雨の日のお散歩
PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめている黄組(4歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)
8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
朝登園すると、飼育していたサナギが羽化してアゲハチョウになっていて驚いていた子どもたち。
「チョウチョになったからお花を入れてあげなきゃ!」とお花を持ってきてあげる子もいて、
生き物の成長に合わせて環境を変化させようとする姿がみられました。
そして、今日は雨が降ったり止んだりしていたので
「雨のときの身近な生き物の様子を探究しよう!」と
レインコートを着て大学のアジサイ庭園へお散歩。
途中のブドウ畑では、以前より大きくなったブドウの実に気づき、
その実が白い傘をかぶっている様子に、「レインコートみたい」「雨に濡れないようにしてるのかな・・・」と子どもたち。
雨に濡れた葉を見つけると優しく触ってみて、
水たまりに雨粒が落ちてできる波紋には「水玉もようだ!」「花火みたい!」と嬉しそうに話しながらすすんでいきました。
アジサイ庭園に着くと、ピンク、紫、白・・・と色とりどりのアジサイが!
先月来た時よりも花がたくさん咲いていることに気づいたり、
鼻を近づけ「キュウリみたいな匂いがする」と香りを感じたりしていました。
地面には、ダンゴムシやワラジムシやアリなどいろいろな生き物が・・・
「(ワラジムシは)さわっても丸まらない!」「雨でもアリは歩いてるんだね」と興味津々でした。
木の幹や岩に、濡れている部分と乾いている部分があることを見つけた子どもたちは
上を見上げて「木が(雨から)守ってくれてるんだね!」と気づいた様子。
ほかにも、クモの巣にキラキラ光る雨粒、岩についているコケ、唐辛子みたいな形の実など、
たくさんの発見をしていました。