「問題解決の方法」

PYP探究ユニット「ダイナミックワールド」をすすめてきた青組(5歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)
遊びの中で「さまざまな方法によって、コミュニティー内の問題は解決する」
ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。
先日、「仲良くするってどういうことかな?」と
みんなで考えてみました。
すると、「泣いていたら助けてあげること」
「相手のことを知りたいと思ったり、教えてあげたりすること」
「けんかするほど仲がいいっていうから、けんかをすること」
「大好きって思うこと」
など、いくつも意見がでてきました。 また、これまで、遊びをつくり出しすすめるなかで
問題が起きるたびに、どうしたら解決できるか
クラスみんなで話し合ってきたので
どんなことがあったかを振り返り
「みんなが楽しく、仲良く遊ぶために大切なこと」を
それぞれ考えて絵で表現することに。
「(お店の)係の人が、何の係をしているか分かるようにマークをつけた」
「赤組(3歳児)さんも分かるように、字だけじゃなくて絵も描いた」
「別のコーナーの係が大変そうだったときに手伝った」
「ゲームに挑戦した人にごほうびを渡すとき、
喜んでもらえるように両手で丁寧に渡した」
「お客さんが楽しく遊べるようにどうしたら良いかみんなで考えた」
などなど、自分なりに考えて実践したことを
時には会話を弾ませながら描いていた子どもたち。
描き終わった絵を発表し合ったりもしています。
子どもたちは、この探究ユニットを通じて、
問題を解決するにはいろいろな方法があることを
実感を伴って学べたようです。
これからも、日々の生活のなかで何か問題が起きたときには
その都度、子どもたちが問題に向き合って解決していけるよう、
寄り添っていきたいと思います。

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