お琴の演奏会

PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」をすすめている赤組(3歳児)さん(このユニットについてはこちらをご覧ください)。
「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。

今日は、「昔」のことやものを探究している子どもたちのために
生田流 宮城会所属の窪田礼子先生と正宗さやか先生が
スカイホールで「お琴の演奏会」を開いてくださいました。


最初に演奏していただいたのは、
「雪」「豆まき」「ようちえんの歌」「赤鬼と青鬼のタンゴ」「春の海」
「うれしいひなまつり」の6曲。
鍵盤ハーモニカとの合奏もあり、子どもたちは、知っている曲や楽器の登場で
より音楽を身近に感じていた様子。
「優しい音がする」「きれいな音だね」と演奏の合間に話す場面もあり、
すっかりお琴の音色に魅了されていたようです。

その後は、お琴を近くで見せていただいたり、弦をはじかせていただいたりすることに。

お琴は300年も昔から伝わる楽器で、桐の木でできていること、
「琴柱(ことじ)」に糸をかけて、爪をはめた3本の指でその糸を弾いて音を鳴らすこと、
現在は二つの流派があることなど、たくさんのことも教えていただきました
ピンと張った弦に触れた子どもたちは、
「指でさわったら、音が鳴ったよ!」「たくさん糸(弦)があったよ」「お琴大きかった」と嬉しそう。


「指は痛くないんですか?」
「素敵な音はいつから練習すれば出るようになりますか?」
「三角(琴柱)にどうやって糸(弦)をつけるんですか?」
といった質問にも詳しくお答えいただきました。 

最後に「さくらさくら」を演奏していただき、お琴の素晴らしさを感じることができた子どもたち。
300年もの昔から、日本に伝わる楽器の音色を聴き、直接触れて、
とても貴重な体験をさせていただくことができました。

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