日本の昔話にたくさんふれて

 PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」
をすすめている赤組(3歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)。
6週間かけて探究していくなかで
「日本には、昔から伝わる大事なものがある」
ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。

これまで、「昔の遊び道具」や「昔から伝わるもの」に加え
たくさんの日本の昔話にもふれてきました。

「このお話には、お釜がでてきたね」
「昔の人は、かまどで火をおこして、ご飯を炊いていたんだね」
「着物を着てるね」「どうして、藁の靴はいているんだろう…
今みたいな布がないからじゃない?」など
昔と今ではどんなところが違うのかを考えたり
いろいろなお話の登場人物になりきって
「音楽リズム」を楽しんだりしてきた子どもたち。
今日は、明後日の参観日で行う「さるかに合戦」の劇あそびを
園長先生や副園長先生に披露し、
演じる楽しさやお客様にみてもらう喜びを味わうことができた様子。
「さるかに合戦」をイメージして保育室を飾りつけたり、
役ごとのお面をつくったりして
「早く、ママにもみてもらいたい」「何の役をしようかな~」と
参観日当日、おうちの方にみていただくのを
とても楽しみにしているようです。
こうして、この探究ユニットを通じて
昔の道具や昔話、伝統行事、伝承遊びなど様々な「昔から伝わるもの」親しんできた子どもたち。
「昔から伝わるもの」のなかには、今も大事にされているものや、
これからも大切にしていきたいものがあることも
感じてくれていたらうれしく思います。

*文中の本法人教職員への敬語表現は、園児と同じ立場にたち使わせていただきました。


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