「愛宕山へ行きました」

 PYP探究ユニット「身近な生き物」をすすめてきた黄組(4歳児)さん。

(このユニットについてはこちらをご覧ください)

 8週間かけて探究していくなかで「人々は、いろいろな生き物と住んでいる」ということを、

実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。


先日、親子遠足で愛宕山へ行く予定でしたが雨のため行けなかった子どもたち。

代わりの活動となった親子レクリエーションも、「楽しかった!!」と笑顔で話していましたが

「やっぱり愛宕山に行って、幼稚園の周りでは見ることができない生き物に出合ってみたい!」

という強い希望もあり、今日は幼稚園バスに乗って、「山梨県立愛宕山子どもの国」へ行ってきました。


「愛宕山、いっぱい虫がいるかな?」「大きな木があるんだよね」と、

子どもたちは移動中のバスの中からワクワクしていた様子。

到着したら、自分でつくった「森の宝物」を入れるポシェットをかけて、水筒をかけて

帽子もかぶって、はりきって出発しました!

遊歩道をゆっくり歩きながら、さっそく生き物探し。

「虫は葉っぱの裏をよく見ると見つかるよね」「土がちょっとモコモコしている所にはミミズがいるかも」

「ダンゴムシは、日陰の湿ったところ!」「石を動かしてみたらいいよね」と、今まで学んだ知識をフル活用。

きれいな色のトカゲ、幼稚園では見かけない大きなアリや真っ黒なカミキリムシなどを見つけたり

顔が隠れるほど大きな葉っぱ、ドングリの帽子などを拾って大事そうにポシェットに入れたりしていました。



「クモの巣発見!」「見て!大きなカミキリムシ見つけた!」「大きいキノコがあったよ!」

「やっぱり愛宕山って生き物がたくさんいるね」と発見したことを報告し合ったり、

「幼稚園より木が大きい!」「大きな木の下は涼しいね」と、気づいたことを伝え合ったりする姿も

みられました。



今回の探究活動では、幼稚園だけでなく、アルテア子どもファーム、大学キャンパス、

山梨県立愛宕山こどもの国といろいろな場所で、たくさんの生き物に出合えた子どもたち。

そのなかで、生き物の視点に立ってみたり、生き物たちがどんな場所にいたのか、

その場所の特徴を考えたりすることで、身近にいる生き物への理解を深めていてくれていたら、嬉しく思います。


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