将来の夢

  PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。

これまで、おうちの方のお仕事について調べたり
「マーケットゲーム」や「お仕事探し」を経験したりするなかで、
世の中にはどんな仕事があるのかを知り、
「自分が大きくなったらどんな仕事をしたいのか」「どうしてその仕事をしたいのか」
「その仕事に就いてどんなことをしたいのか」「どんな風にみんなの役に立ちたいのか」
と「将来の夢」を考えてきた子どもたち。
警察官、パティシエール、サッカー選手・・・色々な夢を思い描いているようです。

そして、卒園発表会ではそれぞれの「将来の夢」を披露しようと
絵を描いたり発表する言葉を考えたりしています。


それぞれの思いがつまった文章ができあがると
それを友達同士で発表し合ったり、いろいろな保育者に聞いてもらったり・・・
聞いてもらった後に、友達や保育者から「○○君、上手!」「素敵な夢だね!頑張って」
「○○ちゃんのケーキ屋さんに行きたいな」などと声をかけられると、とても嬉しそうです。

「聞いてくれる人に伝わるように言いたい」と、会場に来てくださる方のことを想像したり、
「速く言うと初めて聞いた人がわからないかも」
「楽しそうに言った方が、聞いている人も楽しいかな」
「体(ポーズ)もつけたらいいかな」など、伝えたいことが伝わるようにと
声の大きさ、話すスピード、表情、体の使い方など、表現方法を工夫したりもしています。


このような日々の積み重ねのなかで自信をつけ、来週の本番では自分の夢を堂々と発表してほしいと思います。
子どもたちもはりきっていますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。

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