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6月, 2025の投稿を表示しています

IB学習者像(Learner Profile)を遊びに取り入れて

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すっかり幼稚園での生活にも慣れ、それぞれに好きな場所、好きな遊びを見つけて遊び出せるようになってきた赤組(3歳児・満3歳児)さん。 保育者が一緒に遊ぶなかで、友達と関わって遊ぶ姿もたくさん見られるようになりました。 4月からスタートしている、PYPユニット「最初の一歩」。この探究ユニットの中で特に大切にされている「IB学習者像(Learner Profile)」(IBプログラムを通じて「こういう人になろう!」と掲げられたもの)は、 「コミュニケーションができる人」 「バランスのとれた人」 「信念をもつ人」の3つです。 「IB学習者像(Learner Profile)」の言葉を、身近に感じてもらえるようにと、赤組では、様々なゲームを行ってきました。 一つ目は、「コミュニケーション」を取り入れたゲーム。 昨日から各クラスに実習の先生が入ったので、実習の先生とも仲良くなれるようにコミュニケーションゲームで遊びました 名前を発表し合ったり、「ひっつきもっつき」の歌に合わせて、触れ合い遊びをしたり。 「仲間集めゲーム」にも挑戦しました! ルールは、「朝、バスに乗って来たお友達」、 「○○チームのお友達」など、保育者の言うお題を聞いて、 その仲間を集めてお友達と手をつないで集まるというゲームです。 同じコース、同じチームの仲間で集まる際には、「○○くんも、○○コースだよ!」とお友達を誘う姿、みんなで円をつくる際に、友達を輪に入れてあげる姿も。 友達や実習の先生と、言葉や仕草でコミュニケーションをとりながら遊ぶことで、お互いに笑顔もたくさん見られました。 また、先日は、「バランス」を取り入れたゲームにも挑戦! 「バランスをとる」ということを、体で実感できるようにと、片足バランスゲームや お手玉を体の様々な場所にのせるゲーム、 カラフルブロックの上を落ちないように進むゲームをしました。 「見て見て!バランスできたよ!」と、子どもたちからも「バランス」という言葉が! 給食の時間には、給食は、給食の先生が体の栄養のバランスを考えてつくってくださっているから、 残さず食べることも体のバランスを整えることにつながるということを伝えると、 頑張って食べようとする姿も見られました。 「信念をもつ人」の「信念」と言う言葉は、子どもたちに伝えることが難しいのですが、 頑張って最後までお片付けをして...

もっと知りたい

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先月、iCLA国際リベラルアーツ学部の留学生の方々と交流した青組(5歳児)さん。 その活動をきっかけに、世界への興味が広がっています。 友達と一緒に、出会った留学生の出身国を、世界地図や絵本を見て場所を確かめたり 国旗を描いているうちに、国旗には意味があることを発見したり 国旗について知ったことをクラスの友達に紹介したり・・・ 給食の時間には「サンキュー」「謝謝」など、留学生が聞かせてくれたそれぞれの国の挨拶の言葉で、盛り付けのお礼を伝える姿も見られます。 こんなふうに毎日のように国旗や言葉にふれているうちに、 世界にはたくさんの国や地域があることも感じ始めている様子。 世界に関する本を見て「世界のお祭りだって。楽しそう!!」とイギリスのパンケーキリレーをしてみたり、 「これやってみたい!」と、インドのカバディに挑戦したり・・・ 気になったことをみんなで試しています。 以前、日本の和菓子やお茶に興味をもったクラスでは、 「前に(多文化教育サポーターの)先生に教えてもらったフィリピンのバナナキュー食べてみたいね」と言って身近な素材で再現し、 スリランカではお茶が有名だということを知ると、世界のスイーツやお茶に興味を広げていきました。 多文化教育サポーターの先生から、 去年の青組(5歳児)さんがつくったジップニー(フィリピンの乗り合いバス)を使って、 乗り方や支払いの仕方などを教えてもらうクラスも。 これからも「なんだろう?」「知りたい」の気持ちを大切にしながら、 世界の素敵なものをたくさん発見していってほしいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「いろいろな国」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちは誰なのか ◆中心的アイディア(Central Idea): 世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・それぞれの国で有名なもの、大事にされているもの ・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由 ・それぞれの国で大事にされているものを周りの人にも伝える

アジサイ庭園へ

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生き物探究中の黄組(4歳児)さんの子どもたち。 今日は、また新しい出合いを求め、山梨学院キャンパスへ。 ブドウ棚を横目に通りながら、iCLAの庭や、アジサイ庭園へ行ってきました。 大きな女王アリやバッタ、ミミズ。ハートの形の葉っぱやふわふわ綿毛。 行き来の道では、アゲハ蝶やモンシロチョウにも「こんにちは!」 ヤマモモやアズキナシの木や実にも出合うことができ、みんな大喜び! アジサイ庭園に到着すると、きれいなカシワバアジサイがお出迎えしてくれました。 みんなの背丈より大きくて、トンネルのようにとおれる株も。 「お花フワフワしている」「ちいさいツブツブあるね~」「こっちのお花は、においしないけど、こっちのお花はいいにおい!」と、気づいたことを伝え合って、嬉しそうにしていた子どもたち。 帰りは、アルテア子どもファームへ、立ち寄って先月植えた野菜の生長具合を見てきました。 長禅寺菜守り隊の2号の青組(5歳児)さんが植えた種にも聞こえるように、「大きくなぁれ」の魔法もかけてきました。 これからも、生き物や野菜の世話をしながら、生長を楽しんでいきたいと思います。 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「身近な生き物」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか ◆中心的アイディア(Central idea):人々は、いろいろな生き物と住んでいる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)  ◆探究の流れ:・身の周りの生き物・生き物の成長・成長・生き物が好む環境