コミュニケーション・バランスゲーム

幼稚園のいろいろな場所へ出かけていったり、新しい遊びに興味をもって関わったりして楽しそうに遊んでいる赤組(3歳児・満3歳児)さん。





6月の中旬から、「今日楽しかったところに、マグネットを貼ってみよう」という取り組みも始めました。

幼稚園の様々な場所の写真が貼り出されているボードを見ながら、
楽しかった場所や大好きな場所の写真の上に、自分のマークの付いたマグネットを貼っていきます。
「お砂場!」「プールが楽しかった!」
「○○くんと、滑り台して遊んで楽しかった!」「あっ、私も同じ滑り台!」
などと話しながら磁石を貼る姿は、とても楽しそう!
子どもたちが、いろいろな場所へ出かけ、楽しく過ごせている様子が伝わってきます。

また、「IB学習者像(Learner Profile)」の言葉を、身近に感じてもらえるようにと、
クラスで、様々なゲームも行ってきました。

この探究ユニットの中で特に大切にされている「IB学習者像(Learner Profile)」(IBプログラムを通じて「こういう人になろう!」と掲げられたもの)は、
「コミュニケーションができる人」
「バランスのとれた人」
「心を開く人」の3つ。

「コミュニケーション」を取り入れたゲームでは、
4月の参観日の日におうちの人と行った手遊びやインタビューごっこを、
子どもたちだけで行いました。
ふれあい遊びで手を取り合ったり、自分たちで名前や好きな食べ物を聞きあったり・・・

「仲間集めゲーム」にも挑戦!
ルールは、「朝、バスに乗って来たお友達」、「○○チームのお友達」など、保育者の言うお題を聞いて、
その仲間を集めてお友達と手をつないで集まるというゲームです。
「○○くんも、○○コースだよ。こっちこっち!!」とお友達を誘ったり、
「いーれーて」と自分から話しかけたりと、言葉や仕草でコミュニケーション!
最後に、「赤の○くみさん!」とお題を出すと、大きな1つの円が完成!

友達と顔を見合わせ、嬉しそうでした!!

「バランス」を取り入れたゲームも!
「バランスをとる」ということを、体で実感できるようにと、
片足バランスゲームやお手玉を体の様々な場所にのせて運ぶゲームにも挑戦!

「見て見て!バランス上手でしょ!」と、子どもたちからも「バランス」という言葉が。
給食の時間には、給食は、給食の先生が体の栄養のバランスを考えてつくってくださっているから、
残さず食べることも体のバランスを整えることにつながるということを伝えると、
頑張って食べようとする姿も見られました。

これからも、「コミュニケーション」や「バランス」という言葉に親しめるよう、生活の中に取り入れていったり、いろいろな遊びや活動の中で、友達と一緒に過ごすことの楽しさを味わえるような保育を工夫したりしていきたいと思います。

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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「最初の一歩」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:私たちは誰なのか
◆中心的アイディア(Central idea):新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
 ◆探究の流れ:・幼稚園ってどんなところだろう・幼稚園の安心できる場所・幼稚園でする好きなこと

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