PYP探究ユニット「いろいろな国」
国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」が始まっている青組(5歳児)さん。(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
6週間かけて探究をすすめていくなかで
「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」
ということを、実感を伴って理解してほしいと願っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます)
このユニットでは
・それぞれの国で有名なもの、大事にされているものは?
・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由は?
・それぞれの国で大事にされているものを周りのひとにも伝える
という探究活動を、子どもたちとともにしていきます
赤組(3歳児)の時に、日本で昔から大切にされているものを探究してきた子どもたち。
「日本といえば?」「お寿司」「お餅」「富士山」「雛祭り」「兜」「忍者」…「お祭り!」と、
日本のことに触れながら、世界のいろいろな国に興味を広げ始めています。
今日は、iCLA国際リベラルアーツ学部に遊びに行くことに。
アメリカからの留学生が、お迎えにいらしてくださり
リベラルアーツ学部の中を見せてもらいながら、屋上庭園へ。
アメリカ、メキシコ、アルゼンチン、スペイン、オーストラリア、
南アフリカ、アゼルバイジャン、インド、マレーシアなど、
さまざまな国から来ている留学生と交流してきました。
それぞれの国の有名なもの(建造物や食べ物、動物など)や、大事にされているものについてに紹介していただき…
挨拶や、よく使う言葉も教えていただきました。
パレードや、カーニバルの話から、「パーティーはどんな時にするんですか?」という問いに、
どの国のお兄さん、お姉さんからも「いつも!」と返事があり、
「えー!毎日!」と、驚いていた様子。
今日は、世界のいろいろな国の様子を知ることができ、たくさんの刺激を受けたようです。
いろいろな国のことを紹介してくださったお礼にと、
子どもたちから、折り紙でつくった「手裏剣」をプレゼント。
「今度は、ぜひ幼稚園に遊びにきてください」と、お約束すると嬉しそうな子どもたち。
次に、どんな交流ができるか楽しみです。