青組PYP探究ユニット「ビジュアルイメージ」

青組(年長)さんの、国際バカロレアPYP探究ユニット
「ビジュアルイメージ」が始まりました。
(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「私たちはどのように自分を表現するか」という
教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
4週間かけて探究していくなかで
「ビジュアルイメージ(視覚的に表されているもの)は
メッセージを伝える」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、
中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)

・ビジュアルイメージから感じること
・ビジュアルイメージでのメッセージの伝え方
・ビジュアルイメージによる表現
を、子どもたちとともに探究していきます。

先日、「言葉を使わないで気持ちや考えを伝える方法って
どんなものがあると思う?」と問いかけてみると
「絵に描く」「マークを使う」「手話」「表情」
などなど色々な意見がとびだしました。

そして、1学期の探究ユニット「いろいろな国」で
ダンスを探究したクラスがあったこともあり
「フィリピンのダンスは、嬉しい気持ちや楽しい気持ちを伝えるんだよ」
「ほかにはどんなダンスがあるんだろう?」
「ダンスでどんなことを伝えるんだろう?」
とダンスに興味を持ち始めた子どもたち。

フラダンスの仕草や振り付けには
1つ1つ意味があることを知ったり、
以前ニュージーランドから来ているお兄さんに教えてもらった
「ハカ(ニュージーランドの先住民マオリ族の伝統的な踊りで
ニュージーランドのラグビー代表チームが踊っているもの)」
の映像を見て、「強そう!」「負けないぞっていう気持ちが伝わってくる」と
子どもたちなりにメッセージを感じとったりしていました。
 「青組(年長)さんの『ハカ』も考えよう!」
と、「心を一つにするポーズ」「がんばるぞ!!というポーズ」
「力持ちのポーズ」などを考えたりもしています。
そんな青組(年長)さん。
2学期に入り、園庭ではリレーをしたりかけっこをしたりと
体を動かして遊ぶことが、より増えてきました。
幼稚園最後の運動会に向けて、期待も高まってきているようです。

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