冬のもの探し

 PYP探究ユニット「秋・冬の自然」をすすめてきた赤組(3歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
10月から12月にかけて8週間にわたる探究のなかで
「季節の移り変わりは、私たちの生活に影響する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。

「寒いけど、お外で遊ぶと、ポカポカするね!」と
毎日元気いっぱいに戸外遊びをしている子どもたち。

お砂場でお山をつくって遊んでいると「お砂冷たーい!」
「お水も冷たいけど、お砂も冷たくなるんだね」
という声が聞こえてきました。
「おうちにもサンタさん、来てくれるかな」
「冬ってサンタさんが来てくれるから、大好き!」と
クリスマスツリーの飾りつけをしながら、会話もはずんでいます。
「コタツ」や「かまくら」など
この時季ならではのものも遊びのなかに登場し
自分たちの生活に冬の訪れを感じているようです。
ライブラリーでは「冬の絵本」探し。
「この絵本、サンタさんがいるから冬の絵本だね!」
雪が描かれている絵本を見つけると「これも冬の絵本だ!」と嬉しそうです。
管理栄養士からは「冬の食べ物」の話を聞いた子どもたち。
冬は、はくさい、ほうれん草などが「旬」で一番おいしい時期であること
しょうが、とうがらしなどは、旬ではないけれど
体を温めてくれるから冬によく食べられること
などを教えてもらいました。
こちらは「大根と背比べ」。
「葉っぱから根っこの先まで入れるとこんなに大きいんだね」
と驚いていました。
給食の時間には、大根、白菜、ホウレン草、ネギ、ショウガなど
冬が旬の食材が入っていると「あった!!」と嬉しそうに見つけていて
「冬の食べ物」についても探究することができたようです。

このユニットを通じて、
「(冬になって)風が冷たくなったね」
「木がはだかんぼうになった」
「朝、パパの車がカチカチに凍っちゃったんだよ」
などと、いろいろな場面で季節の変化に気づいている様子が感じられます。
子どもたちには、こうした体験を積み重ねて、
「季節の移り変わりは、私たちの生活に影響する」ということを
感じとっていってほしいと思います。

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