避難訓練

 今日は、「幼稚園の近くを流れる川が降雨で氾濫しそうになる」、という水害を想定した避難訓練を行いました。

水害を想定した避難訓練を行うのは初めての子どもたち。
「雨がたくさん降って川の水があふれそうなので、お帰りの支度をして安全な場所に避難をします」という放送を聞くと、いつもとは違う避難の仕方に少し戸惑っていたようでした。
それでも、「慌てなくても大丈夫だよ」という保育者の言葉を聞きながら、落ち着いて行動していた子どもたち。


本来であれば、支度ができたクラスから順番にバスに乗って避難場所である大学キャンパスへ行くのですが、今日は初めてということもあり、赤組(3歳児)~青組(5歳児)は園庭、もも組(満3歳児、2歳児)は保育室で話を聞きました。


「今日はどんな訓練だったかな?」という問いかけに、
「雨がたくさん降って川があふれそうだから逃げる!!」と子どもたち。
さらに、「川があふれそうになったら、高いところに逃げるかな?低いところに逃げるかな?」と問いかけると、「高いところ!!」という答えが返ってきて、
子どもたちなりに、放送を聞いてどう避難したらよいか考えている様子がうかがえ、嬉しく思いました。
話を聞き終わった後、園庭に集まった子どもたちは、名前を呼ばれたクラスから順番に保育室へ。
自分のクラスが呼ばれるまで静かに待って移動することができました。

今日は初めての「水害を想定した避難訓練」だったので、今日の反省を子どもたちと、そして教職員間でも話し合いながら、次の訓練につなげていきたいと思います。



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