未来の地球を守るために自分たちにできること
PYP探究ユニット「素材の活用」をすすめてきた黄組(4歳児)さん(このユニットについてはこちらをご覧ください)。
7週間かけて探究していくなかで「素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思い取り組んできました。
これまで、身近な素材の良いところを見つけて「素材の特性」について考えたり、
身の回りに「マーク」を探したりしながら
素材を使って遊びを繰り広げてきた子どもたち。
先月「SDGs」についてのお話をきいてからは
SDGsに関する絵本を繰り返し読んで理解を深めたり、
「エコラベル・サスティナブルラベル」を
おうちで探してきたり、実際に持ってきて紹介したりしています。
「自分たちにできる“地球に優しいこと”って何だろう?」と考えていくと、
「ものを大事に使う」「ご飯を残さず食べて地球に優しくしてる」
「お水を出しっぱなしにしない!歯磨きするときにも、一回止めてるよ」
「ゴミを捨てる前にマークを探してる!」「ゴミを増やさないように、(素材を)工作に使ってる」など、
いろいろな声が。
日々の生活のなかで自分たちにできそうなことに気づき、
意識して行動する姿につながっている様子を嬉しく思いました。
子どもたちにとってこの探究活動は、楽しみながら素材の特性や活かし方に気づくとともに
「地球上にある限られた資源」について意識するきっかけにもなったようです。
さらに、「生き物たちが住む街をつくって、生き物と人間が仲良く過ごせるようにしてみたいな」
「どうしたら木を切らないようにできるかを、みんなで協力して考えたい!」という声も聞かれ・・・
未来の地球を守るためにと、子どもたちが考えたことや、子どもたちの気持ちを
これからも大切にしながら過ごしていきたいと思います。