どうしたらもっと楽しくなるかな!?
PYP探究ユニット「ダイナミックワールド」をすすめている青組(5歳児)さん(このユニットについてはこちらをご覧ください)。
5週間かけて探究していくなかで、「様々な方法によって、コミュニティー内の問題は解決する」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。
子どもたちは日々、「もっとみんなで楽しく遊びたい」「どうしたらもっと楽しくなるかな」と考えながら遊びを発展させています。
いろいろな国の遊びを探究したクラスでは、
各国の遊びを、世界旅行で遊びに行くイメージでつなげて迷路遊びに。
別のクラスでは、国旗クイズや各国の衣装を紹介する「顔はめパネル」・・・
2学期の探究ユニット『みんなで表現しよう』での経験から、
「ビジュアルイメージ」を取り入れた遊びも生まれています。
世界のおいしい料理や古代エジプトの文字(ヒエログリフ)などに興味が広がっているクラスも。
さらに、オペレッタ「くるみ割り人形」にちなんだ遊びも出てきて盛り上がっています。
遊んでいくうちに、「遊びのコーナーには係が必要だ」ということに気づき、係を決めて遊んでみると
「(遊びに行ったのに)係の人が誰もいなくて困った」
「○○のコーナーはもっと人(係)がいた方がいいと思う」などと、問題が発生・・・
そのたびに、みんなで話し合いを重ねてきました。
「自分が係をしているコーナーにお客さんがいない」という問題が起こると
「ようこそ~」「楽しいですよ」「○○の遊びです!こちら、すいてますよ~」
と大きな声で呼びかけたり
「看板をつくれば、何の遊びって分かるから来てくれるんじゃない?」
「せっかく、ビジュアルイメージをやったから、マークでかいたら楽しいと思う」と、
ビジュアルイメージを用いたマークを描いて看板をつくったり・・・
それぞれアイデアを出し合いながら解決しようとしています。
『「秋のダイナミックワールド」保育参加』では、
保護者の方にも、子どもたちの思いやアイデアのたくさんつまった遊びを楽しんでいただきたいと思っています。