしていて おうちの方にみていただくのを楽しみにしているようです。

卒園発表会

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 今日は山梨学院メモリアルホールで、青組(5歳児)さんの卒園発表会を行いました。 まずは、PYP探究ユニット「将来の夢」のこれまでの活動を、事前に収録した動画で振り返り、 それぞれの「将来の夢」を発表。 大きくなったらどんな仕事をしたいか、 どうしてその仕事をしたいと思ったのか その仕事に就いたらどんな役割を果たしたいのかを 工夫を重ねて描いた絵や、一生懸命考えた自分の言葉で堂々と発表していました。 そして、事前に録音した子どもたちの歌声をBGMに、 青組の一年間をまとめたスライドを鑑賞。 子どもたちもステージからフロアに下りて、おうちの方と一緒に鑑賞しました。 最後は、子どもたちみんなで考えたサプライズ企画! いったん退場した子どもたちが会場の外に並び、会場から出てくるおうちの方を出迎えて 「ありがとう」の気持ちを込めてつくったお花と、 一人一人が考えた感謝の言葉をプレゼント。 「いつもごはんをつくってくれてありがとう」 「幼稚園に送り迎えしてくれてありがとう」 「大好きでいてくれてありがとう」 などなど、子どもたちはそれぞれ思いを伝えることができた様子。 『おうちの方に「ありがとう」の気持ちを伝えたい!』と ひそかに準備をしてきた企画は、大成功でした。 今日は、たくさんのお客様を前に緊張した様子もみられましたが 舞台の上では立派に発表していた子どもたち。 「自分だけではなく、お友達も頑張れるように応援したい」という声もきかれ 仲間の存在も意識しているようでした。 お客様の前でスポットライトを浴びて発表した経験は、 きっと、子どもたちの自信につながってくれることと思います。 今年度も、新型コロナウイルス感染防止対策をとりながらの開催とさせていただきました。 保護者の皆様には、様々な面でご理解ご協力いただき、誠にありがとうございました。

PYP探究ユニット「人との関わり」

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 PYP探究ユニット「人との関わり」をすすめている黄組(4歳児)さん。(PYPについては こちら をご覧ください)  このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。 「幸せは人と人との関係に影響されている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。 (PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)  この探究ユニットでは ・人間関係が私たちに与える影響(友達にしてもらって嬉しかったこと。友達にして喜ばれたこと) ・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動(自分がなりたいと思う青組の姿) を、子どもたちとともに探究していきます。 進級を前に、これまでたくさん遊んでもらった青組(5歳児)さんに「してもらって嬉しかったこと」を思い起こしてみた子どもたち。 「手裏剣の折り方を教えてもらったこと」 「お庭で一緒にサッカーしてもらったこと」 「バスの中で席を譲ってもらったこと」 「英語(課外教室)のときにお部屋を教えてもらったこと」 など、 たくさんの「してもらって嬉しかったこと」がでてきました。 そして、もうすぐ卒園を迎える青組(5歳児)さんに、感謝の気持ちを伝えたい、 と「青組を送る会」の企画をすることに。 「どうやってありがとうの気持ちを伝えようか?」と考え、みんなでアイディアを出し合っています。 そんな黄組(4歳児)さん。 今日は、みんなでメモリアルホールへ行き、青組(5歳児)さんの卒園発表会のリハーサルを見てきました。 メモリアルホールへ向かいながら、 「あ!かわいい鳥の鳴き声がする!」「カラスが飛んでる!」と、周りに目を向けたり、 「木に白いお花が咲いてる!」と、梅の開花に気づいたりしながら元気よく歩いていた子どもたち。 「もう春だね」「春になったら、僕たち青組さんだね」「青組さんは1年生!」と、 新しい生活を楽しみにしている様子もうかがえました。 メモリアルホールでは、 「同じコースのお姉ちゃんだよ」「一緒にサッカーしてくれたお兄ちゃんもいる」 と、青組(5歳児)さんの発表を嬉しそうに見て、一生懸命拍手を送っていた子どもたち。 「青組さんかっこよかったね」「次は私たちかぁ…」「できるようになるかな?」 と友達と感想

赤組さんのリズムあそび

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 先月に引き続き、赤組(3歳児)さんのもとへ川上琴美先生(元山梨学院短期大学保育科教授)が来てくださり、一緒にリズムあそびをしました。 前回は、昔話に出てくる動物になりきって音楽リズムをして遊んでいる子どもたちに、いろいろな動物の表現の仕方を教えてくださいました。 今回は、先生の動きをまねる「まねっこあそび」や 丸めた紙を雪に見立てて上に投げたりカゴに投げ入れたりする「雪合戦ごっこ」 「キャンディ太鼓」の音やリズムに合わせて体を動かしたり、 股関節を柔らかくする動きなどをとり入れた柔軟運動をしたりもしました。 キラキラしたポンポンを使って、みんなでダンスも。 音楽に合わせてのびのびと踊っていた子どもたち。 先生と一緒に楽しく体を動かすことができたようです。 *文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。

楽しい遊びがいっぱい!

