身近な素材にマークを発見

 PYP探究ユニット「素材の活用」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)
 7週間かけて探究していくなかで
「素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。

身近な素材を使って遊んでいるうちに、「マークが書いてある!!」「見て!」と、
いろいろな素材にマークがついていることに気づいた子どもたち。
「プラ」「ペット」と書いてあるマークのことを調べたり、


おうちから探してきたマークを紹介したり、


「幼稚園にはなかった新しいマークがあった!」と、
アルミやスチールのマークがついている缶を見せてくれたりしています。

「ティッシュにも、プラマークあった!」「ダンボールマーク、見つけた」と、マーク探しにも夢中で
給食を食べ終わった後には、食器の底に「ちきゅうにやさしい」マークを見つけていました。


この「ちきゅうにやさしい」マークは、食品トレイやうちわや、
自分たちが普段使っているのりにも発見。    
「地球に優しくできてる!」「プラスティックのリサイクルでできているんだね!」と、
マークを見つけて、リサイクルを身近に感じられているようです。


他にも、フランスで暮らしたことのある子が、
「プラスティックバッグゴミ捨て用」マークが書いてあるビニールバックを回収するバッグを見せてくれたり、

ドイツで暮らしたことのある子が、
「ドイツの物にも、リサイクルマークが書いてある」と教えてくれたり…

「イギリスの紙袋にも『PLEASE RECYCLE』って書いてあった!」と、持ってきてくれる子もいました。

「フランスやドイツやイギリスでも、リサイクルってやっているんだ」「一緒!」と嬉しそうな子どもたち。
SDGzでうたっている「持続可能な世界」をつくるために、
世界中の人たちが同じ目標をもって「エコ」に取り組んでいることも知りました。

ゴミの分別マークやリサイクルマークの存在に気づいたことで、
「マークを見れば、しっかり分けられる!」という声もあがり
保育室で出たごみを「もう一回使えるもの」に分けて分別したい、という意見も。
「ちきゅうにやさしい」気持ちが、より一層強くなってきている様子の子どもたちです。

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