修園旅行

 今日は、青組(5歳児)さんの修園旅行。「曽根丘陵公園」で自然散策を行いました。

今年は、クラスごと時間差をつけてスタート。最初は、クラスのみんなで一緒に散策です。


葉っぱがTシャツの形に似ているユリノキ、木の幹がツルツルしているサルスベリ、
赤い実をつけるサンシュユ、色づき始めているモミジやイチョウ、梅雨の時期に実をもがせていただいたウメなどの木々を見ながら歩いていきました。

木々によって葉っぱの形や色が違うこと、
前回来たときにはたくさん実をつけていたウメの木が葉っぱも実もなくなっていることなどに気づいたり
幼稚園の木についているものと同じ「コケ」がついている木を見つけ、
それが「ウメノキゴケ」ということや、空気がきれいなところの木につくことを教えていただいたりしながら進んでいきました。

その後、「しぜんチャレンジシート」を使って、おうちの方と一緒に散策スタート。

チャレンジシートに書かれた
「きらきらするもの」「音のするもの」「匂いのするもの」「ふわふわするもの」などを、
五感を使って探したり
「木にさわってみよう」「幼稚園にある木と同じ木を 探してみよう」
という項目に挑戦したりしていきました。


「ドングリを踏むとゴツゴツ、カリカリ音がする」「コケがふわふわしてる」
「幼稚園にあるのと同じエノキの葉っぱ見つけた!」「エノキの赤い実もあるかな・・・」
「この実は赤いけど、エノキじゃないね」
「服にくっつくベタベタした実みつけた!」
などなど、いろいろな発見をしては、真剣な表情でシートにかきこんでいく子どもたち。

モグラの穴を見つけて興奮気味にのぞき込む場面もありました。

お友達との散策や、気づいたことや見つけたことをお友達同士で伝えあうことも楽しんでいたようです。


最後は、今日を迎えるにあたり事前に子どもたちがつくっていた
「世界で一つの宝箱」(缶の周りを油性ペンで装飾しました)の中に、「自分たちが素敵だと思ったもの」を詰めていきました。
そして出来上がったオリジナルの「宝箱」をお友達にも披露。
「この石は富士山みたいな形だよ」「穴がいっぱいあいた葉っぱを入れたんだ。」
などと話しながら「自然の宝物」がたくさん詰まった素敵な「宝箱」を嬉しそうに見せていました。

小雨が降ったり止んだりしていたお天気でしたが、おうちの方やお友達と一緒に目を輝かせながら散策していた子どもたち。
保護者の皆様には、ご協力いただきありがとうございました。

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