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 園庭で「氷見つけたよ!」「固い土があった!」と氷や凍った土で遊んでいた黄組(4歳児)さん。 やがて時間が経ち地面の氷が溶けると、山づくりが始まりました。 「土が柔らかくなってる!」「ツルツルなお山になってきたよ」と 砂場とは違った土の感触を楽しんでいたようです。 室内では、製作遊びをするなかで覚えた「ジャバラ折り」や 「模様切り」などの技法を使った遊びがブーム。 「ジャバラ折りでウニをつくったよ!」「私はネックレス!」「誰が一番長いかな?」 「きれいな模様ができたよ」「雪みたいでしょ!」と盛り上がっていました。 劇遊びに必要なものを自分たちで考えてつくったり、劇の役になりきって遊んだりする姿も。 今日もいろいろなところで楽しみを見つけて遊んでいた子どもたちです。

日本の昔話にたくさんふれています

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 PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめている赤組(3歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを実感を伴って理解していってほしいと思っています。 これまで「昔の遊び道具」や「昔使われていた道具」に加え、いろいろな日本の昔話にもふれてきました。 「今日は、何のお話?」と保育者に問いかけたり 「このお話がいい!」「うらしまたろうがいい!」などどリクエストしたりしていて 子どもたちは、お話を聞くのを楽しみにしている様子。 お話を読んだ後には、「昔と今ではどんなところが違うかな?」と考えたりもしています。 「このお話には、背中に背負うのがでてきたね(背負子)」 「おじいさん、着物着てる!」「昔の人は、着物を着てたんだね」 「着物を着てお洗濯するのって大変そう」「袖が長いからね」「(着物)よごれちゃうかな」 などと、お話のなかの登場人物や昔の人の気持ちに思いを馳せる子たちもいました。 「おむすびころりん」に出てくるネズミになりきっておもちつきやお料理づくりをしたり 「ももたろう」に出てくる登場人物になりきってきび団子のやり取りをしたりする姿もみられ 遊びのなかでも、昔話の世界をイメージして楽しんでいるようです。

今日のもも組さん

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 今日は朝から「お弁当の配達屋さんごっこ」で盛り上がっていたもも組(満3歳児・2歳児)さん。 食材を詰めたお弁当箱を袋に入れては、保育者の元へ「どうぞ」と配達。 「お弁当をつくって誰かに届ける」という流れを楽しんでいる様子でした。 グリーンデッキでは、「かくれんぼごっこ」。 最近、何人かで遊んでいる姿がみられるので、今日はみんなでやってみました。 「いーち、にー、さーん・・・」と10まで数える鬼の子たち。 隠れる子どもたちは、見つからないように・・・ じーっと動かないで待っています。 そして鬼の子たちが「みーつけた!!」とやってくると、 見つかった子たちも楽しそうにしていました。 子どもたちは「もういいかーい!」「もういいよー!」という言葉のやり取りの面白さや、 お友達を探す楽しさ、見つけてもらう嬉しさなどを味わいながら遊んでいたようです。

将来の夢

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  PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。 (このユニットについては こちら をご覧ください) 6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、 実感を伴って理解していってほしいと思っています。 これまで、おうちの方のお仕事について調べたり 「マーケットゲーム」や「お仕事探し」を経験したりするなかで、 世の中にはどんな仕事があるのかを知り、 「自分が大きくなったらどんな仕事をしたいのか」「どうしてその仕事をしたいのか」 「その仕事に就いてどんなことをしたいのか」「どんな風にみんなの役に立ちたいのか」 と「将来の夢」を考えてきた子どもたち。 警察官、パティシエール、サッカー選手・・・色々な夢を思い描いているようです。 そして、卒園発表会ではそれぞれの「将来の夢」を披露しようと 絵を描いたり発表する言葉を考えたりしています。 それぞれの思いがつまった文章ができあがると それを友達同士で発表し合ったり、いろいろな保育者に聞いてもらったり・・・ 聞いてもらった後に、友達や保育者から「○○君、上手!」「素敵な夢だね!頑張って」 「○○ちゃんのケーキ屋さんに行きたいな」などと声をかけられると、とても嬉しそうです。 「聞いてくれる人に伝わるように言いたい」と、会場に来てくださる方のことを想像したり、 「速く言うと初めて聞いた人がわからないかも」 「楽しそうに言った方が、聞いている人も楽しいかな」 「体(ポーズ)もつけたらいいかな」など、伝えたいことが伝わるようにと 声の大きさ、話すスピード、表情、体の使い方など、表現方法を工夫したりもしています。 このような日々の積み重ねのなかで自信をつけ、来週の本番では自分の夢を堂々と発表してほしいと思います。 子どもたちもはりきっていますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。