PYP探究ユニット「人との関わり」

PYP探究ユニット「人との関わり」をすすめている黄組(年中)さん。
(PYPについてはこちらをご覧ください)
 このユニットは「私たちは誰なのか」という
教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。
「私たちの幸せは人と人との関係に影響されている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、
中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)

この探究ユニットでは
①人間関係が私たちに与える影響
(友達にしてもらって嬉しかったこと。友達にして喜ばれたこと)
②よりよい人間関係をつくるための私たちの行動
(自分がなりたいと思う青組の姿)
を、子どもたちとともに探究していきます。

今日は、幼稚園にいる人や色々な場所の拡大写真をテレビに映し出し
「これは誰でしょう?ここはどこでしょう?」ゲームをしてみました。
画面に出てくる写真を見て
「これは誰だろう?」「○○先生かな」「ここはトイレだ」
と夢中になって考えたり答えたりしていた子どもたち。
映し出された人やものに伝えたい気持ちも考えてみると
「これはバスだ!」
「いつも色々なところへ連れて行ってくれてありがとうって伝えたいな」
「これは青組(年長)さんだ!」
「サッカーや泥団子のつくり方を教えてもらって嬉しかったな」
「マネケンピスには、いつも見守ってくれてありがとうって伝えたい」
とたくさんの「気持ち」がでてきました。
そして、自分たちが色々な人や場所と関わりながら生きていること、
その関わりのなかで色々な感情が生まれていることにも気づき始めたようでした。
そんな黄組(年中)の子どもたちは
「今までお世話になった青組(年長)さんに
感謝の気持ちを伝える会をプレゼントしよう」
と「青組を送る会」の企画もしています。
どんな会にするかアイディアを出し合ったり、プレゼントをつくったり・・・
とてもはりきっています。



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