クッキングハウスとビデオ通話

 PYP探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん(このユニットについてはこちらをご覧ください)。
6週間かけて探究していくなかで「それぞれが役割をもって生きている」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。

今日は、普段なかなか入ることのできないクッキングハウスの中を、ビデオ通話で探検しました。


野菜のおひたしを混ぜてクラスごと計量して分ける様子や、
じゃがもち汁にじゃがいももちを入れてスパテラで混ぜる姿を見せてもらったり

料理をつくる人や出来上がった料理を分ける人など役割によって身に着けるエプロンの色が違うこと、
給食がみんなのところにきちんと届くように確認する仕事や
出来上がった給食をトラックで小学校に運ぶ仕事などがあることを知りました。

じゃがもち汁づくりでほうれん草を最後に入れるところを見ると
「どうして最後に入れるんですか?」という質問があがり、
「ほうれん草は火を通しすぎると色が変わってしまうけれど
みんなにはきれいな色のまま食べてほしいと思っているから」と教えてもらうと
「食べる人のことを考えてくれている」ということに感動していた様子。
他にも、給食はだいたい3時間で800人分つくることや、
クッキングハウスで働いている人は9人いて、管理栄養士、栄養教諭、調理員など
いろいろな役割の人が協力して給食をつくっていることなども教えてもらった子どもたち。
初めて見聞きするクッキングハウスの中は、とても新鮮だったようです。

給食の時間にワゴンが到着すると「やったぁ」と拍手が起こりのぞき込む姿も。

「がんばってつくってくれたからいっぱい食べよう!」
「(食缶を)空っぽにしたら喜んでくれるかな」と
いつにも増してたくさん食べていて、食缶が空になったクラスもありました。


管理栄養士が保育室にくると、「どうして白い服を着ているんですか?」
「クッキングハウスはどうしてあんなに広いんですか?」「広くて迷子にならないですか?」
とたくさん質問をしていて、興味が尽きない様子だった子どもたちです。





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