愛宕山の探究活動を終えて

PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)
8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。

先日、愛宕山に行き、おうちの方と一緒に探究をした子どもたち。
その翌日登園してくると、「愛宕山にあったドクダミが家にもあったよ」と見せてくれたり
散策のなかで出合ったものを図鑑で調べたり、愛宕山の自然の絵を描いたり、
楽しかったことを友達と伝え合ったりする姿がみられました。


「愛宕山にはどんな色があった?」と問いかけると、
緑、茶色、黄色、黒、赤、オレンジ、灰色など、いろいろな色が・・・
その色を使って、愛宕山の「森」を、思い思いに描いていきました。

クラス活動では、みんなで見てきた愛宕山の自然や出合った生き物、発見したことなどを、
写真や動画を使って振り返り・・・

そのなかでそれぞれが心に残ったものを描き、それがどんなところにいたのか考えながら、
みんなで描いた愛宕山に貼っていきました。



幼稚園では出合えない生き物に出合ったことを振り返るなかでは、
「愛宕山(の自然)が好きだから、そこに住んでるんだと思う。
だから幼稚園にはいないんじゃない。幼稚園にいるのは幼稚園が好きなんだよ」という言葉も聞かれ、
それぞれの生き物が住んでいる場所に意味があることを
気づくきっかけとなったようでした。

先日は、あるお友達が、ビオラ、マリーゴールドなどの苗をたくさん持ってきてくれて、
今日は、その苗を一人一つ植えました。

「大きくな~れ」と声をかけたり、
「お花が咲いたら、ちょうちょさんが来てくれるかな?」と話したりしていた子どもたち。
その思いが伝わり、きれいな花を咲かせてくれるのが楽しみです。




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