自分たちの住みたい町
PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめてきた青組(5歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
6週間かけて探究していくなかで
「それぞれが役割をもって生きている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。
先日の卒園発表会ではそれぞれの「将来の夢」を立派に発表してくれた子どもたち。
発表を終えて、
「将来の自分はどんな仕事をしてどんな町に住んでいるかな?」
「みんなが助け合って暮らす町ってどんな町かな?」と
イメージしながら住みたい町の地図をつくることにしました。
「病院の近くに薬屋さんがあると、薬をすぐにもらえていいね」
「ケーキ屋さんで使う卵や牛乳は、牧場からくるのかな」
と想像を膨らませて・・・
「(タオル屋さんの)タオルはスポーツ選手も使うね」
と体育館や運動場を描いたり
「体育館でバトミントンできるよ!」
「サッカー場で僕がサッカーの試合をするよ!」
「ぼくたちの夢、つながってるね!」
と友達の将来の夢が、自分のなりたい仕事とつながっていることに
気づいて喜ぶ姿もみられました。
「どうして仕事をするのか」ということも
みんなで考えてみました。
「お給料をもらうため」
「お金がないと、食べ物を買えなくて元気がなくなっちゃうからね」
「家族が幸せになるためだと思う」
「周りの人が幸せでいるため」
「楽しく過ごすためかな」
と子どもたちなりの考えを発表してくれました。
今回のユニットを通して、
世の中にはたくさんの仕事がありそれぞれ役割があること、
それらの仕事と自分たちの生活はつながっていること
仕事と仕事も互いにつながりあっていること
などを実感的に捉えてくれていたら、嬉しく思います。