留学生たちとの交流

 国際バカロレアPYP探究ユニット「いろいろな国」をすすめている青組(5歳児)さん。

(このユニットについてはこちらをご覧ください)   

6週間かけて探究をすすめていくなかで、

「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」

ということを、実感を伴って理解してほしいと思って取り組んでいます。

 

世界の国のいろいろなことについて調べ友達に紹介したり、

海外旅行に行ったときの写真、その国にちなんだ置物、伝統衣装などを持ってきてくれたり

している子どもたち(保護者の皆様には、ご協力いただきありがとうございます。)

先日は、iCLA国際リベラルアーツ学部の屋上庭園に行ってきました。

アメリカ、ペルー、マラウイ、ソマリランド、タイ、台湾など、

いろいろな国や地域から来ている留学生と交流。

それぞれの国で有名なものや大事にされているものについて教えてもらいました。


子どもたちは、「見たことがない食べ物、服、建物が知れて嬉しかった」

「世界の知らない国があったけど、国旗や有名なものを教えてもらってよかった」

と、刺激をたくさん受けた様子。

幼稚園に戻ってから、交流した留学生の国の国旗を描いたり、

世界地図からその国の場所を探したりする姿も見られました。


そして今日は、ベトナムと中国の留学生が来園。

子どもたちは今日に向けて、お兄さんやお姉さんに喜んでもらえるように、と国旗をつくり

「どこに飾ったらいいかな」と一生懸命考えて飾っていました。

ほかにも「ベトナムの挨拶を調べよう!」「中国語を言ったら喜ぶんじゃない?」など、

交流をとても楽しみにしているようでした。


お兄さんお姉さんが来ると、「シンチャオ!」「ニィハオ!」と、

ベトナムと中国の言葉でお迎えし、みんなでオープンスペースへ。


「ベトナムには日本と同じように4つの季節があるけれど、冬以外は全部暑いこと」

「中国にある万里の長城は、昔、周りの国が中国に攻めてこないようにつくられたこと」

などを教えていただき、興味深そうに聞いていた子どもたち。


「ベトナムで昔からある遊びはなんですか」

「中国にはどんな服がありますか」

といった質問にも答えてもらい、

ベトナムにもかくれんぼがあることや、中国の陳の時代の衣装を写真で見せてもらったりもしました。


子どもたちは、明後日も留学生と交流する予定です。

たくさんの国の方と交流できる喜びを感じながら、

世界の国々への興味を広げていってほしいと思います。

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