最高の運動会

 どこからともなく「アン、ドウ、トロア、アン、ドウ、トロア…」と、パラバルーンの掛け声が…
パラバルーンごっこが始まりました。


園庭では、「リレーしよう!」「負けて悔しかったからね」と2組さん。


友達が持ってきてくれた、(おうちの方が行った)フランス旅行のお写真や
フランスの画家「ボナール」や「マティス」の画集を見てフランスの文化に触れたクラスも。


運動会が終わっても、それぞれ楽しそうに活動している姿がみられます。

「パラバルーン、楽しかったよね」「ブレイキンかっこよかったって!」「お兄さんたちもすごかったね」
「ママたちが、感動したって言ってたよ」「ママ、泣いてたよ」」「パパ、泣きそうだったって」
「おばあちゃんが泣いちゃうほど、感動したって」と子どもたち。
「それは、みんなの気持ちがしっかり伝わっていた証拠だね」「嬉しいね」と振り返りをしました。
「最高の運動会だったね」「うん!最高だった!」と満足気な子どもたち。

みんなで心を一つにがんばったことがまた自信につながり、
運動会当日、お披露目した各クラス旗のテーマ「心を合わせて やさしい気持ち(1組)」

「声を合わせて まるい心、はずむ気持ち(2組)」

「力を合わせて キラキラ楽しい気持ち(3組)」も

しっかり伝わっていたように感じられます。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。

今日は、「運動会で楽しかったことや心に残ったこと」を、
言葉以外の方法でも周りの人に伝えられるように、絵で表現しました。



「ポートフォリオ(探究するなかで学んできたことを振り返る記録)」づくりでは、
「フランス」をイメージしたパラバルーンの演技や、ルーブル美術館の彫刻を表現した写真を振り返りました。


この探究活動のなかで、身の回りの標識やマークを探したり、その意味を考えたりしてきた子どもたち。
運動会で伝えたい思いを、一人一人のビジュアルイメージにして、クラス旗にすることにも挑戦してきました。
メッセージを伝えるためには、いろいろな方法があるということを実感してくれていたら嬉しく思います。

・・・・・・・・・
上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「みんなで表現しよう」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ: 
私たちはどのように自分を表現するか
◆中心的アイディア(Central idea):
ビジュアルイメージ(視覚的に表されているもの)はメッセージを伝える
(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
 ◆探究の流れ:
・ビジュアルイメージから感じること・ビジュアルイメージでのメッセージの伝え方・ビジュアルイメージによる表現

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