ナマステ~!!

「世界のことをもっと知りたい」と、いろいろな方法で調べたり、知ったことを伝え合ったりしてきた青組(5歳児)さん。子どもたちにとって嬉しい出来事がありました。




先日、インドから幼稚園の先生方が来園し、数日間、一緒に過ごしてくださったのです!
先生方の姿を見るなり、「ハロー!」「どこから来たの?」と積極的に話しかける子どもたち。

一緒に先生方の故郷バンジャビ地方のダンスを踊ったり、

インドの民族衣装サリーを着付けてもらったり。
「ナマステ」と挨拶の作法も教えてもらいました。


世界のお祭りに興味のあった子どもたちは、
世界の図鑑に載っていた“ホーリー祭り”について話を聞くことに。

“ホーリー祭り”は、カラフルな色の粉を塗りあったり、色水を掛け合ったりして新しいシーズンをお祝いするお祭りであるということ、
インドの幼稚園では、葉っぱやお花を粉に見立てて籠いっぱいに入れて撒き、ホーリー祭りごっこをしていることを知り、みんなで真似て遊びました。

また、世界のお菓子や飲み物について探究している子どもたちは、

自分たちでつくった茶道コーナーに先生方を招待したり、

インドのお菓子を一緒に粘土でつくったりしました。
日本に「昔から大事にされている食べ物」があるように、
インドにも伝統的な食べ物がたくさんあることや、
それぞれの国で、「大事にされているもの」があることに気づき始めたようです。

異なる文化を持つ方々と触れ合い、互いに親しみを深め合えたこと、
また、知りたいことを直接尋ねたり教えてもらったりしたことが新たな刺激となり、
子どもたちの探究心はさらに高まっているように感じます。






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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「いろいろな国」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:
私たちは誰なのか
◆中心的アイディア(Central Idea):
世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:
・それぞれの国で有名なもの、大事にされているもの
・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由
・それぞれの国で大事にされているものを周りの人にも伝える

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