バケツ稲の栽培
生き物探究をしてきた黄組(4歳児)さんの子どもたち。
先日、ご縁があって「きらめき夢ファーム」の山田さんからいただいた「虹のきらめき」という種類の苗をバケツに植える経験をしました。
ファームの土、黒土、赤玉土、鹿沼土の4種類の土を「ミックス、ミックス」と、混ぜる土づくりから開始。
さらに、水を入れてこねて土の感触を味わって・・・「きもちいい~」
水を入れてさらに練ると、「さらさらになってきた!」「ふかふかになってきたよ」土が柔らかくなりました。少し時間をおいて、土を寝かせて…米の土づくり完成!!
一人一つずつ、ご協力いただいたバケツに、丁寧に苗を植えました。
「長禅寺菜守り隊2号」として活躍している青組(年長5歳児)さんに憧れをいだいていた黄組さんは、自分たちから、「お米守り隊!」になるんだと、はりきっていました。そこで、あらためて、なんていうネーミングにしようかと、みんなで相談することに。
すると、「お米育て隊!」「お米守り隊がいい」「お米をみんなで食べ隊!」など、いろいろな名前が出てきて…微笑ましく思いました。そんな中、「お米大切にし隊♡」という意見がでると、みんなから「おぉぉ!!」と声があがりました。そして、「お米大切にし隊」に決定!!
「おおきくなぁれ、おいしくなぁれ!」と、飼育や栽培、観察を日々楽しんでいます。
今日は、みんなで赤組(3歳児)の時に、植えたジャガイモの収穫へ。
「おぉき~い!」「赤ちゃんのもあったよ」とみんな大喜び!
保育室では、友達が持ってきてくれたカイコが繭をつくる様子や、ヤモリの脱皮の様子など、じっくり「生き物探究」を楽しんできたからこその出合いがありました。
今回の探究から、自分たちの身近な場所には、いろいろな生き物がいて、共に住んでいるということを実感することができたようでした。この経験が、今後にどう活かされていくのか楽しみです。
上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「身近な生き物」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。
◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか
◆中心的アイディア(Central idea):人々は、いろいろな生き物と住んでいる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:・身の周りの生き物・生き物の成長・成長・生き物が好む環境