PYP探究ユニット「人との関わり」
PYP探究ユニット「人との関わり」をすすめている黄組(4歳児)さん(PYPについてはこちらをご覧ください)。
このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。
「幸せは人と人との関係に影響されている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末、子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
この探究ユニットでは
・人間関係が私たちに与える影響(友達にしてもらって嬉しかったこと。友達にして喜ばれたこと)
・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動(自分がなりたいと思う青組の姿)
を、子どもたちとともに探究していきます。
先週まで、PYP探究ユニット「劇あそび」をすすめていた黄組(4歳児)さん。
今日は、お友達と役を交換しながら「劇あそび」を楽しみました。
お友達のセリフや動きをよく覚えていて保育者はびっくり!!
「みんな、来年のオペレッタ楽しみだね~」と声をかけると
「青組さんみたいにできるかな?」「できるよ!もうすぐ青組さんになるんだよ」
という言葉が返ってきました。
「青組さんは、もう小学校行くんだよ」「そう1年生になるんだよ」という声もあがり、
今度は自分たちが青組(5歳児)さんになることを意識しているようです。
進級を前に、これまでたくさん遊んでもらった青組(5歳児)さんに「してもらって嬉しかったこと」を思い返してみると・・・
「手をつないでくれて嬉しかった」「鉄棒を教えてもらったこと!」
「サッカーを一緒にしてくれた」「困っている時、“大丈夫?”って言ってくれたこと」
「泣いていた時、頭なでなでしてくれた。背中もすりすりしてくれて嬉しかった」
など、 たくさんの「してもらって嬉しかったこと」が出てきました。