赤組PYP「秋・冬の自然」

 国際バカロレアPYP探究ユニット「秋・冬の自然」が始まった赤組(3歳児)さん。(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「世界はどのような仕組みになっているのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
8週間かけて探究していくなかで「季節の移り変わりは、人々の生活に影響する」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)

このユニットでは
・今の季節
・季節の移り変わり
・季節の移り変わりと人々の生活
を、子どもたちとともに探究していきます。

子どもたちが園庭で遊んでいると、秋風が吹いてきて落ち葉がひらひら・・・
エノキの実も落ちてきて、「お空から、葉っぱが落ちてきた!」「赤い実もあった!」と夢中になって落ち葉や木の実を集めていました。


イチョウの木の下では、緑の葉っぱと、黄色の葉っぱがあることを発見し。
「(葉っぱは)黄色になったら落ちてくるんだよ」「イチョウの葉っぱだよ」と子どもたち。

ドングリを持ってきてくれる子もいて、「秋」の訪れを感じている様子です。

「運動会の練習の後、ドングリを見つけてひろったよね」「もっといっぱい落ちているかな」と、
今日は大学キャンパスへ「秋探し」に出掛けました。

センダングサ、エノコログサ、マロニエの葉や実、ドングリなどいろいろな葉っぱや木の実を見つけ・・・


「葉っぱつきのドングリだ」「これは帽子がついてるよ」
「茶色いドングリと、緑のドングリがあるね!」「どうしてだろう?」「秋だから!」などと
お友達と見せ合ったり会話を弾ませたりもしながら、たくさんの「秋」を袋に詰めていました。

「秋」がたくさん詰まった袋を振って、「シャカシャカ、音がする!“マラカス”みたい!」と遊びのイメージもさっそく膨らませていた様子。
「ママに秋を届けたい!」という可愛らしい声も聞こえてきてました。

今日拾った葉っぱや木の実は、おうちの方へのお土産として持ち帰ったり、
子どもたちと相談しながら、幼稚園での遊びに取り入れたりしていきたいと思います。


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