赤組PYPユニット「運動会」

 国際バカロレアPYP探究ユニット「運動会」が始まった赤組(年少)さん。
(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「私たちはどのように自分を表現するか」という
教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
5週間かけて探究していくなかで
「私たちはさまざまな方法を使って自分を表現し、人に伝えている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、
中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)


この活動では
・いろいろな表現方法
・より人に伝わる表現の仕方
を、子どもたちとともに探究していきます。

さっそくダンスに挑戦し始めている赤組(3歳児)さん。
活動のなかでは「楽しかった!」「もう1回(ダンスしたい)!!」と
リクエストがくることもあります。
そこで、どんな風にダンスをしたら、
「楽しい気持ち」が見ている人たちに伝わるか、
みんなで考えてみました。

「言葉を使わなくても、お顔(の表情)を見るだけで分かるよ」
「楽しいお顔はこんな顔!!」と子どもたち。
さらに、しゃがむ、ジャンプする、声を出す、側屈(上半身を横に倒す動き)など
色々な動きを取り入れて体を動かしています。
1学期に本短期大学保育科の川上琴美先生に教えていただいた
「お友達とぶつからないように歩いて、自分の場所を決める」
ということ(空間形成)も、上手にできるようになってきました。

元気いっぱいにかけっこをしたり、
昨年の運動会のビデオを見てイメージを膨らませたりもしながら
「いつ運動会!?」と楽しみにしている様子。
来月の運動会では、子どもたちが
体を思いきり動かして、のびのびと表現できるように
日々取り組んでいきたいと思っています。

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