オンラインで国際交流

 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
 6週間かけて探究をすすめていくなかで
「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」ということを、実感を伴って理解してほしいと思っています。

探究ユニットが始まってから、毎日のように、日本や世界のことについて調べ友達に紹介したり、世界のお金や日本のおもちゃ(こま、お手玉)を持ってきてくれたりしている子どもたち。(保護者の皆様には、ご協力いただきありがとうございます。)

先日は、アメリカ、フィンランド、ウズベキスタンの留学生とWeb会議ツール「Zoom」を使って交流。
交流に向けて、「(お兄さんやお姉さんの国の)国旗を振ったら喜ぶんじゃないかな」
「日本のことも教えてあげたいよね」「日本語が分からないかもしれないよ。(その国の言葉を)調べる?」
といろいろなことを考え、意見を出し合って準備してきました。

そして交流当日。画面にお兄さんお姉さんの姿が映ると、とても嬉しそうに国旗を振っていました。


アメリカには、有名な湖や紅葉がきれいな場所があること、
フィンランドはとても寒く、トナカイやオオカミがいること、
ウズベキスタンでは、チャーハンのように具を入れて炒めたご飯を広場で大きな鍋を使って大量につくり、みんなで分け合って食べること、などそれぞれの国のお話にみんな興味津々。
アメリカのお姉さんはアメリカから参加してくれていることを知ると、
外国にいる方とつながり交流できていることに興奮気味でした。



さらに「有名なスポーツは何ですか?」「国旗の意味を教えてください」と子どもたちからも質問し、
アメリカでは野球が有名なこと、フィンランドの国旗の青い線は空、白は雪をあらわしていることなども教えてもらい、「フィンランドは寒いって言ってたね」「だから雪なんだね!」と納得して嬉しそうな表情も。
交流を終えた後も「他にも昔から有名なものってあるのかな?」「有名な音楽は何かな?」
「有名なパンが知りたい!」「日本では草履や下駄が有名だけど、ほかの国では有名な靴はあるのかな?」と、知りたいことがたくさん生まれた様子。
子どもたちの探究活動はさらに広がりそうです。

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