幼稚園って楽しい!!

PYP探究ユニット「最初の一歩」をすすめてきた赤組(年少)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
10週間かけて探究していくなかで
「私たちは、新しい環境の中でも、安心できる場所、
好きなことを見つけることができる」
ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。

この探究ユニットの中では
「バランスのとれた人」「コミュニケーションができる人」「心を開く人」
という「IB学習者像(Learner Profile)」(IBプログラムを通じて「こういう人になろう!」と掲げられたもの)
を特に大切にしてきました。

先日、「バランス」「コミュニケーション」という言葉を
子どもたちにより身近に感じてもらえるようにと
その言葉を取り入れたゲームをしてみることに・・・

まず「バランス」と聞いて子どもたちが思い浮かべたのが
片足をあげたり、両手を広げたりして立つ「体のバランス」。
そこで、「片足で立ってみよう!」と
「バランスゲーム」に挑戦しました。
 
足をついてしまわないように、一生懸命バランスを保とうとしていた子どもたち。
「片足だと上手に立てないけれど、手を広げると立てるよ」
「バランスがとれてるってことだね」と
子どもたちなりに「バランス」という言葉の意味を感じているようでした。

一方「コミュニケーション」という言葉には
「『こんにちは』って言うこと」「『○○して』って言うこと」など、
「人との関わり」をイメージした様子の子どもたち。
「コミュニケーションゲーム」では
歌を歌いながら歩いて
曲が終わったところで向かい会ったお友達と
握手をして「こんにちは」とご挨拶。
「握手をしたらどんな気持ちになった?」と問いかけると
「嬉しい気持ち!」「楽しかった」「ニコニコになった」
と、コミュニケーションをとることの喜びを感じられたようです。

この探究活動を通して
「すべり台はドキドキして楽しい!」
「ライブラリーはいっぱい本があって嬉しい!」
「お部屋(保育室)はいろんなおもちゃがあって
工作もできて、お給食も食べられるから好き!」
とそれぞれ、幼稚園のなかで「安心できる場所、好きなこと」を
見つけることができた様子。
自然と友達関係も広がっていったようでした。
赤組(年少)さんの幼稚園生活はまだ始まったばかり。
これからたくさんの新しいことが待っていると思いますが
色々なことにチャレンジして、「幼稚園の安心できる場所、好きなこと」を
さらに見つけていってほしいと願っています。

このブログの人気の投稿

風で動くもの

野球にちなんだ運動遊び

卒園発表会