「昔の遊び道具」や「昔から伝わるもの」
PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」
をすすめている赤組(3歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
おうちの皆様にご協力いただいた
「昔の遊び道具」や「昔から伝わるもの」
を見たり、触れたりして、喜んでいる子どもたち。
(保護者の皆様にはご協力いただきありがとうございます。)
保育室には、けん玉、万華鏡、紙風船、羽子板、コマ、お手玉、
竹とんぼなど様々な「昔の遊び道具」が集まりました。
自分たちで遊び道具をつくってみようと
段ボールなどで羽子板をつくって、羽根つきごっこをする子もいます。
お釜、お櫃、お膳、はかり、升、やかん、
三徳、火箸、竹炭、洗濯板、菅笠、昔のお金、
そろばん、黒電話、こけし、吊るし雛、竹笛、下駄スケートなどなど
「昔から伝わるもの」もいっぱい。
「これ、どうやって使うんだろうね」と使い方を考えてみたり
お釜を使ってご飯を炊く真似をして、
友達と一緒に遊んだりしています。
「黒電話って(受話器から)よくお話が聞こえそう!」
「(受話器が大きいから)お話もしやすそうだよ」とお友達と話す姿も。
子どもたちは、「昔の遊び道具」や「昔から伝わるもの」に
楽しくふれながら探究を深めているようです。
そんな赤組(3歳児)さんに、
今日は、保護者の方が、「お琴の演奏会」を開いてくださいました。
演奏していただいたのは、
「雪」「ようちえんの歌」「赤鬼と青鬼のタンゴ」「さくさくら」
「通りゃんせ」「うれしいひなまつり」「さくらさくら」の6曲。
知っている曲や江戸時代から親しまれている曲に
一緒に口ずさんだり聴き入ったりしていた子どもたち。
すっかりお琴の音色に魅了されていたようです。
その後、実際に、お琴を近くで見せていただいたり、
お琴の弦をはじかせていただいたりすることに。
指で弦をはじくと、やわらかな音色が響き、
とても温かな雰囲気に包まれていました。
「きれいな音だった」「ピアノと違う音だった」「弾かせてもらえて、嬉しかった!」
「(お琴の弦は)13本だよって、ママとパパに教えてあげるんだ」と
満足そうに話していた子どもたち。
貴重な体験をさせていただくことができました。