カロリーナお姉さんと「どうぶつしょうぎ」

今日は女流棋士カロリーナ・ステチェンスカさん(日本将棋連盟所属)が来園。
青組(年長)さんと一緒に「どうぶつしょうぎ」をしていただきました。
カロリーナさんは、ポーランド出身で、本学を卒業後、本大学院を修了し
初の外国人プロ棋士として、また甲府大使としても活躍されています。

子どもたちはこれまで
クラスの友達と「どうぶつしょうぎ」をしたり
日本やポーランドの国旗をつくって飾ったりして
今日をとても心待ちにしていたようでした。

まずはカロリーナお姉さんに質問タイム。
「どうしたら強くなれますか?」
「負けて悔しくて“参りました”が言えない時が
あるけれどどうしたらいいですか?」
といった質問が出て
毎日対局をしたり、将棋の本を読んで勉強したりして強くなったこと
「参りました」という言葉には「自分は一生懸命頑張ったけれど
足りないところがあったから勉強をしてまた次はがんばる」
という思いも込められていることなどを
話していただきました。
 そして、お姉さんが普段使っている駒を見せていただいたり
技を教えていただいたりした後
子どもたち同士で対局。
お姉さんは対局を見守りながら
時にはアドバイスをしてくださいました。
最後は、各クラスの「どうぶつしょうぎトーナメント戦」を
勝ち進んだ子とお姉さんとの対局。
お姉さんの駒を一つ減らすというハンディを
つけさせていただいて対戦しました。
どのクラスも、緊張した雰囲気のなか真剣勝負が繰り広げられ
応援する子どもたちもドキドキした表情で見守り
お友達が勝つと拍手と歓声で大盛り上がりでした。
「またお姉さんと将棋がしたい」
「教えてもらった技を使ってみたい」
「たくさん将棋をして強くなりたい」
と口々に言っていた子どもたち。
プロ棋士の方と「どうぶつしょうぎ」を通して交流する
という貴重な体験をできたようです。

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