お散歩にお出かけ!
PYP探究ユニット「最初の一歩」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)
10週間かけて探究していくなかで「新しい環境の中でも、安心できる場所、好きなことを見つけることができる」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んでいます。
これまで、幼稚園探検や園庭での遊具の遊び方の確認などをしてきて、活動範囲がすっかり広がっている子どもたち。
今日は、園の周りをぐるっと歩くお散歩に出かけました。
子どもたちにとっては、クラスのお友達と一緒に行く初めてのお散歩。
園庭で遊んでいたお友達や、こいのぼりに「行ってきまーす!」手を振って、元気よく出発です。
マロニエガーデンでは、マロニエのピンクの花や葉っぱを見て、
「ピンクかわいいね」「葉っぱ大きいね!ギザギザしてる」と口々に話し、
ツツジの花を見つけると、顔を近づけて「いい匂い」と嬉しそう。
クッキングハウスの前では、壁面をみて「赤いおうちが描いてある!」「モクモク煙かな?」と楽しそう。
中から、給食をつくってくれていた先生が出てきてくれたので
「今日のお給食は何ですか?」と聞いてみました。
「野沢菜ごはんと、デザートはバナナだよ」と教えてもらうと、
「バナナ大好き!」「おなかがすいてきたね」「お給食楽しみだね」と、笑顔で会話を弾ませていました。
園舎の裏の道では、ブドウ畑に小さなブドウの赤ちゃんを発見!
ほかにも、カラスノエンドウやツツジ、カマキリの卵、ダンゴムシ、アリなどたくさんの出合いもありました。
1周歩いて戻ってくると「あれ?また幼稚園に着いちゃった!!」「幼稚園ヤッホー!」
「楽しかったよー!」「ただいまー!」と、自然とご挨拶。
すると、2階から園長先生も「ヤッホー!おかえり!」と手を振ってくれました。
「お散歩って楽しいね!」「お外気持ち良かったね」と子どもたち。
園の外に出ても楽しいことがたくさんあることに気づいたようでした。