PYPユニット「いろいろな国」
国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」が始まった青組(5歳児)さん。
(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
6週間かけて探究をすすめていくなかで
「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」
ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます)
このユニットでは
・それぞれの国で有名なもの、大事にされているもの
・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由
・それぞれの国で大事にされているものを周りの人にも伝える
という探究活動を、子どもたちとともにしていきます
ベトナムの幼稚園とのオンライン交流に向けて日本を紹介する動画をつくったことをきっかけに、日本だけでなく世界の国のことにも興味を持ち始めた子どもたち。
先日の梅もぎ体験の際には、「梅は昔中国からやってきた」ということを調べてきたり、給食の際には、「カレーはインドだよね」とその日のメニューがどこの国の料理なのかを考えたり・・・
ほかにもいろいろな国のことを本で調べたり、おうちの方に聞いたりしてくると、みんなに発表してくれています。
日々の遊びのなかにも、
大きな画用紙を、日本の富士山、フランスのクロワッサン、グリーンランドの白熊など、
世界の有名なものの形に切り抜き、紙飛行機がその中を通るように飛ばす遊び
絵本を見ながら国旗を描いて、それを使ってどこの国の国旗かを当てる「国旗クイズ」
アメリカの「ホットポテトゲーム(ボール回しゲーム)」やイギリスの「ロンドンブリッジ」
など、世界の国々が登場するようになり
子どもたちの異国への興味はどんどん広がっているようです。